施工事例

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バレエスタジオ施工

 施工概要 

地域   東京都品川区

工期   12日間

費用   2,190,000円

施工内容  

・事務所ビル2階をダンススタジオに改装
・階下への防音工事

(鏡は別途お施主さま工事)
 

 

 
 
   お客様との出会い・ご依頼内容              
 
「本当は自宅のリフォームをお願いしたかったんですが、家内がバレエスタジオをオープンすることになりまして・・・」

とご主人から電話をいただきました。
どうやら、最初に見積を取った業者があまりに高くて困っていた奥様に、ご主人が助け舟を出してくれたようです。
「エーゼン大塚建設にちょっと相談してみるよ」
 
こちらのお客様とは、
今年の春川崎で台所の床をリフォームさせていただいたお客様からの紹介でご縁が出来ました。

最初のご相談の時は、まだこちらの物件は契約前でした。
「立地がとても気に入っているので、予算内で改装出来るのであれば賃貸契約を結びたい」
そうした事情で、急いでまとめなければならない概算見積もりだったのですが、
すでに、間取りや床に使う舞台用の特殊なシートが決まっていた事で
精度の高い概算見積もりを提出出来ました。

「この位の費用で出来るなら、この物件に決めます」
 
そうして改装工事も契約していただいたのですが
解決しなければならない大きな問題がありました・・・

 施工前                                 
 
 

CIMG4293.JPGのサムネイル画像CIMG4292.JPGのサムネイル画像

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふた駅からアクセスできる立地は、バレエスタジオには魅力的な立地。
現在、事務所仕様の所をスタジオに変えることはビルオーナーも承知してくれています。

問題は防音でした。

上階は住居、階下は飲食とエステサロンです。

・バレエスタジオはどのくらい音が出るのか?
・このビルはどのくらい音を遮蔽する能力があるのか?
・そしてどういう内装にすれば近所からクレームのないスタジオに出来るのか?

その問題を解決するために専門家に調査してもらいました。
 
現地調査と構造図面の両方から検討すると
「1号線に面しているこのビルでは、もともとの暗騒音が大きいので、
レッスンの音楽は大した影響はないでしょう。
むしろダンスの振動対策が必要です」
そういう指摘を受けました。
 
確かにこのビルの図面を見るとRC造ですが小梁が無い作りになっています。
試しに上の階で飛び跳ねると
「ズーン、ズーン」と天井裏で鈍い音が響きます。

「うーん、これは厄介だ・・・」
 
 
 施工中                                 
 
 
CIMG4294.JPGIMG_3847.jpgIMG_3851.jpgIMG_3860.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
騒音・振動対策以外にもうひとつお施主様が気にしていたことがあります。
 
天井高さの確保です。
 
既存の天井を取り払って確認していただくと
「この位高さがあると踊っていてストレスがないわ」

ただ、コンクリートの梁だけはどうにもならないので
「床の嵩上げは出来るだけ低くしてほしいわ。出来たら10センチ以内で・・・」
 
ところが防音の専門家が出してきた案は、鉄骨の梁を置いて完全に浮かした床を作るというもので、30センチも床が上がってしまいます。それ以外では責任ある防音・防振が出来ないそうです。
 
 
CIMG4297.JPG
IMG_3875.jpgバレエスタジオ施工防振床
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
確かに、普通の防音2重床では45センチおきにある支柱が、スラブ(コンクリートの床)に点で振動を伝えてしまいます。
 
そこで鉄骨梁の代わりにC型鋼を流すことにしました。
点で支える置床の支柱を、線で支えてスラブに伝わる振動を分散させる狙いです。
 
実際にどのくらい効果が出るのか検証の方法がありませんから
職人たちは祈るような気持ちで工事を進めます。
 
 
IMG_3915.jpgTMフロアリノリウム
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バレエ問合せ.jpg
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輸入壁紙はり

 施工概要 

地域   東京都江東区

工期   1日間

費用   31,000円(材料費)

施工内容  

永代ショールームに輸入壁紙貼り

 

 

 

 

