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実物模型でマンションリノベ―ションのイメージ作り

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設代表 贅沢リフォームの匠の大塚健太郎です!

 

 

中古マンションを購入して自分の思うようにリノベーションしたい!

そう言うユーザーが増えています。

でもそのリノベーション、ちゃんとイメージ出来ていますか?

 

平面プランを見て完成のイメージが掴めるのは

設計士や工務店など一部のプロだけでしょうね。

建築の仕事をしていても空間認識が苦手というプロは沢山いますから・・・

 

ではパースや3D動画ならどうでしょう?

 

これなら素人でもイメージが掴めますね。

僕も時々3Dパースを作ります。

全体のカラーコーディネートや照明計画をプレゼンするのに効果的ですから。

 

ただ、パースの表現っていくらでもごまかしが効いちゃうんですよね。

 

データを入力してパースに出力する特に目線の高さを少し下げると天井が高く見えるし

画角を広げれば(広角)実際よりも部屋が広く見えます。

人物やテーブル、観葉植物などの点景を縮小しても部屋を広く見せることが出来ます。

 

見てくれはいいパースが出来ますが、それが使いやすい間取りであるかは判断できないでしょうね

夢を与えることは出来ても、実際のスケール感が分らないんです

 

写真 2016-12-05 15 11 38.jpg

 

そこで提案したいのが実物模型によるプレゼンです。

 

エーゼン大塚建設では解体が終わると必ずお客様に現場に来ていただきます。

「すみません、うちはアナログなもので・・・」とお詫びを告げつつ、

間仕切りの位置と扉の開き勝手をテーピングした床を見ていただきます。

 

写真 2016-12-05 19 36 42.jpg

 

更に、キッチンや収納家具を実物台の模型でセットして使い勝手を確認していただきます。

「扉の開き勝手は内開きで大丈夫ですか?」

「収納と流し台との作業スペースは80㎝でどうでしょう?」

 

写真 2016-12-05 18 11 24.jpg

 

 

さらに今回は間接照明がある折れ上げ天井と換気扇が干渉する難しい納まりでしたので

換気扇も作りました。

写真 2016-12-10 16 36 59.jpg

 

「うちはアナログなものですみません・・・」

「いえ、パースより分りやすくて嬉しいです!」

そう言っていただけると私も嬉しいです(^^)

 

この全体のスケール感がイメージ出来た上で仕上げ材選びをする。

それって最高に贅沢なリフォームではないでしょうか?

写真 2016-12-10 15 42 17.jpg

 

上の写真で仕上げ材を広げている台は

親方の作業台を拝借した物にボードを重ねて流し台の高さを再現しています。

つまりカメラを構える僕はリビングにいて

アイランド型キッチンの厨房に立つマサコさんを見ていると言う構図ですね。

 

リノベーションが終わって新生活が始まってからの夫婦の距離感もイメージ出来るという訳です。

ね、贅沢でしょ

 

模型を作るのが大変じゃないかって?

 

それが全然大変じゃないんです。

もともとプラモ大好き少年でしたから30分もあれば作れますし

PC画面をにらんでパースのデータ入力をちまちまする方が時間が掛かりますからね。

 

何より、実物模型を前に打合せをすると

お客様の素材決め、色決めが早くて打合せ時間も短くて済むんです。

工務店側にとってもかなりメリットがありますよね。

 

社内のCADオペレーターにパースを作ってもらうより

現場の大工さんにお願いしてちゃちゃっと模型をこしらえてもらってはいかがでしょう。

 

お施主さんも思い切って

「パースじゃわかり辛いんで、模型を作ってもらえませんか?」

と頼んでみるのもいいかもしれませんね。

 

 

中古を購入してマンションリノベーションをお考えの方は

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