エーゼン大塚建設 スタッフブログ

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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社長の記事の最近のブログ記事

「2階のトイレを移設してほしい」

 

その希望に応えるため、押入れだった場所に新規に給排水管を引き込みました。



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あとは、ビニールクロスを貼って建具を取り付けるだけ。
もちろん介助しやすいように引き戸を準備・・・

 

でも、待てよ。
このまま仕上げた場合、寝室に設置するトイレとして快適に使えるでしょうか?



匂い・湿気・寒さ
これをコントロールしないと、寝室中が臭く、湿っぽく、寒い劣悪な部屋になりかねません。

そこで用意したのが『シャッター付きのパイプファン(換気扇)』
臭気を残さないためのパイプファンですが、
一般的なタイプだと冬の冷たい外気が部屋に侵入してきてしまいます。
電動式のシャッター内臓にすることでこれを防げます。
 

それに加えて壁天井の仕上げ材を珪藻土塗り壁の『はいから小町』を使いました。
 

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トイレにありがちなアンモニア臭を消臭する上に、湿気がこもるトイレの湿度調整をしてくれます。


特に今回は、再利用する壁が土壁だったためにボードやベニヤを貼ることが出来ません。
左官作業で仕上げるのが最も適していました。

完全乾燥に1週間かかるのが難点ですが、休日を上手くはさんだりしながら作業を進めています。
 

こうした工夫で、『押入れをトイレにリフォーム』した後も、快適に使うことが出来ます。
 

 

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「2階のトイレを移設してほしい」


そう連絡を受けて伺った先は、排水管のトラブルを抱えていました。
排水管がお隣の敷地を通っていて、これを、反対側の排水管に切り替えたい!

 

そういうご相談でした。

 

他にも、家族の動線がご主人の寝室を通り抜ける状態でしたので
この際、寝室も移動します。

 

そこで、採用したのが、『押入れをトイレにリフォーム』

 

CIMG3824.JPGのサムネイル画像


住宅介護では王道のプランですが、
給排水・電気の設備がない押入れにトイレを作るのはなかなか大変

計画の段階では、
1階の作業所天井裏から廊下を通し、キッチン裏の縦配管に結ぼうと考えました。
8寸以上の梁もあるだろうから、
「途中で配管は露出してきます」とみなが覚悟していました。



それから1か月、着工直前で山のようにあった作業所倉庫の梱包が片付くと
今まで見えなかった配管ルートを発見。

倉庫の天井に排水配管を流せるようになりました。

 

作業所や廊下への配管がなくなったので
余計な解体・復旧が無くなり、お仕事へのストレスもなく
その上コストも下げられます。



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気を良くしたご主人が追加の希望を話してこられました。


「夜でも、ちょっと水が飲めるように手洗いが欲しいな」
「それなら、コンパクトな流しをトイレの外に付けましょう。今のうちに配管だけ分岐しておきますね」

トイレの完成後、寝室を畳から洋室にリフォームするので、床下に配管の準備だけしておけば十分対応できます。

 

さあ、これで『押入れをトイレにリフォーム』の給排水の問題は解決しました。


ですが、寝室にトイレを設置する場合、もうひとつ解決しなければならない問題があります。

次回はその問題に挑みます。
 

 


 

 

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昨日、『AVANTI(アヴァンティ)』が最終回を迎えた。
21年間に渡って「東京一の日常会話」を盗み聞きさせてくれたラジオ番組だ。
 

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各界の著名人や専門家がグラスを片手に
肩肘張らずリラックスした雰囲気の中、ディープで興味深い話題に花を咲かせる。


そんな大人の雰囲気あふれる 『ウェイティングバー AVANTI』 に登場する
楽しくリフォームを語る建築士の自分を夢見ていたが、
残念ながら叶わなかった。


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番組最終回は東京ミッドタウンでパブリックビューのイベント。

数百人のファンが見守る中、番組のOAが終わると割れんばかりの拍手に包まれた。


「おやぁ、もしかしてAVANTIをおさがしですか?私がご案内しましょう」
決まり台詞でステージに登場した『教授』役の団しん也さんはJAZZライブを披露

最後はバーテンダーのスタンさんも加わっての乾杯!