   お客様と出会い・ご依頼内容              
 
今回は私ども永代ショールームの内装工事です。
輸入壁紙との出会いはスタッフの昌子さんの一言から始まりました。

「このサンプル取り寄せてもいいですか?」

届いたサンプルは、ダメージ加工された板壁柄の壁紙でした。
日本にはない大胆な柄でとても素敵なのですが、どうしても気になることがあります。

・DIYでもクロスの上から簡単に貼れます
・剥がす時もクロスを傷つけません
 
IMG_3526.JPG
そんな都合のいい商品があるのでしょうか?
柄が合わなかったり、ジョイントに隙間が出来たりするのではないか?
そこで、昌子さんと一緒に体験教室に参加し自分の手で確かめに行きました。
 
 

「やっぱり輸入の壁紙って、国産に比べたらクオリティがいまいちだよね」
そう実感するつもりだったのが、あっさり裏切られました。

貼りやすいし
ガラはぴったり合うし
ベリッとはがしてもクロスが傷つきません
そして何より色柄が素敵!
 
「是非うちでも取り扱いたい!」


それから3ヶ月、テシードさんと出会い輸入壁紙を扱えるようになりました。
 
 
 
 施工前                                 
 

P8070618.JPG

珪藻土壁のサンプルや専門書を並べて置いた壁は、ごく普通のビニールクロスでした。
ショールームなので、いずれはいから小町を塗るか、エコカラットを貼りたいなと思っていました。

窓側の壁だけはアトピッコハウスさんのパーフェクトウォールで仕上げてあります。
 

 
 
 
 
 施工中                                 
 

P8070623.JPGP8070619.JPGP8070627.JPG

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は大きな鳥の絵の壁紙です。貼った時に鳥の体が切れてしまわないように割り付けをして1枚目と2枚目のジョイントに垂直な線を引いておきます(ここでは黄色いマスキングテープを貼りました)

後から剥がせる糊、スーパーフレスコイージーを壁の方に塗ります。
たっぷり塗ります。
 
1枚目を貼るときは壁の上部にきれいな柄が来るように調整します。
間違っても、鳥が切れないように・・・
 
 
P8070628.JPGIMG_3973.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2枚目以降は柄を合わせて貼っていくだけです。
柄を合わせているうちに、糊が乾いてしまいますので何度か糊を塗り足します。
最後に壁際を切って完了。
 
 
 施工後                                 
 
想像以上の素敵な壁が出来ました。お店の中を覗いていく人も増えました。
ため息をつきながら壁を眺めて
「自宅に色違いの壁紙を貼ります」
とおっしゃるお客様もおいでです。
 
 
P8080635.JPGP8070634.JPGP8080639.JPGP8080646.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回輸入壁紙を貼って、その癖も解りました。
 
貼り合わせの時に、若干柄が合わなかったり、翌日ジョイントが少し開いたりたのです。

国産クロスではもちろんNGで、場合によっては貼り直しです。
でも大胆な柄が魅力の輸入壁紙ではそうしたことが全然気になりません。
ジョイントの開きが気にならないなんて、建築の仕事を25年やっていて初めてのことです。
ショールームにお越しのお客様に見ていただいても
「あぁ、少し開いてますねぇ」程度の感想で、壁全体の魅力が勝っているようです。

是非、ご自宅のお部屋でこの満足感を味わってください。
毎日の生活が豊かになること間違いありません。
 
 
P8080641.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
テシードさんのHP → http://www.tecido.co.jp/info/company.html
 
 
 
 
 
 

 

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押入れリフォーム

 施工概要 

地域   東京都江東区

工期   11日間

費用   1,680,000円

施工内容  

・和室ふた間を改装、その押入れにトイレを新設
・押入れの壁に耐震補強
・木製窓をアルミサッシに入れ替え

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   お客様との出会い・ご依頼内容              
 
トイレの排水が隣地へ越境しているようなんです。
どういう風に対処すればいいか、ちょっと相談に乗ってくださいな」
良く知った声が携帯から聞こえてきました。

こちらのお客様とは先代からお付き合いさせていただいております。
「大塚さん、ちょっと相談があるんですけど・・・」
そんな気軽な感じで親しくさせていただいております。

ですが、今回のご相談はちょっと様子が違いました。とてもお悩みである感じがひしひし伝わってきます。
実際に伺って調査をすると、確かに2階のトイレと流し台の排水配管が隣地に越境していました。
隣のビルが売りに出されたことで発覚した事実です。
今までそこは共用の私道だとばかり思っていたそうです。

