エーゼン大塚建設 スタッフブログ

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

ホーム > エーゼン大塚建設 スタッフブログ

カテゴリ

こんにちは!スタッフの大塚昌子です。

私事ではございますが、昨年中古マンションを購入し、

今年の1月末に引越しをしました。house

新しい家は、永代ショールームからも近く、とても便利になりました!

そして、前よりも快適に暮らせるようになりました。note

 

あなたは、どんな家に住みたいですか?

そして、そこでどんな暮らしをしたいですか?

 

『理想の住まい』や『快適な暮らし』って、人それぞれ違います。confident

私は、いつでも来客OK!な片づいた家で、好きな雑貨やインテリアに囲まれて暮らしたい。

それから、わずらわしい階段のないフラットな家に住みたい・・・。

17年間の戸建(借家)暮らしをしていた、私の理想の家であり夢でした。shine

 

夢のマイホームが現実となった頃、嬉しくてワクワクしながら、

頭の中では、新しい住まいでの生活を、何度もシュミレーションしていました。

 

 

 

サイズダウンという現実、今よりも狭い家への引越し

IMG_0099.JPG

(まだ、物件購入前の状態です。)

 

IMG_0315.JPG

 

 

IMG_0318.JPG

(緑色と黄色テープでマーキングした部分が、更にリフォームする箇所)

 

 

でも、よく考えてみると我が家は、新居に『サイズダウン』する形で

引越しをしなければならなかったのです。

 

引越す前の家の方が、敷地面積が広く、押入れなど収納スペースも多かった為、

もはや避けられない状況でした。coldsweats02

それに、リノベーション済みの物件に、更にリフォームを施さなくてはならなくて、

その時点で、今まで住んでいた間取りや収納スペースから大きく変わってしまう!wobbly

 

当然、引越し準備もしなくてはいけないのですが、

今まで暮らしていた家で17年間に蓄積されたモノ達を

全部移動させるのは、どう見ても、どう考えても不可能でした。bearing

 

 

 

片付けオンライントレーニングとの出会い

 

そんな時に、ライフオーガナイザー®の伊藤かすみさんから、こんな提案をいただいたのです。happy02

『片づけオンライントレーニング』を使って、私と一緒に引越し前の家をオーガナイズして、

引越し準備、引っ越後も快適に暮らしていけるようフォローをしてくれるというものでした。pc

 

 

2014-09-20-2.JPG

(↑永代ショールームで初めて開いたライフオーガナイズの講座の時の写真)

 

 

伊藤さんとは、2014年秋~2016年春まで、ほぼ毎月1回のペースで

永代ショールームで、ライフオーガナイズを使った片付けの講座を開いていただきました。

でも昨年5月に、拠点を故郷の広島県福山市へ移されてお仕事をされていました。bullettrain

 

いつか、ライフオーガナイズの手法をリフォームのお仕事に生かしたいな・・・

そう思っていた私にとって、このスカイプを使った片付けオンライントレーニングは嬉しいお話でした。

これから住む家が狭いのですから、今までの引越しとは訳が違います!

「これは、プロにお願いしよう!」と決心しました。

 

実際に、どんな事を行ったかというと・・・

 

私の場合は、新居を購入してから引越しまでの1ヵ月半は、

まず引越すまでの間、住んでいる家を快適にしていきました。

スカイプを使って、使いこなせていなかった押入れ収納から手を付けていき、

リビング、キッチン、玄関と、新居での生活をイメージしながらモノの整理をしていきました。

 

 

IMG_0198.JPG

(↑引越し前に住んでいた借家は、古い一軒家でした。)

 

IMG_0304.JPG

(↑昔の間取り、使いにくい動線が、私の片付けを邪魔していました。)

 

IMG_0302.JPG

 

 

引越しのスケジュールも片づけの流れの中で、伊藤さんに組んでもらい、

それに合わせて荷造りも同時進行でした。

 

 

IMG_0431.JPG

(↑新居の図面に家具の配置を書き込み、色分けしたテープを段ボールに貼ります。)

