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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

年が明けて2016年になって感じることがあります。

あっちこっちで足場が掛かっているな~

 

まるで、消費税が8%に上がる前の駆け込み工事で賑わった

2014年を思い出します。

 

特に今回はオリンピックの影響で

ひとで不足とか資材の高騰を心配してか

前回の税率アップと時よりも早いタイミングで

工事の前倒し発注があるような気がします。

 

まあ、いずれ必要になるメンテナンスですから

ちょっと早くお手入れをしても構いませんが

折角足場を掛けて外壁の塗り替えをするのなら

是非チェックしておきたい項目があります。

 

 

手の届かない場所で破損!

写真 2015-12-03 10 43 55.jpg

 

これは屋上の雨を排水する樋です ↑

ぱっくり割れていますね。

S造(鉄骨造)やRC造(コンクリート造)のビルで時々見かけます。

一見異常がないように見えても

近づいてよく見ると、ヒビが入っているケースもあります。

 

雨が降っておる時は

ここから排水があふれても気になりませんが

屋上の植木に水を上げたり、夏にプールを出して子供たちが遊んだりすると

ご近所からクレームが来ます。

 

「うちの車が汚れる!お宅の樋が壊れてるんじゃないか?」

 

こんな事言われるのはイヤですよね。

 

そうならない為にも

外壁のメンテナンスをする際は

雨樋の補修もしておく事をお勧めします。

 

でも、ただ割れた部品(エルボ)を交換すればいいという訳ではありません。

またヒビが入ってしまいます。

 

これは、地震で揺れたり、経年劣化で指示バンドが緩んだりして

樋自身の重さがこの部分(エルボ)に集中しているからです。

つまり、地上から屋上までの配管がエルボにぶら下がっている状態です。

 

そりゃ割れますよね。

 

 

そこで伸縮継手を仕込む!

写真 2015-11-22 13 19 07.jpg

 

写真右手にあるのが伸縮継手。

その名の通り延び縮みする継手です。

こちらのエルボは健全でしたので再利用しています。

 

 

写真 2015-11-22 13 22 06.jpg

 

これを縦樋の途中に仕込んでおけば

将来支持金物が緩んで配管の重さがかかっても大丈夫。

このジョイントが吸収してくれます。

 

特にスペシャルな材料ではなく、普通の配管材料なので

設備屋さんに頼めば簡単に取り付けしてもらえます。

外壁メンテのついでに頼めば、大した追加費用にもなりません。

1ヶ所7,500円ほどです

 

 

もし、何の手当てもせず足場を撤去してしまい

翌年、エルボにヒビが入ったら目も当てられません。

また足場を掛けなくてはなりません。

余計な支出です。

 

それに、そのヒビが外側に発生したのなら

排水が隣の家に降り注ぐだけ(これも十分迷惑)ですが

ドレインに近い根本でヒビが入ったら

家の中に雨漏れしてしまいます。

 

という訳で

足場を掛けて、外壁の塗装をするのなら

一緒に雨樋のメンテナンスもしておきましょう!

 

 

大塚健太郎

↑ 日経ホームビルダーさんで雨仕舞対策のインタビューを掲載していただきました

 

 

 

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こんにちは

バレエスタジオ・マイスターの大塚健太郎です

 

 

新規にバレエスタジオ・ダンススタジオをオープンしようと考えている講師の方に役に立つ、

教科書的なブログを書いてみました。

 

テーマはずばり 

 

スタジオを作るのにいくらかかるの?

P1013050.JPG

 

 

講師の皆さんは必ず同じ悩みを抱えています。

それは、「物件選び」が先か、「施工業者(工法・予算)選び」が先か

いったいどうすればいいの~?という悩みです。

 

 

物件はそれまでお教室を開いていた場所に近い方がいいですし

新規の生徒さん募集を考えた立地もこだわりたいところです。

 

 

ただ、そうして苦労の末見つけた理想の物件は

ご近所からクレームの来ないスタジオにするために

予想外のコストが掛かる場合もあります。

 

 

物件選びの解説は次回に回して

今回はスタジオ作りにいくらかかるのか?