教授にジェイクさん、スタンさん素敵な番組を21年間ありがとう!

 

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内閣府が発表した南海トラフ地震の想定被害総額が220兆円。
東京でも断水など6000億円の被害が見込まれます。

そうしたニュースを聞くと
「うちは大丈夫かしら・・・?」
と心配になります。

でも、具体的に対策を打たれたお宅は少ないのでは?
なかなか行動できないのが現状だと思います。

「仕事が忙しい」
「地震対策の費用がまかなえない」
「家をしっかりさせても、津波がきたらなぁ・・・」

出来ない理由は様々。
ならば、簡単に出来るところから始めませんか?
 

これから、「素人が出来る耐震診断」というカテゴリーで
ご自分で出来る地震対策をご紹介していく予定です。

 

第1回目は『排水升を覗いてみよう』

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道路に面したところに排水桝があります。
これが公設桝、一軒にひとつづつ設置されています。

これのすぐ手前で敷地の中にあるものを最終桝と呼びます。
他にも台所、お風呂、トイレから最終桝に至るまでにいくつか桝があり、
コンクリートや樹脂製で30センチくらいの丸い蓋の物がそうです。

これをあけて中を覗いてみてください。

●トイレや台所の水を流してスムーズに流れているかチェック。
  この流れが悪い場合、敷地が沈下していて排水勾配が悪化している疑いがあります。

●桝にひびが入っていたり、配管のつなぎ目に隙間が無いかチェック。
  排水が地面に漏れると、周辺の土が流出し不動沈下を引き起こす恐れがあります。

排水桝を見ることで、地盤を確認できるわけです。

さあ、すぐに排水桝を覗いてみましょう。
 

 

 

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永代のショールームの小窓から中を覗いてみてください。

可愛らしい仕草のシラバブが、今にも「Memory」を歌いだしそう・・・

 

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「デイライト 夜露を払い
花は甦る ひまわりのように
待とうよ 夜明けのかなたから
あらわれる 明日を・・・」

 

住宅リフォームのプランニングで人の動きの参考にと、木製マネキンを購入しました。
娘に
「何かポージングをさせて」

と頼むと

なんとミュージカル『CATS』の子猫シラバブになりました。
永代ショールームの新しい住人です。

 

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「無駄な買い物はしたくない」

誰でも感じるところです。


一見無駄に見える奥さんの買い物

「それ、同じようなバック持ってるんじゃない」

旦那さんがそう感じたとしても、それは大違い。

奥さんからすれば、先週買ったワンピースにはこのバックでないと駄目だったのです。
新しいワンピ―スにぴったり合ったバックを下げて、さっそうと歩く自分の姿を想像した買い物。

何か理由があれば無駄な買い物ではありません。


ですが、雨漏りのあるお宅で
「屋上の防水工事改修」

と図面に書かれていた場合。

何の疑いもなくシート防水やウレタン防水を施工するのはいかがなものでしょう?

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雨漏りの原因は他にあるかもしれません。
 

私達は契約の前に提案しました
「工事着手前に時間をください。散水検査をしてみましょう。
もし屋上からの漏水でなければ、屋上防水工事は必要ないですよね」

「もちろんそうです」

 

いざ、着工前に散水検査と水張り検査をしてみました。

立会いしている旦那さんがつぶやきます
「全然水が漏れてこないねぇ」
15分間散水を続けても漏水が確認できません。
 

床面を諦めて、壁上部のクラックに水を掛けると

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「おぉ?、出てきた出てきた!
そこですよー、原因は!」


散水検査のおかげで屋上防水は必要ないことがわかりました。

このクラックの部分の防水対策ならコーキング1本で改善できます。

浮いた工事費は旦那さんがやりたがっていた別のオーニング工事に回せました。

旦那さんも私たちも嬉しい結果です。


ほんのちょっと手間と時間を掛ければ、無駄な工事をしなくて済みます。

リフォームのプランや見積もりで理解できない項目があったらドンドン質問していくことをお勧めします。

 

