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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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2015年10月のブログ記事一覧

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

床暖房で堀こたつが作れるのか?

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打合せテーブル一杯に資料を広げて見積をしていると

玄関サッシの向こうに人の気配を感じました。

にこにこしながらショールームを覗いている男性に、こんにちはと声をかけると

「建材を見せてもらってもいいですか?」と言って入ってこられました。

 

 

輸入壁紙を見せてくださいとか、珪藻土の塗り壁やエコカラットが見たいとか

そういうご希望は良く聞きますが

「建材が見たい」という言い方はあまり聞いたことがありません。

 

 

この方は建築関係の人かな?

職人さんでもなさそうだし、設計士にも見えない。

でも、空間デザイナーならありかな?

 

 

「いえ、僕は建築関係ではないんです、IT関係でして・・・。

中古の戸建てを買って、のんびりリフォームしている最中なんです」

 

 

今住んでいるところが別にあるSさんは

特に急ぐ事情もなく、少しずつ自分のこだわりでリフォームを進めているのだそうです。

「建材と言うのが床暖房なんですが」

「あっ!先日お電話いただいた方ですね!」

作業中の資料を方付けていたマサコさんの大きな声に、私はビックリしました。

 

 

確かに、不思議な電話がありました。

掘りごたつの熱源にプリマベーラを使えないか?という前例のない問合せでした。

 

 

メーカーに問い合わせを勧める

 

薄い電気フィルム式床暖房のプリマヴェーラを堀こたつの凸凹なりに曲げながら設置しようと考えているそうです。

ただ、元が薄いフィルムなので折ってしまったら断線しかねません。

とても大丈夫ですとは言えません。

 

60㎝くらいの短いフィルムを堀こたつの底や立ち上がりの面ごとに設置する方法が良さそうですが

短すぎるフィルムを使って、温度が上昇しすぎるとか

温度のコントロールが出来なくても困りますから

「一度メーカーのアルシステムに問い合わせされてみてはいかがですか」

とマサコさんが電話でアドバイスしました。

「永代ショールームには現物サンプルが置いてありますし、代表がいれば施工要領も詳しくお話しできますよ」

 

 

そのSさんが突如来店されたという訳です。

すばやい行動力に驚かされました。

 

 

オーナー自らリフォームを指揮する分離発注の悩み

 

購入した物件は、電気、設備、下地工事、内装仕上をそれぞれの専門工にバラバラに依頼する分離発注スタイルでSさん自身が直接交渉して進めているそうです。

「それなのに、プロの方に相談するのは心苦しいんですが・・・」

「いえいえ、うちはDIYをやりたい人を応援していますから大丈夫ですよ。

youtubeもDIY目線で投稿してますからね」

 

実際Sさん以外にも、

アイアン塗料の塗り方を知りたいとか、ウレタン防水は何を買ったらいいのかとか、

DIYに関する問い合わせが沢山あります。

 

そんな訳でSさんとのDIY談義は盛り上がっていき、やがてWEBショップの話になりました。

 

 

今回の床暖房プリマヴェーラについてSさんがメーカーに問い合わせすると

直販はしていないと言われたそうです。

「じゃあ、本当に堀こたつに使いたい時は当社が代理店ポジションになって商品を取り寄せればいいですね」

「そんなお願いを工務店の方にするのは申し訳ないんですが・・・」

 

 

今は工務店にもエンドユーザーにもワンプライス(同じ価格)で直販するWEBサイトが増えて来ています。

輸入建材を扱う老舗のADVANも以前は建築商社を経由した値引き販売をしていましたが

今ではワンプライス販売に変わっています。

 

 

「自分の好みの建材を、好きに選んで自由に買えるようになったのは嬉しいことだけど、

支給品で工事をしてくれる職人さんを探すのが大変なんです

確かにそうでしょうね。

新築やリフォームで工事全体を工務店さんに依頼していれば支給品の取り付けもしてくれるでしょう。

でも、分離発注の上に材料も支給となると対応してくれる会社は少ないでしょうね。

 

