こんにちは、スタッフの大塚昌子です。
あっという間に2018年も後半に突入しましたね。
まだ振り返るのは早いかもしれませんが、
今年の私達は、とにかく忙しかったように思います。
それに今年は、スタジオの施工数が住宅リフォームを上回っていた?ように思います。
いつもの仕事の流れとは違って、これもオリンピックのせいなのでしょうか?
職人不足は相変わらずですし、材料が品薄になったり値上がったりと、
影響はいろいろと考えられるのですが、忙しい日々が続いております。
そんな環境の中でも、出来上がったお住まいやスタジオを
本当に愛おしく思ってくださる施主様に、今年もたくさんお会いすることが出来ました。
ちょうど先週にお引渡しできたBallet Studio BLANCA(バレエスタジオブラン)さんも
そんな施主様のお一人です。
お打合せから、現場がスタートしてからも、ご家族で足しげく現地へ通っていただき
スタジオが出来上がるまでのプロセスを一緒に体験していただきました。
先生の『ずっと思い描いていた夢』を実現出来たことは、何より私達の力となりました。
ある施主様は、長く入院されているご主人との同居を考えて
マンションのリフォームをご相談いただいておりました。
残念なことに、工事着工前にご主人は他界されてしまい、奥様が1人で住むことになりました。
「ここは、主人が私に残してくれました。私のお城にします。」と、工事をスタートしました。
お気持ちも波打つ中、壁紙などの内装決めを一緒にお手伝いさせていただきながら、
私なりに考えて、思い切ったご提案をさせていただきました。
「こんなのはどうですか?」と内装材を見せる私に、
「え?これですか?大丈夫なのかしら・・・」と、困惑した顔で引き気味な施主様。
サンプルも取り寄せ、実際に現場で見ていただくと「あら?いいですね!」と笑顔に。
全部のお部屋の壁紙をご自分で決められました。
そうして出来上がった『私のお城』は、甘すぎない大人かわいいテイストに仕上がりました。
完成までの間、本当にわくわくしていただいて、楽しんでいただきました。
お引渡しの時に一言「もっと派手にしてもよかったわね(笑)」と言ってくださって嬉しく思いました。
こんな風に愛着を持って住んでいただける、また使っていただけるよう、
私達も住宅リフォーム工事、スタジオ施工を通して、レベルアップしていこうと思っております。
さぁ~、残りの年内工事も引き続き良いお引き渡しができるように頑張ります!