 

 

 

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こんにちは大塚です。
日本各地で強風が吹き荒れています。これも温暖化の影響でしょうか?
現場の安全管理も気になりますが、早咲きの桜も気になります。
 

今、この強風被害に付け込んだトラブルが増えています。

「大塚さん、こういう荒っぽい業者がいるんですよ」
ビジネスの朝食会でメンバーで渋谷保険情報センターの茂呂さんが教えてくれました。

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そのトラブルとは

 

【事例1】
なじみの担当者を信用して修理内容も金額も分からないまま契約したが、解約料として保険金の50%を請求された
【事例2】
保険金で修理できると勧誘され契約したが、契約書面を渡されず、クーリング・オフにも応じない
【事例3】
受け取った保険金が見積額より少なく、解約するといったら見積調査料を請求された
【事例4】
代金として保険金全額を支払ったが、いつまでたっても着工されない
【事例5】
うその理由で保険金を請求することになると思い、勧誘を断ったら嫌がらせをされた

(独立行政法人 国民生活センターより)

 
親切そうな声色で
「自然災害で壊れたところはありませんか?保険の範囲内で修理が出来ます。
面倒な保険会社への申請も当社が代行しますよ」

そんな風に近づかれたら、つい契約してしまう高齢者もいるでしょう。
 
でも、保険は被害の事実を報告、確認して見積もりの金額が妥当か否か評価が必要となります。
決して見込み発射でリフォーム業者と契約出来るものではありません。
 
このような勧誘を受けた場合はきっぱり断るか、
契約している損保会社・代理店に相談することをお勧めします。

冒頭ご紹介した渋谷保険情報センターの茂呂さんなら、色々な相談に乗ってくれます。
当社の工事保険も担当してもらっています。
 
 
 

 

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代表の大塚健太郎です。

「傷もつかない、磁石がくっつく」
タカラのホーローパネルに惹かれたお客さんがいます。

どうしてもショールームに行けない
「大塚さんに任せるから、プランを作ってきて頂戴」
そう言われたら、「任せてください!」と答えるのが私。

せっかくの機会なので、トレーニングを兼ねて昌子さんを連れて向島のショールームへ
「昌子ショールームデビュー」です!

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事前にお客さんと打ち合わせたプランに、ショールームのアドバイザーが提案。
形にしていきます。

私は全体の納まりと、組み立てたときのポイントをチェック。
●引き出しがドア枠に当たらないか?
●現地の配管作業はスムーズに行えるか?
●吊戸の扉が照明器具に当たらないか?

そんなところに関心があります。
 

一方、昌子さんの方はやっぱり台所を預かる主婦。
●シンクに立った時の食洗機の配置
●フライパン類の収納に適した引出サイズは?
●快適な作業台の幅は?

そんな事を入念にチェック。

お客様が同席しない分気を使います。
なぜこのプランになったか、きちんと説明しなければなりませんから。


1時間半にわたる、プランニングを終えてホッと一息。
私はアドバイザーにリクエストしました。

「せっかくだから、例の高品位ホーローのパフォーマンス見せてくれる?」
「はい、実演させていただきます」

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その実演に、昌子さんかぶりつき!



マグネットが付いた魅力的なオプションパーツを見た後で

マジック(油汚れ)で落書きをし
金たわしでひっかき
なべをぶっつけ
火で炙る

とどめにハンマーで扉を思い切り叩くという、ワイルドな実演にすっかり高品位ホーローのファンになった様子です。
 

 

 

 

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横浜散歩の続きです

学生時代以来行ったことの無かった元町商店街をぶらぶらしていると、歩行者天国にマイクロバスが現れました。

「ホットドックスタンドかな?」

でも、かなり大きなマイクロバスで歩行者天国の中でかなり目立ちます。

 

近づいてみると昇降口の横に看板が

「授乳・オムツ交換専用車両」

 

