こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
「あの壁塗りは感動的でした!
ステキな模様になりますね。ワクワクです。」
マンションリフォームで自然素材を沢山使った部屋にしたいというE様から
こんなメールをいただきました。
珪藻土塗り壁の「はいから小町」をどんなパターンで仕上げるか
現地で実演しながら決めた『壁塗り』の晩に届いたメールです。
左官の茂木さんが、90センチ角のボードに
『ランダム』 『鏝ムラ』 『デザイン鏝ムラ』 (下に動画があります)
とつぎつぎパターンを描いていくと
「うーん、そういうのじゃなくてちょっとスペイン風の丸みのあるやつで・・・」
「こうですか?」
と左官の茂木さんが手首をくるっとひねって小さな虹のような形を並べていきます。
「もうちょっと波が大きい方が好きだな?」
「こんな感じですか?・・・
でも、僕の中ではこのパターンて、いっとき建売住宅で流行ったってイメージが強いなぁ」
「そう?じゃあ、デザインコテムラに縦のラインを入れたらどうなるかしら?」
「いいですけど、壁の端っこは必ずコーナー鏝を入れるから、こんな感じになるんですけど」
と今までのパターンを平らにならして次の鏝の動きを始めた途端
「あっ!その直前の模様がいいわ! もう一度出来る!?」
さすがに茂木さんも慌てて、
「えっ?どんな感じでしたっけ。ちょっとやってもらえます」
そうしてついにはご自分でコテを手にされたEさん。
体を動かしたことがきっかけになったようで、
その後浮かんでくるイメージを的確に口にするようになりました。
「こんなのはどうです?」 茂木さんがブロック積のようなラインを描くと
「縦横がピシッとしているより、少し波打ってる方がいいわ・・・もっと緩やかな波がいい・・・
そうそうムラがあった方が好き」
「えーそうですか、僕もムラがあった方が好きです!」
2人を見ていると
大きなキャンバスに向かってアーティストと左官職人がコラボしているようです。
そこはまさに壁面アート作品を作っている現場で
私は横でその制作風景をじっくり見ている観客です(^^)
そのコラボで出来た珪藻土塗り壁はいから小町のNEWパターンがこれ
『重ね和紙パターン』
28帖の広々と明るいリビングに塗ると
光が当たる面によって様々に表情を変え、Eさんを楽しませてくれます。
「この壁の前でプロフィール写真が撮れるよね」
と現場の様子を見に来たマサコさんが言うので
iPhoneで撮ってみました。
ちょっとモデルに難ありですが
一眼レフカメラを使えば本当にいいプロフィール写真が撮れそうです。
ちなみに、寝室のはいから小町は色を変えて「ぶどう」にしています。
パターンも一番凹凸の少ないランダムにして
輸入壁紙をぐっと引き立たせる感じに仕上げています。
こちらも記念写真を撮りたくなるような素敵な背景ですよね。
珪藻土の塗り壁って、「調湿性能」や「消臭性能」それに安全な自然素材という
機能的な部分ばかりが強調されますけど
自分だけのオンリーワンの柄で部屋の壁を彩る
そんな、贅沢な楽しみを味わえる素材でもあるんですよね。
左官の塗り壁って本当に楽しいです!
珪藻土塗り壁のパターン 「重ね和紙」 の動画はこちら
珪藻土塗り壁 パターンのつくり方 動画はこちら
住宅リフォームに珪藻土塗り壁を取り入れたいという方は
エーゼン大塚建設でご相談いただけます。
お近くの方は永代ショールームにお越しください。