 

IMG_0451.JPG

(↑新居に持ち込むモノを決めながら、梱包していきます。)

 

IMG_0452.JPG

(↑誰が見てもわかるようにしておきました。)

 

毎回スカイプを使って、1時間という限られた時間の中で、

伊藤さんに教えてもらいながら、1箇所ずつ実践していけるので、

いつも頑張り過ぎてへとへとになりながら、時間をかけたわりにスッキリ片づかなかった我が家が、

回を増すごとに整っていく様を見て、家族がビックリ!していました。

掃除、片付けが密かに楽しくなってきました(笑)

新居での生活も、だんだん楽しみになってきました。catface

 

週1回のスカイプレッスンを3ヵ月間受けてみました。

 

その結果、我が家は引越した当日からキッチンで食事を作る事も出来て、

翌日からは、ほぼ引越し前の生活リズムに戻る事ができました。notes

 

 

IMG_0538.JPG

(↑引越し当日のリビングです。)

 

IMG_0541.JPG

(↑決められた収納に入るかどうか、ここでもう一度オーガナイズしました。)

 

引越し前に、私も家族もストレスなく片付けられる仕組みを作っておいたお陰で、

新しい家のどこに何を、どんな風に配置するのかも決まっていましたから、

引越す前に心配していたモノの移動も、きちんとできてました。

 

 

IMG_0550.JPG

(↑引越し後1日経ったリビング。)

 

IMG_0570.JPG

(↑引越し後1日経ったキッチン。)

 

引越し後の段ボールは、ほぼ1週間で消えて無くなり、

終わってみたら、今までで一番楽な引越しになっていました。

 

現在住み始めて6ヶ月を経過していますが

いつお友達が来ても、「上がっていって!」と言える状態が続いています。

私が、理想に思っていた住まいが実現できました。heart04

 

 

IMG_1335.JPG

 

 

IMG_0797.JPG

 

 

そして、この『片付けオンライントレーニング』も含め、

ライフオーガナイズ的に目指すところは、引っ越して終わりじゃなく、

その後も整理整頓がキープできるようになる事。

 

 

FullSizeRender (18).jpg

(↑7月現在のリビングです。)

 

IMG_1611.JPG

(↑7月現在のキッチンです。)

 

この片付けメソッドはリフォームのお客様の悩みを解決出来そう!

 

そういえば、2世帯リフォームや、スケルトンリフォームのお客様で

「とにかく収納を多くして欲しい!」や「とにかく広くして欲しい!」という相談がよくあります。

『とりあえずの収納』を作ってみても、出来上がった収納は、希望通りのはずなのですが、

入り切らない荷物が出てきたり、意外と使いにくい収納になっていたり・・・残念です。

ちゃんと収納計画をしているはずなのに・・・。

そういった悩みにも、ライフオーガナイズを取りいれる事で、解消していけるのでは!と感じました。

 

他にもレジデンシャルオーガナイズという、収納設計から伊藤さんに参加していただける方法も

ありますので、ご希望の方にはご紹介する事も可能です。

これからのリフォーム工事にも、私達の体験を生かしていけたらと考えていますflair

 

☆ご紹介した『片付けオンライントレーニング』『レジデンシャルオーガナイズ』を利用される場合は、

 工事費とは別で、依頼費用が発生いたします。

 

☆ブログ記事に関係するページのURLです。

 一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会のホームページはこちら ⇒ http://jalo.jp/

 伊藤かすみさんのホームページはこちら ⇒ http://kasumiflow104.wixsite.com/organize 

 『片づけオンライントレーニング』に興味のある方はこちら ⇒ http://kasumiflow104.wixsite.com/organize/web

 

☆デコレーションリフォーム®のブログ ⇒ http://decorationreform.com/bg/?p=217

 

快適な生活を実現したいリフォームを望んでいる方は

エーゼン大塚建設でご相談いただけます。

お近くの方は永代ショールームまでお越しください。

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

一般お問合せバナー.JPG

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • Clip to Evernote

こんにちは!スタッフの大塚昌子です。

昨日は、久しぶりに永代ショールームでセミナーを開きました。

・・・と言っても、事前の告知もせずに(笑)急になんですけどねcoldsweats01

 

知人からの「教えてもらえませんか?」というご発声をいただき、

「やってみましょうか?」と乗せていただいた感じです。happy02

結果、昨日は3名の方が参加してくださいました。

ありがとうございました!