 

当社にしてもDIYを応援して、いろんなアドバイスはしてあげられますが

分離発注の小工事のお手伝いはちょっとお受けできません。

経費倒れになってしまいますので。

 

 

「当社のお客さんの例ですが、私が忙しくて動けなかった時にシルバー人材センターに依頼して急をしのいだ方がいます。

シルバー人材センターに依頼するのもいいかもしれませんよ

「そうか、その発想はなかったです」

「もし、満足の行く出来だったら私にも教えてくださいね(笑)」

 

そんな話をしてSさんは帰られました。

床暖のこたつ、上手く出来るといいですね。

 

 

 

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こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

「今から9年前、2005年11月にマスコミ報道等で発覚した「耐震偽装マンション・ホテル事件」とはなんだったのか。疑惑の中心にいたとされる元ヒューザーの小島進氏が、事件の真相を赤裸々に明かす。

『偽装 「耐震偽装事件」ともうひとつの「国家権力による偽装」』

と言うコピーに惹かれ、先週この本を読みました。

 

 

当時世間は「ヒューザーも偽装に加担し、小島氏はその首謀者だ」と言う論調でした。

私も建築に携わる者として、姉歯氏と小島氏には強い憤りを感じていました。

ですから10年たった今、小島氏がどんな真相を語るのかとても興味深かったんです。

 

 

そんな過去の偽装問題に思いを寄せていたところ

今週、横浜でデータ偽装のマンション問題が発覚しました。

 

なんでいつまでたっても偽装がなくならないんでしょうね。

 

こんな不正は私のゼネコン監督時代は考えられませんでした。

施工技術も上がり、PCでデータ処理も早く正確に出来るようになっているというのに・・・

もしかすると工事現場のデジタル化が災いしてるのでしょうか?

 

 

昨晩、データ偽装のニュースを見ながら27年前の新入社員時代を思い出していました。

杭工事のトラブルに関するエピソードがふたつあったからです。

 

写真 2015-10-16 22 38 45.jpg

 

私の最初の赴任地は広島でした。

海を見下ろす井口台の寮から、宮島を通り、山口県大竹市まで通う新築マンションの現場監督でした。

 

ひとつめのエピソードは、そこで使用したPC杭のトラブルです。

 

横浜のデータ偽装の杭は現地でコンクリートを打つ『場所打ち杭』ですが

PC杭は工場で作ったパイプ状のコンクリート杭です。

重機のドリルで穴を掘り、開けた穴にPC杭を打ち込む工法です。

 

 

所定の深さまで杭を打ち込む確認のために

運び込まれた杭にスプレーで1m・2mとマーキングをしていきます。

こうすれば打ち込み中の工事写真に、現在何mまで杭が打ち込まれているのかが記録されます。

 

 

ところがある時、打ち込み中の杭が途中で止まってしまいびくともしなくなってしまいました。

海に近い現場で地盤が軟弱だったのか、掘った穴が途中で崩れてしまったようです。

地中に入りそびれたPC杭は煙突のようでした。

新入社員の私はおろおろするばかりで、とにかく主任に報告に行きました。

すると主任は「まいったな」とぼやいた後、どこかに電話をかけ始めました。

 

 

翌日、25Tのクレーン車と見慣れない機械が現場にやってきました。

ドーナッツ状の機械をクレーンが吊りあげて、輪投げのように煙突にかぶせます。

ブワーンと油圧機械が動き出すとドーナッツから歯が押し出され

グシャグシャ音を立ててPC杭を壊しました。

 

 

PC杭が地面まですっかり壊れると、翌日その横に新しいPC杭が打ち込まれました。

今度は所定の長さが打ちこめて大成功です。

 

 