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どおりで可愛いイラストが車両全体に描いてある訳です。

内部も興味をひかれましたが、もちろん男性は入れません。

 

この授乳・オムツ交換専用車両は「ホペッツタウン号」といい、4年前から元町商店街で活躍しているそうです。

赤ちゃん連れで楽しくショッピングをしたいという、ママさんたちの声に応えて、協同組合元町SS会が導入。

中古のキャンピングカーを改装して、中では粉ミルク用のお湯の提供もあります。

読売オンラインの関連記事 「授乳・オムツ交換専用車両」

 

既存の商店街で、箱ものの授乳・オムツ交換ステーションを作るのは、

用地選び、買収(賃貸)、運営、メンテナンスなど解決しなければならない問題がたくさんあり現実的ではありません。

マイクロバスによる移動式サービスステーションは画期的なアイディアです。

ただ、「歩行者天国に車両を入れる」という許可を警察に取り付けるのには苦労したそうです。

 

お客様の声になんとか応えようとした、元町SS会のように、

私たちも、お客様の住宅リフォームの希望に耳を傾けております。

 

ただ、造作で形(箱もの)をこしらえるのは最後の手段。

どういう生活をされるのか、どういう作業をされるのか、既成品家具を工夫して使えないかをお聞きして

そのうえで、造作によるご提案をします。

永く快適に使っていただきたいですからね。

 

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手水鉢にスズメ、完璧な組み合わせではありませんか!


ここは横浜山手。

古民家を改装した千代紙の老舗「いせ辰」さんの情緒あふれる素敵なお店

洋館街を元町に向けて歩いていくと出会えます。

 

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私の住む江東区では、戦災被害で昔から残る古民家はほとんど見かけません。

だから、現役で活躍している古民家を見るとわくわくしてきます。

 

かつて、大工の小松親方が区内の古民家移築にたずさわりました。

区の緑道公園に移築保存する事業で、親方はその中の「解体」を担当しました。

 

でも、普通の解体とは違う移築です。

煤だらけの柱梁を壊さないように、1本づつ丁寧に外して、組み立てる大工さんが分るように手板に書き、柱にマーキングしていくのは大変神経を使う手間暇のかかる作業だったようです。

 

そんな話を聞いていたので、てっきり「いせ辰」さんも移築だとばかり思っていました。

「本店は谷中なんですよ、オーナーのご実家がここでクリーニング店をされていたのを改装したんです」

障子を取り払った奥の4畳半で仕事をしていた、女性店員さんが教えてくれました。

 

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「でも決してこだわりの家って訳ではなくて、材料もあるもの使いでばらばら。

雨戸の外側も使えなくなった版木を使っていますから」

 

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12帖の土間が売り場となっていて、色とりどりの千代紙商品が並んでいます。

その奥で、ちょこんと座って黙々と仕事をしている店員さん。ようく見ると後ろの建具には目で分かるくらいの隙間があります。
開けっ広げの4畳半に小さなガスストーブで暖を取っている姿は、
まるで店員さんがお店と一体化しているようです。

 

決して無愛想ではなく、こちらから声をかけると興味深い話をしてくれます。まさに「おもてなし」だと、感動しました。
 

私もこんな「おもてなし」を提供したいなぁ、と感じた休日でした。

 

 

 

 

 

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あけましておめでとうございます。

エーゼン大塚建設代表の大塚健太郎です、

本年も価値ある住宅リフォーム情報を面白く発信していきたいと思います。

 

2013年の仕事始めは、去年スケルトン改修をさせてただいたお宅でした。

 

こちらは工事の時から、洋室の塗装をご夫婦でされていたほどのDIY好き。

お引っ越し後も、玄関の壁を左官材料(パーフェクトウォール)できれいに塗り上げてらっしゃいました。

 

ワンポイントにエコカラットをボーダーにしたり、

杉板の腰壁をホワイトのラフペイントでチェインジング。

周りを可愛らしいオーナメントで飾って、まるで洒落た雑貨屋さんのようでした。

 