代表の念願だった、「永代ショールームでセミナー開きたい!」という夢が叶いました。shine

 

IMG_1317.JPG

 

こんな感じで、資料も作って、プロジェクターも使ってみました。catface

 

代表が、「ちゃんと集客できるホームページを作りたい」と思い始めたのは、4、5年前。

代表自ら、本を読んで、セミナーに通って、いろいろ試してみた結果、

「自分で作るしかない!!」という結論に達して、今のホームページを作りました。

代表のリクエストに応えてくれる製作会社を探して(当時は、これが主流)

100%満足のいくものではないけれど、そこそこ集客が期待できる内容で出来上がったものが

今の私達のホームページです。

 

ところが、「これで問い合わせがたくさん来るぞ!」と作ったホームページでも、

実際に問い合わせが来るまでの間は、ソワソワ、モヤモヤの連続でした。

問い合わせが来ても、仕事につながらない・・・焦りました。coldsweats02

自信がない頃、リフォーム会社のポータルサイトへも登録してみました。(有料です)

ホームページを見てくれる人は増えましたが、残念ながら仕事にはつながりませんでした。

 

「いったい何の為にホームページを作ったのだろう?」

「何がイケないんだろう?」そんなことばかり考えます。bearing

「やっぱりもう一回自分で作ってみよう!」ということになり

某建築系雑誌主宰のセミナーに参加してみました。

ここでの気付きが、非常に大きく影響しました。

 

ちょうど2年程前から、スタジオ施工が増えてきた事もあり、

セミナーで学んできた、無料のホームページ作成サービスを利用して

専門のホームページを作ったところ、今までとは違う反応が見られはじめました。

ちゃんと見てもらえて、私達を理解してもらえるホームページに仕上がっていきました。

 

昨日は、そんな経験を生かして、

代表なりの自社ホームページ作りのポイント、集客できるコツなどを

業種を問わずに活かしてもらえる内容でお届けできたかな?と思います。

今後も、自分達のできる範囲でこのような機会を作っていけたらいいなぁ~と思っております。confident

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • Clip to Evernote

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

「マンションの結露やカビ」を取り上げたブログは大人気

この問題、みなさん高い関心があるようで、

当社のHP閲覧のうち「マンションの結露やカビ」関連のブログ閲覧が17%を占めています。

 

実際、カビの相談の中には

平成完成の築浅物件や

マンション再販売業者によるリノベ―ション済みのマンションもあります。

どうやら全ての施工会社が結露対策に熟知しているという訳ではなさそうです。

 

 

明らかに湿気の問題を抱えている洋室

写真 2017-05-11 9 44 00.jpg

賃貸ルームのリノベーションの相談を受けた物件ですが

北側洋室の外壁面がかなりカビていました。

 

賃貸なので投下出来る費用も限られています。

リフォーム着工の時点で、断熱改修工事は見送り、カビを除去してクロスを貼り変える方針になりました。

 

ところが

カビたクロスを剥がすと、下地のボードがボロボロ

とてもクロスを貼れる状態ではありませんでした。

 

急遽、ボードを貼り変える事にしました。

折角貼り変えるのですから、断熱ボードを使って結露対策もしようと考えました。

 

 

まさかの断熱ボード⁉

写真 2017-05-25 8 59 47.jpg

驚いた事に、この壁は断熱ボードが使ってありました。

私達が使おうと思っていた材料です。

これだけ結露の被害を受けている壁下地にまさか断熱ボードが使ってあるとは想像できませんでした。

 

でも待てよ・・・

 

この断熱ボード、GL工法で貼ってあります。

つまり断熱ボードの背後に空気層があるんです。

 

