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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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2015年8月のブログ記事一覧

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

住宅リフォームを夢見る時に、自分の趣味を存分に楽しみたいという欲求がありますよね。

壁一面を本棚にしたいとか

CD、DVDとギターに囲まれたオーディオルームが欲しい

とか希望は様々

 

 

玄関に熱帯魚の水槽を置きたい

写真 2015-08-29 13 41 57.jpg

 

こちらのお宅ではご主人が大の熱帯魚好き。

リフォームの計画当初から熱帯魚の水槽を玄関に置きたいと仰っていました。

 

ただ、計画が具体的になるにつれその置き場所が変わっていきます。

下足入れにビルトインさせる予定が3階の廊下に変わり、バルコニーに移動し、やっぱり玄関かなぁ・・・

そうこうするうちに、キッチンのレイアウトや子供部屋の間取りなど

沢山の決め事に時間を割かれるうちに水槽の設置はなんとなくあいまいになってしまいました。

施工がどんどん進む中、「もう水槽設置はないかなぁ」

と私は思い込んでいました。

 

 

ところが工事も完成に近づき玄関の施工を始めると

玄関に水槽おけるんじゃないかなぁ

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図面で想像していたよりも廊下が広く感じたらしく、突如水槽設置が再浮上しました。

でもさすがに廊下にドーンと置くのは奥様も引き気味。

そうですよね、邪魔になるだけです。

 

「大塚さん、どこか置く場所を考えてください」

 

はい、はい、そう言われると考えたくなります(^^)

 

 

階段下の収納はどうでしょう?

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階段下は収納にしようと最初から決めていました。

そこになんとか水槽を入れられませんか?

あっ、駄目だ。工事の途中で階段のササラ板を支える大事な柱が増設されていました。

リフォーム工事ではこうした設計変更やアレンジがつきものです。

 

 

それでも諦めきれないご主人は

「低い位置でもいいからギリギリに設置しよう!」そう決断されました。

翌日大工の親方に指示しました。

親方も同意してくれたのですが、釈然としなかったんでしょうね

日中、ご主人に「こんな使い辛い場所にこしらえるんですか?」と進言しました。

 

 

私は夜になってご主人からその話を聞きました。

「もう、水槽の設置は諦めましょう」

心の中ではそういうつもりでいました。

 

 

でも、すでに水槽のセットは購入済です。

「これが水槽本体。水を入れると70キロにもなるんで簡単には動かせないんだ。

むしろ水圧でガラスが割れる危険があるからキャスター付けて動かすとかは出来ないんだ。

ほかにヒーターとエアレーション(ブクブク)とフィルターと照明とで4つコンセントが必要で・・・」

そう説明するご主人と切なそうにたたずむ奥さまを見ていると

諦めましょうとは言えません。

 

 

この壁に埋め込みますか?

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「えっ?今からそんな事が出来るんですか?」

 

それはクロス屋さんが入る直前、ギリギリのタイミングでした。

うかうかしている余裕はありません。

水槽のメンテナンスにはどんなスペースガ必要なのか?

奥行きはどのくらいあれば十分か?

ご主人に事細かく聞いて早速作業に取り掛かりました。

 

壁に穴を開けて集成材で造作した『箱』を埋め込むのです。

後で電気屋さんに接続してもらえるようにコンセントも取り付けています。

 

 

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裏側はこんな感じ

自転車を置く予定の車庫側に箱が飛び出してしまうので

自転車のハンドルが当たらない高さに取り付けました。

 

 

 

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クロス屋さんの作業にも間に合いました。

 

 

 

そして完成~!