ご主人の話ではこちらの建物はもうひとつ別の排水ルートがあるそうで
「そっちにトイレの排水を切り替えられないだろうか?」
そういうご相談でした。


 施工前                                 

CIMG3821.jpgCIMG3826.jpg

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2階のトイレは北側、新しく繋ぎたい排水配管は南側です。
単純に繋ぐにはあまりに距離が離れていました。
2階の床梁をかわして配管すると、1階の天井下に配管が飛び出てきてしまいます。
これでは1階の作業場でのお仕事に支障をきたします。
なんとか今の場所よりも南側に移動してトイレを作る必要がありました。

そのことをご主人にお話しすると、
「丁度良かった、今私は真ん中の部屋で寝ているんですが、ここは家族が通り抜ける部屋なんです。
腰が痛くて起きあがれない日は、家の者は寝ている私をまたいで下に降りていくんです。
東側の部屋に寝室を移しますから、そこにトイレを作れませんか?

「なるほど、ではそこの押入れにトイレを作りましょう。
そこなら、隣の車庫側に排水配管を持って行けます。しかも1階作業場での工事が無い分ローコストです!」
施工前の調査で無事に方針が決まりました。

こんな風に、この現場は工事が進むたびに打ち合わせをしてプランを調整する、という形で工事が進んでいくことになります。
 
 施工中                                 
 
 
CIMG3827.jpgCIMG3833.jpgCIMG3829.jpgCIMG3834.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
押入れを解体すると、南北方向の梁は8寸(24センチ)もありますが、東西方向の梁は小さい事が解りました。これなら上手いこと梁下に配管を通せます。
 
この様子を見てご主人は
「トイレに付ける手洗いなんですが、夜目が覚めた時に水を飲めるようにしたいんです」
えぇっ?そうなんですか。水をお飲みになる手洗いですか。まさかトイレの中には付けられません。
 
「でしたら、手洗いはトイレの外側に出しましょう。配管は切り回ししておきます」
と涼しい顔で答えましたが、すぐさま職人にルート変更をお願しました。
間に合ってよかった・・・。
 
 
 
 
 
CIMG3835.jpgはいから小町珪藻土
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「寝室にあるトイレ」という事で、特に配慮したのは湿気対策と匂い対策です。

トイレの外壁は雨戸の戸袋部分に当たるので窓は付けられません。
そこで代わりに換気扇を設置しました。換気ダクトは天袋内に通せば雨戸の上から外部に出せます。
ただ、冬場に換気扇から冷気が侵入しないようにと、換気扇はシャッター付きです。

そして、壁天井の仕上げ材として珪藻土塗り壁(アトピッコハウス / はいから小町)を選びました。
トイレ内の湿気をコントロールしてくれます。
24時間換気をすれば寝室の匂いもトイレに引き込んでまとめて消臭してくれます。

問題は天然素材で固まるはいから小町は完全硬化するのに7日間掛かること。
そのためここではフローリングの施工に先立って壁を仕上げることにしました。
 
 
 
IMG_3469.jpgIMG_3468.jpg

 
 

 
 
 



 
 
畳を剥がしての合板フロアを貼りです。
床の一部をめくって構造体のチェックをします。
しっかりした火打ち梁が確認できました。


 
耐震補強IMG_3450.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トイレが出来上がり、畳の床がフローリングになってくると、ご主人のイメージが具体的になってきました。
「今ある押入れを反対側から使えるようにできませんか?」
もちろん可能です。それどころかその作業のついでに耐震壁を作ることまで出来ました。
既存建物耐震補強研究会MR金物使用)
 
 
 
 
 
CIMG3935.jpgCIMG3933.jpg
 
 








 
 
ご主人のさらなる希望で、最後に木製窓をアルミサッシに取り換えました。
「今まで開け閉めが大変だったんですよ」



 
 
 施工後                                 
 
IMG_3484.jpgP5220195.jpgCIMG3929.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
洗面化粧台は奥行き27センチの薄型 IKEA/リルオンゲン
 
天井までの大きなクローゼットに変身した押入れは、後でロールスクリーンを取り付けます。
 
 
 
 担当より                            
 
お客様とは、当社開業当時からお仕事させていただいております。
いつもありがとうございます。

1階でお仕事、2階が自宅の職住一体のこちらでは、1階でのリフォーム工事を何度かさせていただきました。
今回は初めて2階のリフォームという事でかなり気合が入りました。