施工業者の勘違い

写真 2017-05-25 8 59 39.jpg

外壁に面する壁をGL工法でボードを貼る方法はマンションでは一般的です。

施工業者はGL工法に加えて断熱ボードを使用すれば結露は問題ないと考えたのでしょうが

それは大きな間違いです。

 

断熱材は外壁面に接して取り付けるのが効果的です。

断熱材を仕込んでも写真の様にその後ろに空気層があっては結露対策になりません。

ただお部屋の熱を逃がさないという断熱効果があるだけです。

 

隙間から入り込んだお部屋の暖かい空気がコンクリートの壁で冷されて壁の中で結露します。

いわゆる『内部結露』という現象です。

 

内部結露は木造住宅に限った不具合ではありません

良い材料を用意しても、その使い方が間違っていればマンションでも内部結露が発生します。

上の写真のコンクリート壁の黒部分は全てカビです。

表面のクロスを貼り変えてだけでは、いずれカビが生えてきます。

 

 

急遽、断熱ボードを中止!スタイロ直貼りに変更

写真 2017-05-25 14 41 28.jpg

垂木の間に30㎜のスタロフォーム断熱材をはめ込んでいきます。

この時大事なのがスタイロフォームをコンクリートの壁にピッタリと付ける事。

空間があるとそこに暖気が入り込んで内部結露をおこします。

 

さらに空気の流入を抑える

写真 2017-05-25 17 12 04.jpg

木枠とスタイロフォームの取り合い部にボンドを充填

空気の流れをシャットアウトします。

お部屋を「窒息させるイメージ」

これは防音工事と同じ考え方です・

 

さあ、これでこの賃貸ルームはカビ問題から解放されました。

 

 

マンションのカビにおける業界の問題とは?

 

平成築のマンションでもカビが生えてしまうのは何故でしょうか?

リノベ済のマンションで結露してしまうのは何故でしょうか?

 

建築基準法ではマンションの断熱性能に関する記述がありません。

木造住宅であれば補助金が得られるHEMSのようなエネルギー管理の仕組みがあります。

でもマンションではそれに相当するものがなく、

補助金が期待できそうなエコリフォームでも、マンションの外壁面積では必要な断熱材のボリュームがクリアできません。

 

つまりマンションにおいては断熱は法的な規制がある訳でもなく

断熱改修をした場合のメリットもないというのが現状です。

 

であれば、築古の中古マンションでは断熱性能はあまり期待できませんし

利益を追求するマンション再販売業者が手掛けるリノベで、わざわざ断熱改修する事は期待できません。

 

 

 

自分の財産は自分で守る

 

リノベ済の物件をマンション再販売業者から購入するにしろ

リノベ条件付きの中古マンションを購入するにしろ

結露対策、カビ対策については販売業者に確認する必要があります。

 

適切な断熱改修がされていなければ、オプション費用を払ってでも正しい方法で断熱改修をしてもらいましょう。

あなたの資産を守れるのはあなた自身ですから・・・

 

 

 

マンションリフォームに合わせて断熱改修もこだわりたい方は

エーゼン大塚建設でご相談いただけます。

お近くの方も遠方の方も永代ショールームにお越しください。

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

一般お問合せバナー.JPG

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • Clip to Evernote

こんにちは!

贅沢リフォームの匠、大塚健太郎です。

東京都江東区で住宅リフォーム会社を経営しています。

 

 

自宅マンションでご近所に気兼ねなくギターが弾けたら嬉しくないですか?