を解説します。

 

 

スタジオ作りに掛かる費用の7割は“床”と“鏡”

 

 

どんな物件であっても、講師がこだわっているのは

『踊りやすい床』と『鏡』です。

防音・防振対策も欠かせませんが、物件によってかける費用がまちまちなので

今回はオプションとして外して考えます。

 

 

昔はフローリングの床が主流でしたが

今は膝に負担の掛からない、適度な弾力のある床が主流です。

その仕上げ材はリノリュームで人気のある床材は

松山バレエ団と東リが共同開発した『TMフロア』 か

イギリス バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に採用されている『TFリューム』 です。

 

 

鏡はコストパフォーマンスの高さから幅1200㎜程度が主流。

厚さは歪み補正がしやすい6㎜ガラスが最適です。

ジョイントが無い方がいいと幅を拡げてしまうと

ガラスの単価が上がるのに加え、

下地もグレードアップした作り込みが必要なので

最終的に5割以上コストがアップしてしまいます。

 

 

以上を踏まえて

60㎡程度の路面店(1階)にオープンするバレエスタジオの最低限掛かる費用をお話します。

 

写真 2015-11-19 10 39 36.jpg【置床にTMフロア】仕様で107万円(税別、以下同じです)

 

写真 2015-04-27 14 54 01.jpg【H2100 延長12m】の鏡で62万円

 

そして施工会社の経費で10~15%として25万円

以上で税込210万円です。

 

 

60㎡のスタジオを作るのに最低必要なのが210万円

という事です。

 

 

もっと費用を抑えられないの?

写真 2015-11-25 9 26 36.jpg

 

リノリュームをTMフロアからTFリュームに変えると14万円お安くなります。

 

また、置床ではなくアンダーレイシートだけでクッション性を持たせるのであれば

30万円お安くなります。

 

それをまとめると、60㎡のバレエスタジオ新設に掛かる最低限のコストは

165万円~210万円

ということになります。

 

あとは講師がどれだけこだわるかと言う事です。

 

天井が低い物件なら天井仕上げを解体したいでしょうし

照明にこだわったり、既存の壁に素敵な壁紙を貼ってみたり

更衣室を作ったり、看板やサインを充実してみたり

 

そうしたこだわりがオプションとして追加になります。

 

 

さて、肝心な防音防振に話を戻すと

こればかりは物件の立地や構造によってかなり変わってきます。

是非物件の賃貸契約前に施工業者に相談することをお勧めします。

 

 

ちなみに当社の場合

バレエスタジオであればほぼ音でクレームが来ることはない!というデータがあります。

仮にご近所からクレームが来ても、後からでも安価に対応できる防音対策がありますから安心です。

 

 

防振に関しては下階への影響が構造によってまちまち、

初期費用も80万円UPする場合がありますから

賃貸契約する前に必ず施工業者に相談しましょう。

 

 

 

最後に注意点!

 

置くだけで防振効果が期待できる『防振マット』系の材料がありますが、注意が必要です。

 

防振床の説明.jpg

カタログデータで防振性能が記載されていてもそれは既存の床が強固であるというのが前提です。

上の図のように、床の強度に問題がある場合防振マット系の床材では

下階に振動が伝わってしまう可能性があります。

 

 

以上、最低限かかるスタジオ作りの費用を解説しました。

あなたのスタジオ作りの参考になれば幸いです。

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます

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明けましておめでとうございますm(__)m

こんにちは!スタッフの大塚昌子です。

 

皆様の年末年始は、いかがでしたか?

私は、昨年の事を振り返る余裕のある年越しができました。

大掃除も適度に片付けられて、捨てられて自分のペースでできました。

たぶん、昨年1年を通して、ライフオーガナイズを学ぶ機会があったからだと思っています。

 

マスターライフオーガナイザーの伊藤かすみさんに、

永代ショールームで講座を開いていただくようになって1年と少し。

毎回増える、受講生の方達の学ぶ姿をチラ見しつつ、私も学ばせていただいてます。

 

IMG_1481.JPG

(写真は、昨年12月の入門講座の様子です。)

 