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そんなご主人の悩みが 『階段』

 

S造(鉄骨造)の住宅で、鉄骨階段にカーペットが直に貼ってあります。

中古購入時から貼ってあるこのカーペットがどうも気に入らない。

「大塚さん、どういう仕上げ材が使えるんでしょう?」

 

「それぞれに善し悪しがあるんですけど・・・」

クッションフロアならオーソドックスですが、ノンスリップ金物はなくなりません。

合板フロア系ならリビングの床とカラーコーデ出来ますが、コストが高い。

 

「玄関周りのテイストだと、無垢のフロアがいいですよね。

1×6(ワンバイシックス)のホワイトウッドを踏み面に敷いてはどうでしょう?

蹴上は左官材とか水性塗料でダメージ風に塗ると、玄関からナチュラルなイメージで上がってこれますよね」

 

さらに1×6は先端に溝を掘っておけば、滑り止めになります。

階段下と階段上が段差になってしまい、降りるときにリズムが狂うのですが、

これはご家族で慣れていただく。(これが許されるのはDIYならでは・・・)

 

「試しにホームセンターで1枚購入して、実際に置いてみて体感してはいかがでしょうか」

そんな、結論になりました。

ホワイトウッドの下地材とはいえ、立派な無垢材ですから

足ざわりはいいし、この時期合板フロアより温ったかで気持ちがいいです。

 

商売的には、売り上げにならない相談ですが

仕事始めにはちょうどいい、楽しいDIYアドバイスでした。

今年、DIY教室でも開催してみようか・・・そんな風に思いました。

 

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こんにちは代表の大塚です。

今年もあと数日、やり残しの無いように気を配りながら、事務所の片付けもやらないといけません。

仕事納めが終わった皆さんのところでも、今度はご自宅の片付けで大忙しでしょうね。

 

そんな慌ただしさに加えて、朝晩は強烈な冷え込みます

 

今、急に壊れて困るものは何でしょう?

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「給湯器」  

ではないでしょうか。

 

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この冬に暖かいお風呂に入れないなんて、考えられませんし

キッチンでもお湯が出ないのは、ものすごいストレスです。

 

いざ、故障した場合、

地元のガス屋さんやガス工事専門店なら、自社倉庫に給湯器の在庫があるので、

素早く対応してくれて助かります。

 

ただし、その分値段が高い。

「そうは言っても、背に腹は代えられないし・・・」

 

そうならない為に、普段からチョットだけ注意しておくと安心です。

 

給湯器は突然壊れたりはしません。

必ず兆候があります。

 

「お湯が水になってしまうことがある」

「点火がしづらくなってきた」

「変な音がする」

そんな兆候があると、給湯器の故障が近づいてきているのかも知れません。

 

もし給湯器が止まってしまったら、お宅の給湯器のリモコンの液晶画面をみてください。

3桁か4桁の数字が現れています。

その数字を、メーカーサービスセンターに伝えると、修理の対応が早くなります。

 

ノーリツ コンタクトセンター  0120-911-026

リンナイお客様センター 0120-054-321

パロマ修理専門フリーコール  0120-193-860

 

経産省の発表では給湯器の寿命は7から10年です。

実際はもっと使えているのが15年以上使用している給湯器はちょっと要注意。

 

給湯器の取り替えも時間の余裕を持って計画すれば

よい商品を安い価格で取り替えることができます…ので

「ご利用は計画的にね」

 

 

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こんにちは、代表の大塚です。

 

ショールームに来店されたお客様の希望は、当初お断りしようかと思うほど難しいご希望でした。


「トイレと洗面脱衣室を広々と快適に使いたい」

 

至ってシンプルなリクエストですが、

ただでさえ、狭いスペースにマンションのパイプシャフトが張り出しています。

 

その上、洗濯機置場も欲しいというご希望です。

 

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正直、頭を抱えてしまいました。

「ちょっと、机をお借りして考えてもいいですか?」

と、あれこれスケッチを書いてみました。

 