「大塚~!新しい杭の位置を図ってこい!」

私が図面に落とし込んで事務所に戻ると、主任は今度は設計監理をしている設計事務所に電話をしました。

後日設計から送られたのは、打ち直した杭で計算し直した基礎の補強計画でした。

 

「大塚~!こっちの図面でフーチン(基礎)が大きくなった!間違えたらあかんぞ!」

 

 

事務所でドカッと椅子に座りっぱなしで、ほとんど現場に出てこない主任でしたが

トラブルがあった時の対応は見事でした。

杭が使い物にならなくなった時、

きっと工程の遅延や余計にかかる費用の事で頭を悩ませたと思います。

でも、そんな困った顔を一切出さず淡々と電話をかけ対応策を講じていました。

 

 

不適切な杭を解体撤去 ⇒ 新しく杭を打ち直し ⇒ 設計事務所に構造計算を依頼

 

 

そこには、データ偽装しようなんて発想はみじんもなかったでしょう。

工期が遅れるからとか

予算が厳しいからとかの『事情』で

見て見ぬふりをすることはありませんでした。

 

 

実はこのあと、打ち込めない杭が2ヶ所に出てしまいました。

もちろん最初の杭と同じ対応をして工事は進み、工期も予定通りに竣工できました。

 

 

現場監督としてしなければならない事を、私はこのタフな主任から教えられました。

 

 

 

 

ふたつ目のエピソードは4年後東京支店に異動になってからです。

 

西新宿5丁目で作る事務所ビルの新築工事現場に配属されました。

そこは丁度真下を大江戸線が通る場所で

15m以上深く杭を打つことが出来ませんでした。

 

 

そこで採用されたのが場所打ちの拡底杭でした。

直径1200㎜で堀始め、杭底の手前から直径1800㎜に広げる(拡底)という杭でした。

これをなんと手掘りで行うんです。

 

 

工事の手順はこうでした。

地下駐車場部分を重機で根切り(掘削)して8m掘り下げます。

その後、根切り底でやぐらを組んで井戸を掘るように縦穴を手で掘っていきます。

 

 

今回の支持層は厚い礫層(れきそう)で礫の大きさは20㎝もありました。

機械で掘れない理由がこの礫層であったと思います。(当時ちゃんと質問しませんでした)

礫は崩れやすく、そのうえ拡底する杭は重機作業には向かなかったのでしょう。

 

 

さらに私達の行く手を阻んだのが地下水です。

方南通りと山手通りの交差点から近いこの場所は、高台のように感じますが

地下水位はマイナス6mと思ったよりも浅い場所でした。

実際周辺の家には、当時井戸水をくみ上げていたお宅もありました。

 

 

地下水対策に効果的なシートパイルで土留めをしていたものの

根切り底付近では水が出始め

どんどん水が上がって来るの水を処理するために

6台の水中ポンプを24時間フル稼働してしのいでいました。

そんな危うい状況がいつまでも持つはずもなく

ある時、ポンプのオーバーワークで電気のブレーカーが落ちてしまいました。

翌朝現場は3mの池になっていました。

 

 

重機の引き上げが1日遅ければ、ユンボが2台水没しているところでした。 

 

 

それ以後は発電機を追加して、電力をカバーするようにしました。

ただ8時間で燃料がなくなってしまうので、

200リッターのドラム缶に燃料をストックしておき

所長と私と交代で8時間おきに給油を続けました。

 

 

さて、そんな過酷な現場での杭工事管理はどうしていたのだと思いますか?