伊藤さんとは、学生時代の友人同士です。

20代の頃、彼女が故郷の広島へ帰ってしまってからは、頻繁に会う事はなくなりました。

それこそ、年賀状のやり取りだけが数年続いていました。

ただ、ここ数年の間にFBやメールで連絡を取り合う事が増えて

彼女が、ライフオーガナイザーとして広島でスタートしたことも知っていましたので、

一昨年、急に東京へお引越しが決まってからは、とても自然な形で

永代ショールームでの講座をスタートしてもらうことができました。

 

私も、始めるにあたって受講し、私達の仕事やお客様にとって

とてもいい内容だと思ったので、正直迷いはなかったです(笑)。

 

毎日の生活をより良くする!私らしく生きる!決して無理をせず!

そんな魔法がなくちゃできないような事が、ライフオーガナイズならできるようになる。

教わることができるんだなと思いました。

「たかが片付け」と侮っていた私には、とても衝撃的でした。

 

そんな、伊藤さんが教えてくれる『ライフオーガナイザーに教わるMyお片付け』。

今年は、1月23日(土)『家計のオーガナイズ』からのスタートになります。

私も1年前に受講して続けた結果、家計費10万円も余剰できたんですよ!!

 

IMG_0498.JPG

 

そして新年早々に伊藤さんからお知らせをいただきました。

ちょっと残念なお知らせなのですが、この春に故郷の広島へ戻るそうで、

東京での講座は、4月いっぱいまでとの事でしたweep

 

正直、もっともっとこの講座を続けられたら良かったのに・・・と思うのですが、

私が言うのも何ですが、この1年ちょっとの環境の変化の中で、得る物がたくさんあったのでしょう。

彼女はとても生き生きとしているんです。ライフオーガナイザーとして、母として、女性としても。

だから遠く離れていても、応援したいと思っています。

 

そんな、伊藤さんの今後の講座開催場所は、

ご自宅と公共施設、永代ショールームで予定されています。

ライフオーガナイズに興味があって、まだ受講されていない方は、

お早目にお申込みいただければと思います。

伊藤さんのブログからもお申込みいただけます。

 

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こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

単板ガラスとペアガラスで性能はどう違うの?

江東区リフォーム

 

家の断熱性能を良くするために内窓を付けたいというお客様に

私はLIXILのインプラスを単板ガラスで提案しておりました。

するとそのお客様からの返信メールにはこんな質問が・・・

 

主人が和室もペアガラスに(寒さがちがうだろう)と
言っているのですが、どんなものでしょうか・・・
性能の違いと金額的な違いを教えていただけますか。

 

そりゃ、ペアガラスの方が断熱性能も高いし結露もしにくくなりますよ

熱還流率だって単板ガラスは6.0ですが、ペアガラスは2.9ですから~!

 

そう返答しようとして、ん?ちょっと待てよ

そもそも『熱還流率』の2.9ってどういう意味だ?

数字が低いほど熱が逃げて行かない=断熱性能が高い

っていう事はわかるけど、

 

「実生活ではどんな風に違いを体感できるものなんだろう?

あるいはどれだけお財布に優しいんだろう?」

 

お客様が知りたいのはきっとそういう事ですよね。

 

その視点でご説明する事こそ顧客満足度を上げる事に繋がると思い

いろいろ調べて、自分なりに計算してみました。

 

 

 

■単板ガラスと複層ガラスの断熱性比較

上の写真はW1800*H1200の腰窓3か所に単板ガラス仕様のインプラスを付けた物件です。

もしペアガラス(一般複層)仕様だった場合どう違うかを比較検討します。

 

 

今日のような寒い冬で外気温が7℃、家の中は暖房で22℃です

温度差15℃

 

腰窓は1.8*1.2なので、それが3か所で面積は6.4㎡

 

単板5㎜の熱還流率U値は5.9W/㎡・K

一般複層(ペア)ガラス3+A12+3 のU値は2.9W/㎡・K

 

この条件で8時間暖房運転した場合の窓から逃げる熱量を計算します

(計算を簡易にするため、その間室温も一定、外気温も一定とします)

 

単板ガラスの内窓から逃げていく熱量は

熱還流率×面積×温度差×時間

5.9×6.4㎡×15℃×8hr=4531W

 