すると、お客様は

「洗面化粧台タイプでなくてもいいの、顔が洗えるサイズの洗面ボウルがあればいいです」

「トイレの扉もいらないわ、入り口に引き戸を付けてくれれば十分」

 

「なるほど、洋風のバスルームのスタイルという訳ですね」

そこで、こんな絵を書いてみました。

 

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これを見て、奥様は気に入ったご様子。

果たして、他のご家族のご意見はどうかと思っていると

翌日OKの返事をいただきました。

 

工事の条件としては、

1,あまり床を嵩上げしない事

2.トイレは毎晩使えるようにすること

の2点でした。

どんな工夫をしたかはこちらを御覧ください→Facebookページ「住宅リフォーム大好き」

 

4日間の工事で無事完成したのがこちら

 

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便器の位置や洗面ボウルのオフセットなどは、現物を仮置きしながら決めていただきました。

 

配管が裸なところが気になりますが、DIY好きの奥様がご自分で棚や扉を作るのだそうです。

洗面ボウル上の横長の鏡は、元あった洗面化粧台鏡です。

奥様のアイディアで再利用できました。

 

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既成品のアウトセット引き戸(後付けの引き戸)は初めて使いましたが

思ったよりも使いやすく、コストパフォーマンスの高い商品でした。

今後も使えそうです。

 

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こんにちは代表の大塚です。この週末に母校の日本大学生産工学部に行って来ました。

創設60週年で建築工学部のホームカミングデイへの招待です。
そんな機会でもなければ、母校に足を運ぶ事がありませんものね。

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当時はグランドもあってゆったりしていたキャンパスも、新校舎や実験棟が建ち、どこを見ても目一杯な印象です。

 

 

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オフィスビルのような新校舎がある横で、図書館や食堂、実験棟が

24年前の姿で残っているのがとてもノスタルジック。

 

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師橋先生の案内で、11号館に入らせていただきました。


実験棟の天井にはホイストクレーンが今もあり、アムスラー型500トン圧縮試験機も健在

そして傍らには実験後のコンクリートの梁が積まれていました。

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「昔と変わらないなぁ」
 

鉄筋の本数や継手の位置を少しづつ変えたコンクリートの梁をこしらえ

それを地震エネルギーを想定した繰り返し荷重を掛ける

(荷重を掛けては梁をひっくり返してまた荷重を掛ける=上下から交互に荷重を掛ける)

そんな研究を僕らはしていました。


でも、よく見ると破断した部分が当時とは違います。

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糸のような物がわかりますか?

これは鉄筋を使わずに繊維(ファイバー)で補強されたコンクリートFRCだそうです。
時代に合わせて研究のテーマも変わります。

将来は鉄筋を使わないコンクリート構造が認可されるようになるかも知れませんね。

 

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コンクリートだけではありません、木の梁も変わっていて

僕らの時は、無垢の材料で破壊試験していましたが

ここにあるのは集成材の梁でした。

 

建築工学科のコースも3つとなり、新たに『居住空間デザインコース』が出来ました。

これは女子学生を対象とした少人数制コースです。

僕らのゼミ室横の暗室は女子更衣室となっていました。

(女の子も実験の時はツナギに着替えますから)

 

 

オフィスビルのような新館39号棟での記念講演は

元大成建設の設計部長、橋下さんと

元三井住友建設副支店長の金田さんの生産工学部1期生おふたりによる対談でした。

 

産学分離の時代に、産学が一体となった『生産工学』という理念でわが校は創立されました。

今では当たり前のように使うネットワーク工程表も、航空機製造という他分野からいち早く建築業界に持ち込んだのが生産工学部であり

就職先では先輩社員よりもネットワーク工程表に詳しかった、という話は特に印象的でした。

 

そうしたお二人が語る「建築界で必要とされる人物」とは

即戦力であること。

 

これは、「経験豊富という意味ではなく、自分で考え判断できる人材」だそうです。

 

そして、その為にも学生一人ひとりに期待することはこれ!