実は、トイレの移設以外にも沢山のご希望がありました。

「隣にマンションが建つと、私道側の玄関がいずれ使えなくなってしまうんです。
そこから2階に上がっていた階段も使えなくなりますから、どういう風に直したものかさっぱりわかりません・・・」
「物があふれ過ぎていて、扉が開かない押入れもあるんです。でも仕事の材料置き場は確保したいし・・・」
「そもそもが古い家ですが、出来るところは補強をしてもらいたいです」

コの字型の建物は1階と2階でプランがかなり違い、図面を書かないと柱と梁の位置がわからないほどでした。

「これはかなり大変なリフォームだな」
そこで、一度に全部を手掛けるのではなく、1期、2期と数回に分けてのリフォームを提案させていただきました。
今回がその1期目です。

生活をしながらのリフォームでかなりご家族にはストレスがかかった事と思います。
皆様のご協力のお陰でなんとか1期工事が完了できました。
「ホコリが奥に入らないように養生のビニール廊下にぶら下げています。切込みからをくぐって出入りお願いいたします」
「明日の朝は西の階段を使っていただいて、夕方は東の階段を使ってください」
そんな11日間を過ごしていただきました。

あるとき気が付くと、養生シートのくぐり抜けるところに、「出入り口」とガムテープで文字書きされていました。
ユニークだなと微笑みつつも、
それだけご迷惑をおかけしながら作業をさせていただいているんだな
と、改めてご家族の苦労を認識しました。

1期工事が終わり、週明けに様子を伺いに行くと、寝室がすっかり変わっていました。
DIY好きなご主人がソファーベッドや手作りワイヤーラック、フロアー照明をレイアウトされて
素敵な書斎兼寝室になっていたのです。

TVには複数のDVDプレーヤーやアンプが繋がれ、BOSEのスピーカーからは映画館のようなサウンドが流れてきます。
ベッドから降りたところにフットスイッチがあり、夜間が覚めた時にすぐフロアライトが点けられます。
いやー、私はものぐさな性質(たち)でね」、と笑うご主人

とんでもありません、すごくマメなお人です。
快適に生活するたくさんのヒントを教えていただきました。
本当にありがとうございます。
 
2期工事も沢山打ち合わせしながら、素敵なリフォームをしましょう。

 
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P6280460.jpg

 施工概要 

地域   東京都台東区

工期   21日間

費用   3,150,000円

施工内容  

屋上から3階ベランダへの外部階段を新設

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   お客様と出会い・ご依頼内容              
 
8年前に高島建築設計様からのご紹介でこちらの保育園さまと出会いました。以後、園内の改修工事でお付き合いが続いております。

今回は屋上から3階ベランダに外部階段を増設するという工事依頼でした。
夏になると屋上に設営したプールで子供たちが楽しんでいます。
非常時の避難経路確保のために外部階段を増設する事になったそうです。
 

 施工前                                 
 

CIMG2874.jpgCIMG3990.jpg

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
屋上には物置、3階ベランダにはエアコン室外機が置いてあります。これらを移設しながら階段が取り付けられそうでした。
 
 
 
 施工中                                 
 
CIMG4074.jpgCIMG4099.jpgCIMG4095.jpgCIMG4117.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
新しい階段を支えるための受け梁を溶接します。
まずは外壁のALC板に穴あけ(左上)
2本の受け梁を既存の柱と梁に合わせてセッティング(左下)
溶接した後の確認です、ザビ留めの塗装がされています(右下)
 
CIMG4105.jpgCIMG4102.jpgCIMG4119.jpgCIMG4141.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
階段を設置した後、受け梁周辺をモルタルで埋めます(左下)
先生方の要望で物が落ちないように階段下にアルポリックパネルのパンチングパネルを取り付けました(右下)
 
 
 施工後                                 
 
P6280452.jpgP6280451.jpgP6280455.jpgP6280457.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アルミの手すりを取り付けて完成です。
 
 
 担当より                            
 
お客様は、「7月のプール開きまでに間に合わせたい」そう仰っていました。

それを実現するために、私たちが一番気を使ったのが図面です。
足場が無い状態で、現地の実測をして鉄骨階段とアルミ手摺の図面を作り上げる作業。
現地では、屋上からの雨排水配管や防犯カメラのブルボックスなど障害物が多く、いかにそれらをかわしながら作図するかが鉄骨屋の腕の見せ所でした。

