こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
三連休のなか日ですが
娘に手伝ってもらい、マンションリフォーム現場の片づけに行きました。
「連休の間に、現地で色きめをしたいんです」
とお客様から連絡があったからです。
木工事の真っ最中で、毎日掃除片づけをしてはいても
これから使う資材は置いてありますし
カウンターの上などは埃っぽいまま・・・
「大人は承知していても小さなお子さん達が可哀そうだ」
そう思って、娘と現場に行ったんです。
2時間ほどの作業で、工事中のお部屋は綺麗に片付きました。
早めのランチを取りに近くのイタリアンレストランに入りました。
育児中のファミリーでいつも賑わっている
以前から気になっていた「モンナカーノ」です。
丁度11時半のオープン時だったので、僕たちが最初のお客でした。
ここの化粧室は輸入壁紙とタイルを使っていてお洒落なだけでなく
カウンターの手前はゆったりとした「おむつ交換台」になっていました。
「育児中のファミリーで賑わう理由はこれか」
と思いながらテーブルに戻ると
店内はすでに8割がたお客で埋まっています。
そんな中、ビックリする場面に出合いました。
赤ちゃん連れの若夫婦が4人掛けのテーブル席に座ろうとしていますが
明らかに座り辛そう。
他の夫婦のようにベビーカーは持ってこなかった様です。
するとウェイターが近づいて行き
「どうぞ、あちらの長椅子テーブルをご利用ください」
そう手のひらを向けた先は8人掛けの大テーブルで、
長椅子はベッドのようにフカフカしています。
恐縮する若夫婦にウェイターは
「8人の団体さんが来られたら移動をお願いするかもしれませんが、
それまではどうぞゆっくりされてください」
なんというホスピタリティでしょう!
大忙しのランチタイムになかなかできる事ではありません。
私は、一瞬でこのレストランのファンになってしまいました。
ウェイターさんが勧めてくれたサイドメニューの「岩手県産 の蒸し牡蠣」は
もちろん追加で注文しました。
人は好きになった人から物を買う・・・という事のまさに実践ですね。
われわれ工務店もこの店に学ぶところが沢山ありますね。
建築の知識が豊富だったり、施工技術が優れていたりすることは当たり前。
そしてお客様の話をようく聞き、快適なリフォームのご提案をするのも当然のことです。
大切なのは
「あなたのことをしっかり見ています」という思いを
ちゃんと伝わる形で表現することだと思います。
はやっている工務店なら、同時進行の工事をいくつも抱えているでしょう。
でも、だからと言って打合せの最中に他の電話に出たり
十分な時間をとらずにお客様の話を切り上げたりでは
プロとして失格ですね。
ランチ時に8人掛けのテーブルを勧めた、あのホスピタリティあふれた一言
あれこそが、我々が見習わなければならない「おもてなし」の精神だと痛感しました。
さて、今日娘と掃除片付けをしたリフォーム工事中のマンション。
上手くお客様を「おもてなし」出来たでしょうか?
「色柄を決めました」と連絡が来るのが楽しみです。
中古マンションを購入して、フルリフォームを考えている方はエーゼン大塚建設がしっかりお話を伺います。
お近くの方は永代ショールームにお越しください。