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まだ電気配線が終わっていないので足元のコンセントにケーブルをつないでいますが

やがて配線もすっきり隠れます。

 

玄関先に熱帯魚の水槽があるとすごく和むんですよね~

ご主人と奥様とで階段に腰掛ながらネオンテトラを見ているといつまでも会話が弾みます。

 

「土間にスツールを置きましょうよ。

ここでお客さんと楽しくおしゃべり出来ますよね~」

 

それくらい居心地のいい玄関になりました。

ご主人のこだわりの勝利ですね。

 

 

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ただのリノベーションだと思っていたら

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ワンルーム賃貸ふた部屋のリノベーションで

壁を壊して1DKにリフォームするという現場。

現地を調査して図面もしっかりチェックして

気がかりなのは、構造上ユニットバスはバリアフリーに出来ない事だけだな~

最初はそんな風に思っていたのです・・・

 

 

ところが解体してみると

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部屋の真ん中にガス配管が出現!

しかも下の階から立ち上がって、上の階へ突き抜けています。

 

これでは計画していたユニットバスが納まりません。

困りました~

上手くルート変更しないと発注済みのユニットバスが使えなくなります。

それどころか、まったくプランが変わってきてしまいます。

 

図面にも書いていないルートだし

僕が新築で作るならこんなところには絶対配管しない場所です。

まあ、愚痴をこぼしても現場は進みませんので次なる対策を練ることに・・・

 

 

さっそく関係者に相談

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こちらはいつも協力してもらっている、LIXILのユニットバス担当のKさん。

搬入計画を一緒に考えたり、オプション品の確認をしたりするだけでなく

設備配管の立上り位置を現地にマーキングして行ってくれます。

とても頼りになる担当さんです。

 

だから、うちの現場では担当のKさんと施工のSさんをいつも指名しています。

 

この厄介なガス配管の存在に気が付いたのは8月9日。

翌10日月曜日にKさんが現地確認で打ち合わせをする予定だったので

合わせて東京ガスの設計の人にも来てもらいました。

 

東京ガスって凄いんです。

あらゆる家の屋内配管の図面を保管していて

どんなリフォームにも対応できるように管理しているんです。

 

彼が持ってきた配管図面によれば、下階の天井裏で配管の遣り替えが出来そうです。

 

さっそく天井を一部壊して中を覗くと

図面通りに配管がありました。

これならユニットバスの邪魔にならない様にルート変更できそうです。

 

さて残る問題はガス工事の職人を手配できるか?という事

 

盆休み明けの20日にユニットバスの据え付けが決まっていたので

もしそれまでにガス配管工事が出来なければユニットバスは延期となります。

当然、契約した期日にお引渡しするのは難しくなります。

 

お盆休み前の忙しい時期に、施工の割り込みはできないよなぁ・・・

とあきらめていたら、東京ガスさんやってくれました!

 

会社と連絡を取りながら14日に施工出来るように職人さんを確保してくれたんです。

いや~、東京ガスさんありがとう~!

本当に感謝します。

 

ついでに給排水配管の遣り替えも実施

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天井をめくったおかげで、下階から排水管のやり替えも出来ました。

このおかげでバリアフリーが実現しました。

当初の予定だとトイレだけ床を上げるか

或いは洗面脱衣室の床も上げるか?

という段差のあるプランだったので

まさに災い転じて福となる、状況でした。

 

 

無事に設置出来たユニットバス

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ガス屋さんの采配と設備やさんの活躍のおかげで、予定通りユニットバスが設置できました。

 

この写真を見ると、順調に進んでいる工事風景にしか見えませんが

裏ではそんなドラマがあったんです。

 

住宅リフォームでは、そんなトラブルがつきものです。

何があっても慌てずに、ベストな方法を考え実践する。

そうした愚直な行動がリフォーム工事を支えているんですね。

 

 

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「僕やらな~い」

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左官の茂木さんが寝室の壁を塗っているとA君がふらっと入ってきました。

A君はこの春小学校に入学したピカピカの1年生。

「何してるの?」

「珪藻土を塗ってるんだよ」と茂木さん。

「お兄ちゃん、塗ってみる?」

「ううん、僕やらな~い・・・」

そう言い残してA君は2階に上がって行きました。

 