 

 

杭底確認は若い監督の仕事です。

つまり私が杭底まで降りて行って、支持層の状態を目視し、直径を測り、深さを測り、写真に納めます。

 

 

でもその作業は恐ろしかった~

 

 

周りでは他の杭を掘っているハンマードリルの音で職人同士の声も良く聞こえません。

「大塚さん、掘れたよ、確認して」

杭工事の職長の大声に促されて杭のそばに行くと、

すでに職人さんは上がってきていて誰もいない杭底で水中ポンプがグワングワン唸りを上げています。

横には組み立て済の鉄筋籠が準備されていて、私の杭底確認が終わるのを待っています。

 

 

2本の水中ポンプのホースをよけながら狭い縦穴を梯子で降りていくと、

礫の間から漏れ出る水が上の方から落ちてきます。

あまりに狭い穴なので、一人しか降りれません。

濡らさないように気をつけていた黒板も

写真撮影の頃にはすっかり濡れて、字も見えにくくなっています。

 

 

「もし、いま電気が落ちたら俺は溺れるのかな」

うす暗い縦穴の中で不安な思いもよぎります。

 

 

何とか写真を撮ったら、もうこんなところに用はありません。

ダッと梯子を上り職長に

「いいよ!」と合図すると

縦穴から水中ポンプが引き上げられ、代わりに鉄筋籠が吊り下ろされていきます。

鉄筋籠の設置が完了する前に水は半分以上も上がってきています。

あぁ、おっかない。

こんな確認作業を全ての杭で20回以上繰り返しました。

 

 

当時はWIN95が発売される前です。

現場にはワープロすらないアナログな時代です。

おっかない杭底確認検査ですが、データをねつ造しようとか前の杭の写真を使いまわそうとか

そんな発想は誰ひとり持ちませんでした。

 

 

ちなみに、横浜のマンションでは杭に使うセメント量まで不足していたそうですが

これも考えられない事です。

 

 

西新宿の現場では、杭底確認が終わり鉄筋籠が設置されると、

続けてコンクリートが打設されます。

その生コンを発注するのは若い監督(私)の役目です。

 

 

事前に数量を計算しておいて、万が一に備えて少し多めに生コン工場に発注します。

現場に来た生コン車のオペレーターからJISコンの伝票(JIS規格適合のコンクリート)を受け取り

それを杭ごとにファイルして品質管理書類を作ります。

 

 

パソコンが普及する前は、そうした現場監督の必死の管理で現場の品質は保たれていました。

 

 

それがなんでこのような偽装が起こりうるのか

私には理解できません。

 

 

マスコミの論調は、実際に施工した技術者や杭施工会社を非難しているようですが

工事の元請けゼネコンがちゃんと管理していればどのような偽装もふせげた様な気がしてなりません。

 

元請の監督さん、しっかりしろよ!

 

 

 

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一度でも工務店に見積もりを取った経験のある方はご存知かと思いますが

見積もり項目にある『仮設工事費』って何だかわからない費用じゃないでしょうか?

 

 

そう、家を作るユーザーからすると

材料費とか人件費は理解できるけど

『仮設工事費』って何なの?

 

それが本根だと思います。

 

でも、工務店の立場からすると

家を作ったり、リフォームするうえで欠かせない費用なんです。

 

 

リノベーションジャーナルVol.8に取材協力させていただきました

写真 2015-10-11 17 45 37.jpg

 

リノベーションジャーナル誌は工務店向けの業界紙です。

他の建築雑誌では取り上げないテーマ、ニッチだけれど興味がある

そんなテーマをディープに編集するユニークな業界誌です。

 

 

そんなユニークな雑誌の編集者Oさんが何で当社に興味を持ってくださるのか不思議なのですが

今回もいつものように、Oさんに永代ショールームにお越しいただきました。

 

 

忙しいOさんの事だから夕方からがいいだろうと6時に約束したのですが

案の定インタビューは盛り上がり、気が付けば11時を回っていました。

編集の人のパワーはすごいですね。

 

 

後日、インタビューの参考になる写真を送ると

凄いですね~

マンガになってゲラが戻ってきました

 

 

「現場のダンドリ」というテーマでマンガと写真で構成された本誌は

まだ経験の浅い若い監督や

現場のダンドリとはあまり縁のない設計事務所の所員さんなどに

役に立つ情報誌になっていました

 

・現場の周辺環境の調査方法

・工事計画の建て方 (荷揚げ・CON打ち・道路許可・足場・廃材処分)