写真 2017-01-31 20 54 18.jpg

 

行きつけのワインバーで常連さん達と飲んでいた時の事です

「僕ねギターやるんです」

「私はピアノいけますよ」

「大塚さんの息子さん、ドラム叩くんでしょ。ここのメンバーでバンド組めますね~」

そんな音楽の話で盛り上がりました。

 

 

他にも社会人バンドを組んでジャズを演奏したり

市民オーケストラでクラッシックを演奏したり

音楽を楽しんでいる40代50代の方が私の周りにたくさんいます。

 

 

住宅リフォームをしたお客様にもギターファンがいて

納戸を改装して、趣味の部屋にしました。

 

P1012337.JPG

 

CD やアンプ、プレーヤーをどこに置くか完璧にイメージ出来ているので

棚の割り付けは1センチ刻みのオーダーでした。

 

そんな自ら楽器を演奏する音楽ファンは、子育てが落ち着いたアラフィフ世代に多いようです。

先週から始まったプレミアムフライデー。

真っ直ぐ家に帰って、思う存分自宅でプレイするのもいいですね。

 

 

ではマンションでどうやって夢の防音室を作るか?

 

ユニットタイプの防音室をお部屋に設置するというのが一般的ですね。

ヤマハのアビテックスなどがメジャーです。

防音の性能も申し分ない。

ただ既存のお部屋の中にユニットバスを設置するようなものなので、

それなりに部屋が狭くなりますし、ユニットの防音室の中も広くはありません。

 

かといって、フルオーダーで完璧な防音室を作るとなると予算も張ってきます。

 

 

完璧ではないけどクレームの来ない防音室

 

100点満点の防音室でなくても、ご近所から苦情が来なければいい訳ですよね。

あなたの演奏する楽器によって求められる防音性能はまちまち。

マリンバを演奏するとか、ドラムを叩くとか、グランドピアノを弾く・・・

そんな振動がガンガン床に伝わっていくようなヘビィな楽器の防音は難しいですが

アコースティックギターやエレキギターであれば防音はそんなに難しくはありません。

 

 

その違いは固体振動音と空気伝搬音です

 

ドラムの様に床に直接振動が加わる楽器では、その振動が床のコンクリートに伝わりお隣りに伝わっていきます。

これが固体振動音。

 

一方ギターは空気を震わせて音を響かせます。

これが空気伝搬音。

 

マンションのコンクリートの躯体(柱・梁・壁・床)では

空気伝搬音を軽減するのは得意ですが、固体振動音を軽減するのは苦手です。

前述のユニットタイプの防音室は空気伝搬音と固体振動音の両方を軽減するように設計されています。

 

 

では完璧ではないけどクレームの来ない防音室に話を戻します。

 

お子さんが独立して物が減ったクローゼットをギターを弾く部屋にリフォームする

と言う例を考えてみましょう。

写真 2016-12-29 14 05 58.jpg

 

完璧ではないけどクレームの来ない防音室にするために、まずは条件を設定します。

 

●弾く楽器はアコースティックギター、エレキギター

●夜10時まで演奏したい

●同居人の部屋やリビングに音が漏れ聞こえるのは仕方なし、隣家や屋外への音漏れを防ぐ

(家の中の他の部屋は音を緩衝する前室の役目)

 

 

 

写真 2017-01-11 9 12 22.jpg

 

次に工事の前に、あなたが防音のために貢献できることを考えます。

 

●ギターなので固体振動音対策は最小限にとどめたい ➔ 演奏中足でドンドン床をタップする演奏は控える

●アンプは壁から離す(壁に固体振動音を伝えない)

●演奏するときは隣家側の壁に背を向ける(自分自身が吸音材となる)

 

 

 

写真 2017-01-16 13 25 43.jpg

 

 

その条件とあなたの努力に期待して、クローゼットを防音室に改装します。

 

1.隣家側の壁は太鼓現象(音を伝えてしまう)の原因なので撤去解体する

2.隣家側のコンクリートの壁は空気伝搬音を軽減してくれるのでそのまま利用する。

  音が漏れる隙間(クラック)のみ遮音コーキングで塞いでおく

3.壁の上部にはロックウールを入れ穴あきボードで仕上げる

4.天井は岩綿吸音板仕上げ

  上記の3と4は音漏れを防ぐための吸音だけでなく、演奏の音が心地よく聞こえるための吸音でもある。

5.床には防振マット+桐のフローリングを敷く。

  床下のコンクリートに振動を伝えない為の最小限の手当て。

6.ベランダ側の窓にはインプラス(断熱内窓)を設置して防音する

 