「もっと建築を好きになってほしい!」

 

今も昔も、好きこそ物の上手なれ・・・ですね。

 

 

 

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こんにちは、代表の大塚です。

 

好評だった断熱内窓のインプラス。

これを取り付けたお宅に提供される住宅エコポイントが終了して4ヶ月。
きっとまた、政府が景気対策として復活させるだろうという期待も虚しく、

「選挙が終わらないと復活はないかなぁ・・・」と諦めかけていたら

 

出ました!
LIXILがやってくれました。

 

住宅エコポイントに変わるキャンペーン、「エコ窓ポイント」

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例えばインプラスを3窓取り付けて20,000ポイント獲得すると

お風呂で見れるワンセグTVやホームベーカリー、IH調理器、鍋セットなどバラエティーあふれる商品と交換できます。


期間は3月31日まで!

せっかく付けるなら寒くなる前のがお得、
早めに付けて暖かく年を越せると嬉しいですね。



インプラスは1ミリ単位で寸法取りする精巧な商品です。
当社でご発注いただけますので、お気軽にお問合せください。

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こんにちは、代表の大塚です。


この連休中に子どもの高校の文化祭に行ってきます。

私が高校の時に比べて、大道具や飾り付けが半端でなく、

それを見るのも楽しみのひとつですね。

 

そういえばうちの近くのホームセンターでも学生さんがたくさんいたなぁ。

あちこちでホームセンターが増えたので学生さんもDIYファンも大助かりですね。

 

先日、大島ショールームに来店された飲食店オーナーもどうやらDIYファンの様子。

 

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お店のドアが床に擦れていて開け閉めに困っている。

その状況をプロっぽく分析していました。
「建具の傾きはないんだ。もしかすると入り口が下がったのか、床が上がったのか・・・」
 

(おっ、建具の垂直を見るとはいいとこ見てる)
でも、木造ではないので床が上がったりはしません。
 

話を伺うと

 

「以前頼んだガラス屋が扉の上をいじって少しは直ったんだが、またダメになった」

だそうです。

 

(あ?ガラス屋さんやっちゃいましたね)

この建具はフロアヒンジなので、上の金物をいじっても解決しません。
 

その説明をすると、オーナーも納得。

後日修理することになりました。

 

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オーナーが、「俺も手伝うから」
とおっしゃるので、ガラス戸を外すのから手伝っていただきました。

50kg近くあるのでこれは助かります。

 

修理は鉄製の板を削ってフロアヒンジに接着、扉を足元から嵩上げする方法。
 

 

扉を復旧して無事解決すると、気をよくしたオーナーは、
「外れてしまった階段のノンスリップ」や「ちぎれたブラインド」などを持って来ては

「これも何とかならない?」と面接官のような目で聞いてきます。

 

私が、「うーん、やったことありませんけど、うまくいくかも知れません」

と言うとにっこり笑って、その後の作業を手伝ってくれます。

それはそれは楽しげに・・・

 

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なんか、お店を愛してやまないオーナーの為に随分サービスしてしまったようですが、

最後にご褒美をいただきました。


「今度、自宅のユニットバスの入れ替えの相談にのってよ」

ですって。

 

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こんにちは代表の大塚です。

この度、ホームページをリニューアルオープンしました。

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今までが素人の手作り感満載でしたので、これでようやく人様に見ていただけます。

3年前に、「リフォーム工事を頼むのにWEBで探す人はいないだろう」

そんな思いで作ったホームページは会社案内のような出来で、お問合せフォームもろくにないようなものでした。

 

にもかかわらず、「youtubeを見た」とか「ブログを見た」とお問合せいただいた方は、相当面倒な思いをしながら電話して下さったことでしょう。

本当に頭の下がる思いです。

 

Facebookの勉強をしたのが1年前。

twitter・youtube・ブログ を活用してFacebookに投稿し、そこからホームページにたどり着いていただく仕組みを学び、

そのために外部ブログではなく自社ブログが必要だと強く感じました・・・

 