高島建築設計様から、構造図面を提供していただけなければ、こんなにうまい具合に鉄骨階段は取り付けられなかったでしょう。

その上出来上がった階段は、私が想像していたよりも頑丈で、揺れもほとんど感じませんでした。

先生方は階段完成を何よりも楽しみにされていたようで、工事の途中
「明日からアルミ手摺を付けますから、いよいよ上り下りできますよ」と言うと
「もう、昨日あがっちゃいました(笑)」
「先生、あぶないから手摺ついてからにしてくださいね」
「全然揺れなくて、怖くないわ」
工事屋泣かせの振る舞いですが、嬉しいコメントでした。
 
完成引渡し後、保育園に伺うと先生が3階ベランダで洗濯したシーツを屋上に運んで干される姿を見かけました。
非常用で作った階段ですが、通常使用していただける便利な施設になっていました。
快適に使っていただいているようで嬉しいです。
 


関連フェイスブックページ : 「ガンダムのビームライフルのような鉄骨」
 
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ウォールステッカー

 施工概要 

地域   東京都目黒区

工期   3日間

費用   156,000円

施工内容  

賃貸ルームの原状回復工事の他
ウォールステッカー
共用部入口木製ドアのメンテナンス

 

 

   お客様と出会い・ご依頼内容              
 
お客様とは学生時代からの知り合いです。

メゾネットタイプの賃貸ルームを経営されていて、1階にガレージのあるユニークな間取りはバイクファンにはたまらない夢の住まいです。
今回こちらの賃貸ルームひと部屋の原状回復を依頼されました。
そこで、クロスを傷つけないで剥がせる、賃貸ルームと相性のいいウォールステッカーを採用しました。
 
 施工前                                 
 

P6160397.JPGのサムネイル画像IMG_3615.JPG

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 施工中                                 
 

P6160400.JPGP6160402.JPG

CIMG4080.JPGIMG_3679.JPGのサムネイル画像
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1枚のシート状になっているステッカーを切り分けて、壁に仮留めしていきます。

大きな花びらは角度が変わるだけで随分印象がかわります。
自分のイメージに近付けるために、何度も仮貼りをし直します。
 
配置が決まったら、1枚1枚丁寧に貼っていくだけです。
 
 施工後                                 
 
1階にガレージがあるメゾネットタイプというもともとがユニークな賃貸ルーム。
そのコンセプト意識したデザインのステッカーを選び、こんな素敵なお部屋になりました。
 
IMG_3683.JPGP6160405.JPGウォールステッカーP6160417.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウォールステッカー
「木と鳥」 ¥8,600円
「バラ」 ¥8,600円
「鳥かご」 ¥7,500円
 
 
 担当より                            
 
「お、綺麗じゃない」
お部屋を見たオーナーの第一声。

「これで、早く入居者決まるといいなぁ」
まさに、賃貸経営されている全てのオーナーの願いです。

何か他とは違うスペシャリティを演出する。
 
賃貸オーナー向けの雑誌を見ると、
「契約後、この壁にお好きな輸入壁紙を選んでいただけます」 というサービスが人気のようです。

こちらの物件ではすでに、
「バイク好きのためのガレージがある賃貸ルーム」というユニークでとんがったコンセプトをお持ちです。
今回、それに加えて、フランス製のウォールステッカーをご提案させていただきました。

ただ、まだまだ日本ではメジャーではないウォールステッカーなので、
内見の案内をされた不動産担当者からは
「まだ、内装が終わっていないようで・・・」
と勘違いをされてしまった一幕もありました・・・(笑)
 
確かに、初めてウォールステッカーを見る人への配慮が欠けていたようです。
早速、「こちらのお部屋はウォールステッカーを使ってリフォームしております」
というチラシを玄関に置かせていただきました。

今回は、入居前に貼らせていただいたのですが、
「契約のお礼に、ウォールステッカーをプレゼントさせていただきます」
というオプションのサービスもいいですね。
DIYで貼れるウォールステッカーなので、ご自身で貼る楽しみも味わえます。
 
今回、賃貸ルームの新しい試みとして、当社のウォールステッカーを採用していただき
オーナー様には本当に感謝しております。
どうもありがとうございました。
 


関連ブログ : 「待ってました!ウォールステッカー!」
関連ブログ : 「ウォールステッカーを使った簡単リフォーム」 

 

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