 

こんな施工をすれば、完璧ではないけれどクレームの来ない防音室が作れます。

 

写真 2017-01-21 19 46 48.jpg

 

ここではさらにもう一工夫しています。

腰壁にはしっくいを塗って消臭と調湿効果を高めました。

楽器の保管に優しい部屋になっています。

 

また、少しでも吸音材を増やすために、ベッドも置きました。

ベッドに腰掛けながら好きなギターを弾き

ベッドに横になりながら好きなCDを聴く

そんな最高のお部屋になっています。

 

しかもコンクリートの壁に直接塗った漆喰はひんやりしているので、

夏は壁に寄り添っていると気持ちがいいはずです。

 

 

実際に演奏してもらいました

 

想定のとおり、隣の寝室や廊下に音は漏れてきました。

以外だったのは離れたリビングの方が反響した耳触りの悪い音が聞こえてきた事です。

廊下で思った以上に反響したのでしょう。

これは、廊下の向かいのクローゼットを開ける事で解消できます。

(洋服に吸音させます。演奏する時はクローゼットを開けるというルールが出来ました)

 

そして気になるベランダと共用廊下ですが

完璧です!

耳を澄ませばかろうじて聞こえてくる程度で、周囲の暗騒音の方が気になるくらいです。

 

 

いかがでしょうか?

100%の防音性能を達成しなくても

演奏者の配慮、家族の理解、そして最小限だけど適切な防音防振を施せばクレームの来ない防音室が作れます。

 

 

 

自宅マンションでギターを弾きたいと野望を抱いている方はエーゼン大塚建設がその夢をかなえられます。

お近くの方は永代ショールームまでお越しください。

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

一般お問合せバナー.JPG

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • Clip to Evernote

こんにちわ!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォーム」ブログを運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 贅沢リフォームの匠、大塚健太郎です。

 

 

リフォーム工事でお客様にイメージを伝えつらいのが照明計画です。

写真 2017-01-07 17 09 08.jpg

 

最近はカフェのようなリビングが人気ですので、その場合は電球色の照明をレイアウトすればそれっぽくなります。

一方リビングのテーブルで作業をするのなら昼白色の照明の方が快適ですし、

高齢者が新聞を読むのには電球色と昼白色をミックスした照明の方が文字がはっきり読めます。

 

LEDのダウンライトが性能が良くなり、価格もリーズナブルになっているので

最近では、明るさ暗さの調整に加えて、光の色味も変えられる調色調光タイプを進めています。

 

基本的にダウンライトで通常の明かりをカバー出来るので

演出光としてペンダントを組み合わせると素敵です。

でもね、それがいいと分っていてもお客様には上手く伝えられないんです。

 

「明るさ加減がイメージ出来なくて・・・」

 

 

と言うお客様に向けて比較の動画を撮りました。

 

●ペンダントに不透明の傘を付けた場合

(天井面には光が行きません)

写真 2017-01-15 16 02 12.jpg

 

ダウンタイトと組み合わせた動画

 

 

 

●ペンダント自体が反射複射するタイプの場合

(天井面も明るくなります)

写真 2017-01-15 15 11 34.jpg

 

ダウンライトと組み合わせた動画

 

ダウンライトが部屋全体を照らしているのに対して

ペンダント灯は部分的な明かりである事がわかりますね。

 

あなたはどのようなライフスタイルを望みますか?

それに合わせた照明計画をリフォーム工事に反映すると

素敵で快適なお部屋作りが可能です。

 

写真 2016-06-14 20 01 46.jpg

↑現場で実際にダウンライトをぶら下げて、照明選びをしてもらっている時の様子です。

 

 

 

リフォーム工事に伴う照明計画をご希望の方は

エーゼン大塚建設でご相談いただけます。

お近くの方は永代ショールームまでお越しください。

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

一般お問合せバナー.JPG

  • このエントリーをはてなブックマークに追加 
  • Clip to Evernote