それから1年、ようやく自社ブログを実装したホームページが出来ました。

もちろんFacebookにも連携しています。

今までは外部ブログで、せっかくコメントを頂いても気が付かずに失礼して事が多々あります。

これからは、このページ内でコメントのやりとりが出来ます。

一方通行だったブログが、ソーシャル化することにワクワクしています。

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こんにちは、代表の大塚です。

「工事の完成写真やお客さま家族との記念撮影をきれいに撮りたい」
そう思い始めたのが半年前。

今ではすっかり写真が趣味になってしまいました。
 
そして今日はオヌキヒサシさん主催の
「フォトグラファー養成講座」に参加してきました。
 
P9081451.JPG
 
月島にある倉庫を改装した素敵なスタジオで
今日のテーマは
「小物をきれいに見えるように撮る」です。
 
ガラス製品、花、果物を違った光の環境で撮影します。
でも、受講生の撮る写真は皆さまざまでユニーク。
ひとつとして同じ物がありません。
 
その中で嬉しいことに気付きました。
 
僕が感じる「素敵な写真」とは
「物語りが感じられる」写真でした。
 
例えば
 
 
窓際のワインとふたつのグラス
一見、レストランの恋人を思い浮かべますが、ちょっと寒々しい感じです。
 
同じ素材でも、角度と背景を変えると
 
P9081456.JPG
 
生活の一コマを思い浮かべられませんか?
 
 
香水の瓶もそれだけだと
 


格好はいいけど何か足りない
 
P9081468.JPG
 
どうです、今まで女性がそこにいたかのようです。
 
 
お花もポツンと一輪で置くより、こんな風にすると
 
P9081457.JPG
 
何かが感じられませんか?

普段の住宅リフォームのお仕事では
完成した後、
「ご夫婦がどんな会話をキッチンでするのかな?」
「やんちゃなお子さんたちはリビングで駆けまわるんだろうな」
と、楽しい生活風景を想像しながら工事を進めています。

だから、クールでカッコイイ写真よりも
物語が感じられる写真が好きなんだ!
そのことに気が付いた今日は、何か嬉しくて仕方がありません。
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こんにちは代表の大塚です。

 
大島ショールームに奥さんが常駐するようになって一月半。
「お店の飾り付けをちゃんとしたいねぇ?」と欲が出るくらい
余裕が出てきました。
 
 
子供が喜びそうな、身長スケールのオブジェを作ったのをきっかけに、
「カラフルに飾ってみようか?」
とPinterestの写真を参考にして
 
 
何やってんだろうと、周りの人がチラチラ見ていきます
 
 
 
普段と違う仕事なので、ペンキ屋さんもノリノリで楽しみながらの作業。
 
 
 
近所の保育園の子供たちはどんなリアクションしてくれるかな?
月曜日が楽しみです。
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こんにちは大塚です。

いまホームページのリニューアル中です。

その代表挨拶のページで自分と建築の関わりを振り返リながら
いかに大工の棟梁だった祖父の影響が大きいか感じさせられます。
 
私は使い込まれた家や建具、道具が大好きです。
アンティークのように飾るのではなく、
実際に使いたい。または手を加えて使えるようにしたい。
 
 
そんな気持ちが根底にあります。
リフォーム工事が始まると、
「これは使えそうだ」とか「捨てるのがもったいない」
とついつい妄想の世界に入ってしまいます。
 
 
使い込んだものを大事にするお客様は
一番波長の合うお客様ですね。
 
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工務店のPinterest活用

お気に入りの写真を収集出来るPinterestは言葉が要らないソーシャルとして人気です。

自分の趣味のもの、好きなもの、行ってみたいところ、ほしいものなど
次々ボードに「PIN」していく事ができます。
 
 
 
収納リフォームの打ち合わせの前に新しくボードを作りました。
「Calorful closet&Storage」
メーカーの収納カタログでは製品ばかりが取り上げられているので
生活してからのイメージがわかりません。

そこで、WEBサイトから洒落た収納の写真をPIN。
これなら実際に洋服や靴が収納されているのが目で確認できます。
センスのいいクローゼットのサンプル集の出来上がりです。
 
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