・インフラ(水道・ガス・電気)の容量UPなどなど

 

私達のインタビューがこんな充実した内容に変身してしまうなんて

ほんとスタッフのマサコさんともども驚いています(笑)

 

 

取材を受けた立場で言うのもなんですが、

新入社員の入門書的にも使えるので、会社に1冊あってもいいですよ~(^^)

こちらから購入できます → リノベーション・ジャーナルVol.8

「現場のダンドリ」は、これまでメディアで触れられることのなかった地味な裏方的作業とそのカイゼン方法に注目、ビジュアルに解説しています。

 

 

 

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東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

27年前になりますが、大学の研究室の仲間とふたりで卒業旅行でヨーロッパを旅しました。

行きと帰りの航空券だけ購入した個人旅行で、

イギリスからスタートし、スペインでガウディ建築をみて、ローマから帰国するという計画でした。

ロンドンからの移動の手段も決まっていない上に、宿は移動先の街でその都度探すという無計画な旅はとても刺激的で、僕らは次々に降りかかるトラブルまでハラハラドキドキしながら楽しみました。

 

 

ロンドンのB&Bではダブルベッドの部屋に案内されたり(さすがゲイ先進国!)

 

バルセロナでは電車ストで駅に足止めさせられたり(スペイン語が出来ないので事態が把握できません)

 

通過するだけのフランスでは、突如乗り変えろと降ろされた寝台列車でフラン紙幣を要求されたり(だれも持っていません)

 

ベニスでは盗難にあい、警察で被害届を出しに行くもイタリア語しか受け付けてくれず、ようやく表れた英語を話せる警官がチャラ男だったり(サタデーナイトフィーバーの時のトラボルタ風)

 

楽しい卒業旅行でした。

 

 

当時、そんな個人旅行のバイブルだったのが黄色い本で有名な「地球の歩き方」

僕らと同じような旅行者が旅先でもエピソードや宿の見つけ方、レストランの評判などを紹介した口コミのガイドブックです。

インターネットも携帯電話もなかった時代ですから、書いてある内容が実際と違う事もありましたが、僕らにとっては貴重な情報源でした。

 

 

そんな27年前の珍道中とは打って変わり、インターネット社会の今は旅行のスタイルも変わってきました。

 

 

旅行者は旅行会社やホテルに予約を入れるのではなく、旅行先のゲストハウスをネットで予約するんです。

190か国で地元のゲストハウスを紹介しているポータルサイトがairbnb(エアビーアンドビー)

SNSを使ってゲストが宿泊のレビューを投稿し、ホストがコメントを返す。

そのやり取りが誰でも見れるので、宿探しも安心です。

 

 

ゲストハウスのエントランスで内装工事をちょっとだけお手伝いしました。

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ゲストハウスのホスト(オーナー)の希望はむき出しの天井を早くなんとかしたいという事。

最終的にはデザイナーのお友達と一緒に内装仕上げするそうですが

創り上げたいエントランスの完成イメージが固まっていないので、手を付けられずに困っておいででした。

 

 

空間デザイン的な事はお任せして

使い勝手のいいように照明計画やスイッチ類のアドバイスをさせていただくとして

少しでも完成イメージがしやすいように、ボード貼りまでお手伝いすることになりました。

 

 

 

ゲストが行き来する作業現場

写真 2015-10-08 8 56 39.jpg

 

宿泊しているゲストがいらっしゃるので、住みながらリフォームの状態です。

エントランスのテーブルやソファーを奥に移動して、

マスカーでしっかり養生しました。

 

 

外国人が戸惑わない様に養生シートの入り口部分には『IN』ってテープを貼ったのがわかりますか?

 

 

丁度チェックアウトするゲストの女性がこの養生の後ろで『宿泊ノート』にホストへのお礼やメッセージを書いていましたのでちゃんと一声かけました、

 

「ソーリー、アイ スタート メイク ノイズ」(ちゃんと英語になっているんだろうか?)

