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こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

デジタル化が進むほど、工務店の見積もりはどんぶり勘定になる!?

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そんな危惧を感じ、雑誌の特集ページの編集に協力させていただきました。

リノベーション・ジャーナル vol.6 作業別&条件別データで学ぶ 負けない[見積]再入門

 

 

今頃、どの工務店さんでも「どんぶり勘定」で見積もりをする事はありません。

図面から数量を拾って単価を掛けて、きちんと見積もりしていきます。

世間で言う「どんぶり勘定」の習慣が残っているとすれば

 

 

新築の家、坪〇〇円~

というような概算金額の目安としてでしょう。

 

 

実際の工事見積では現場経験のある監督や設計士が

図面から数量を拾って積算していきます。

 

 

ところが最近では見積ソフトが優秀になってきて

CADで図面を描くだけで、ちゃんと数量が拾えて詳細な見積もりが出て来ます。

家1棟分で5分で積算できるというのですから、凄い機能ですね。

 

 

ただ、元から積算が出来る監督や設計士が使うには便利なソフトですが

経験の浅い未熟なスタッフが見積ソフトを使うと

ソフトの方に支配されてしまいます。

 

 

数十頁の詳細見積が出てきても積算の根拠が分らないので

質問に対して適切に返答できませんし

変更プランに対する再見積もりも、ソフトを立ち上げないと応えられない・・・

という、プロとしてみっともない打合せになってしまいます。

 

そんな状況で出される見積って

「どんぶり勘定」とたいして違わないのではありませんか?

 

 

しかも、こうした見積ソフトが安心して使えるのは新築工事だけです。

 

 

リフォーム・リノベーション工事では

現場の環境次第で工事に掛かるコストが全く違ってきます。

 

 

・解体工事ではスケルトン解体なのか、一部残すのか?

・その作業を専門工で解体するのか、大工で解体するのか?

・マンションの壁仕上をめくった下地はボードなのかコンクリートなのか?

・新築なら8時~18時まで施工出来るが、このマンションではどんな時間制約があるのか?

・駐車場やトイレが遠いとそれだけで作業効率が落ちる。4日で見込んでも5日掛かる事がある。

・きちんと見積したくても図面が無い場合がある、その上物件引渡し前で現地調査が出来ない事もあって、その時は今までの経験から工事状況を想定して見積しなければならない

 

 

そんな作業がリフォーム・リノベーション工事では積算に反映されています。

アナログな世界ですよね。

デジタルツールを駆使するだけでは不十分で

プラスアルファのスキルが要求されます。

 

 

これからリフォーム・リノベーションに参入しようという工務店さんや

これから経験を積んでいく若い監督に必要なノウハウを特集としてまとめたい

 

そんなコンセプトでリノベーション・ジャーナルvol.6は作られました。

 

 

今回、特集解説者として編集協力させていただいて

改めて積算力の重要性を再認識できましたし

どの物件とも一期一会で、ひとつとして同じ見積り、同じ提案がなかったことを振り返ることが出来ました。

 

 

慣れない編集作業は素人の私にはとても大変な仕事でしたが

よい経験をさせていただきました。

そんな機会を与えてくださった新建新聞社さんと

私の中から色んな魅力を発掘してくださった編集担当者様に感謝いたします。

 

 

 

中古マンションを購入して、リノベーションしたいとお考えの方は

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お近くの方は永代ショールームまでお越しください。

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