 

次に来たのはお父さん

「おっ、塗ってますね~。いい感じですね~」

「せっかくだから塗ってみます?」

「えっ!いいんですか?」

 

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もっと早ければ、目線の高さで塗りやすいところを残しておいたのですが

こんな低い場所で塗りにくそうです。

無理な姿勢でコテを扱うので、手板からコテに珪藻土を救い上げるのに苦労しています。

「これ難しいですね~」

そうですよね、ごめんなさい。

もっといい場所を残しておけば良かったですね。

 

「A君、ちょっとおいで~面白いよ~」

と声をかけますが、A君ちっとも降りて来ません。

 

そのうちお母さんが参加してヌリヌリ

 

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おやっ?コテ使いはお母さんの方が上手。

クルっと手首を返して珪藻土をコテに載せて

左下から右上にサァ~っと塗りのばしていきます。

「これ楽しい~♡」

好きこそ物の上手なれ・・・ですね。

 

そのお母さんがA君を呼ぶと、A君すんなり降りてきました。

やっぱりお父さんよりお母さんなんですね。

 

A君が塗り始めると撮影会になってしまいました。

 

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最後はお兄ちゃんお姉ちゃんも参加して記念の手形押し

良い夏の想い出になりました(^^)

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パパがお風呂を使ったのに鏡が曇らない~!

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お引越しの翌日、奥様がそうおっしゃいました。

「今まで住んでいたマンションだと、風呂上りに鏡が曇るんです~

でも、昨日は曇らなかったんですよ! 凄いですね~」

 

 

確かに鏡が曇っていると不快ですよね。

 

風呂上りって自分の顔を見て疲れてないか~とか

お腹の周りがだぶついてないかな~とか

まじまじ自分をチェックします。

 

 

僕は曇りを取るためにドライヤーの温風をあてて乾かすのですが

子供たちは鏡に内造されているヒーターを使います。

でもこのヒーターだと、すぐに曇りはとれないのでイライラします。

その上消し忘れる事も多々。

 

先日もコンタクトを外そうとミラーキャビネットに手を伸ばすと

鏡が熱くなっていました。

「おいおい、この猛暑の中勘弁してくれよ~」

 

全ては鏡が曇るからいけないんです。

鏡さえいつもピカピカならいいのに~

 

 

 

何故鏡が曇らなくなったのか?

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K様のお宅で洗面脱衣室の鏡が曇らなくなったのには秘密があります。

珪藻土塗り壁の「はいから小町」を壁と天井に塗っているからです。

湿気を吸って、いやな匂いも消してくれる理想の仕上げ材です。

 

 

どの部屋も明るく風通しの良い部屋にしよう!

そういうコンセプトで計画したK様邸ですが

既存の構造体の配置などから洗面脱衣室だけ窓のない部屋になってしまいました。

 

「どうしたって湿気がこもる場所だから、ここははいから小町を使いましょう!」

 

という事で、工事前から珪藻土塗り壁を使う事になりました。

 

 

洗面脱衣室を優先して作る

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100%天然素材のはいから小町ですが難点があって

にがりとマグネシウムだけで固めるので

完全に固まるまで1週間かかります。

 

にがりとマグネシウムって豆腐かよ!って突っ込みたくなりますが

つまり混じりっ気なし、という事です。

 

かろうじて表面が固まる3日目までは触れることも出来ないので

洗面化粧台の取り付けはもちろん

スイッチのプレートを付ける事すら出来ません。

 

工事屋泣かせですよね~

 

でもその効果は前述のとおり。

湿気をしっかり吸収してくれるので

風呂上りの湿気もたちまち吸い込んで、鏡が曇る事が無いんですね。

 

長男さんはすっかり珪藻土の魅力にはまったようで

「珪藻土が入っているバスマットを買おうよ!」とおねだりしてくるそうです^m^

 

 

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