「アッ、ダイジョウブデス」と流暢な日本語で返事が返ってきました。

えーっ、喋れるんじゃない~

以後訪れるゲストの方全てに日本語で対応させていただきました(^_^;)

 

 

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とりあえず2日間の作業で下地が完成。

このあとホスト(オーナー)の手配で電気屋さんが配線する予定です。

多分ボードを貼る頃にはイメージが湧き始めて、いろいろ変更や追加が出てくるんでしょうね。

 

 

こうした分離発注や部分工事は対応していないのですが

こちらのホスト(オーナー)とは不思議なご縁があって、お手伝いすることになりました。

 

 

ずっとスケルトンリフォームが続いていたので、たまに違う工事も新鮮でした。

 

 

写真 2015-10-08 17 19 48.jpg

 

 

 

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バレエスタジオの相談を受けて、現地を下見に行ってきました。

写真 2015-10-02 14 12 36.jpg

 

 

何だか工事中のようですね?

 

 

こちらはもともと文房具屋さんだったそうです。

職住一体の店舗だったところを賃貸事務所として貸し出すために

オーナーさんが間仕切りをこしらえている真っ最中。

新たにトイレと流し台も付くそうです。

 

 

路面店舗なのでバレエスタジオには最適ですね。

防振対策はいらないし、

車通りも多いから夜でも暗騒音(あんそうおん)があって、防音対策もいらないでしょう。

 

 

天井まで3mもあって大人のリフトも楽々

 

 

その上、小学校の通学路にもなっている場所なので

スタジオ集客にもいい立地です。

ここがバレエスタジオになったら、

発表会を控えている大人のバレエダンサーも押しかけてくるでしょうね。

 

 

問題は賃貸契約の条件整備。

 

 

今のところ賃貸事務所として貸し出そうと内装工事中ですから

賃貸契約の申し込みをしつつ、どこまで綺麗にしてくれるのか確認が必要ですね。

 

「床・壁・天井の仕上げはどうなるのか?」

「照明器具はどんなものが付くのか?」

「エアコンはルームエアコンか、動力の業務用か?」などなど・・・

 

 

 

3月にオープンした八千代台のニシオカ・バレエ・スタジオさんも同じ状況でした。

 

IMG_1431.JPG

 

オーナーさんが進める内装工事途中での交渉でしたが

かなりバレエスタジオ改装工事がしやすいように譲歩していただけました。

 

お願いしてみるものですね~

 

 

西岡先生としては天井を高くしたいので、

わざわざ天井を組んでもらわない方がいい。

天井解体費用が発生しませんからね。

 

 

一方オーナー様としては、

天井を組まないと、エアコン屋さんと電気屋さんが困ると言います。

 

 

そこで天井カセットタイプ(半埋め込み)のエアコン取付位置は当社が位置決めして職人さんに伝え。

照明器具はオーナーが付けるつもりだった器具を支給していただく形で、当社にて取付をしました。

ニシオカ・バレエ・スタジオさんでは、そんないい形で物件の賃貸契約が出来ました。

 

 

 

文房具屋さんだった物件でも、いい条件で賃貸契約がまとまるといいですね。

 

 

ちなみに、バレエスタジオのご相談の場合こんな流れになります。

 

 

「気に入った物件が見つかった」

  ↓

「図面を見て概算見積り」

  ↓

改装費用が予算に合うようなら「現地調査」

  ↓

「現地を見た上での修正見積もり」と「物件の賃貸契約の準備」

  ↓

「賃貸契約~工事契約~施工~スタジオ完成」

 

 

だいたい最初の相談から早くて3ヶ月くらい掛かります。

発表会とかイベントに掛からない様に準備を進めたいですね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ニシオカ・バレエ・スタジオさんのHPはこちら → http://www.nbs.gr.jp/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その施工事例はこちら → http://azen-o.com/about/2015/05/070.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

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