一般複層(ペア)ガラス3+A6+3 の内窓から逃げていく熱量は

2.9×6.4㎡×15℃×8hr=2227W 

 

その差は2304Wです

 

12帖タイプのエアコン(4.2kW)をおよそ30分余計に暖房運転させたのと同じくらいの熱量をロスすることになります。

 

8時間に対して30分ですから、ペアガラスの方が6.2%お得という事になります。

 

 

これを電気代に当てはめると

12帖タイプのエアコン暖房運転を8時間×30日で約5000円/月になります。

5,000円×6.2%=310円

 

月々310円の電気代が節約できます。

 

 

さあ、あなたはどうしますか?

ペアガラスの内窓にしますか、それとも単板ガラスの内窓ですか?

夏冬通してエアコンをフルに使用しているのは7ヶ月程度ですから年間2,170円

 

年間2,170円お得になります!

 

 

単板ガラスの内窓とペアガラスの内窓の商品代差額が37,000円ですから

18年ほどで初期費用を回収できます・・・って割が合わないですね(^_^;)

 

 

 

 

結局、どの内窓を選べばいいの!?

 

 

いままで、省エネ効果というカテゴリーで比較しましたが

その結果、単板ガラスでもペアガラスでも大きな違いはありません。

 

コストパフォーマンスの高い内窓を希望するのなら 『単板ガラス』で十分でしょう

 

●もしガスファンヒーターを使っていたり、加湿器をバンバンたいているお宅であれば

単板ガラスの内窓を入れても結露が発生する場合があります。

その心配があるお宅は結露防止も期待できる 『一般複層(ペア)ガラス』がお勧めです。

 

●さらに、羨ましいほど日当たりのいいお宅で、夏の日差しが熱くてたまらないのであれば

遮熱性能も期待できる 『Low-E複層ガラス』がお勧めです。

 

 

コスト ・ 結露 ・ 遮熱

この3つのキーワードからお宅にあった断熱内窓選びをされると良いかと思います。

 

(断熱性能比較の計算はAGGのサイトを参考にしています)

 

 

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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

まるで炊き出しの湯気

左官

 

大釜で豚汁でも作っているようじゃありませんか?

今日は左官の茂木さんが来て外壁の下地こしらえ。

フジモルを練っているところです。

 

 

写真が好きな私は、こんな半逆光のライティングを見ると

ついついシャッターを切らずにはいられません。

 

 

そのせいか、当社の工事写真は

工事の記録写真というより、人物ポートレートとかドキュメンタリー写真のようなものが多いなぁ

並べ眺めると、「あぁ、元はこうだったんだな」とか、「ここはこんな風に下地をこしらえたっけ」

なんて当時の作業の想いにふけってしまいます。

 

フォトアルバムを作るマサコさんからは、ページを構成しやすいと好評です。

 

写真 2015-12-26 9 47 04.jpg

 

 

狭くてやりにくい裏側ですが、兄さん頑張って塗ってくれています!

 

 

そもそも忙しくて年内は来れないって話だったのですが

なんとか都合をつけてくれて、下地塗りだけしてもらえました。

下塗りが出来ているだけでも、気持ちよく年越しが出来ますね。

来年はいよいよ仕上げ塗、ジョリパットでお化粧します。

ご主人から、「色は大塚さんに任せます」と言われているので責任重大。

ドキドキですが仕上げりが楽しみです。

 

 

 

写真 2015-12-26 11 40 38 (1).jpg

 

1階の床と増築した床の高さを合わせるために、ここでは基礎パッキンを使えませんでした。

代わりの床下通気口を設けます。

 

 

そこで問題だったのが外壁の通気

基礎パッキンを使っていれば通常の換気水切りが設置できるのですが

ここでは、アレンジした通気を仕込んでいます。

それを理解してくれた茂木さんは、基礎の化粧モルタル塗りがその通気口を塞がない様に

ちゃんと仕掛けを施してくれました。

流石だなぁ~

 

 

さあ、当社の現場仕事は28日まで、あと2日です。

いろいろやり残しもありますが

とりあえず、来年のスタートに困らないレベルにまでもっていくぞ~!

 

 

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