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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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2016年11月のブログ記事一覧

こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

「メニューに無くても、出来るものは何でも作るよ」

という営業方針の深夜食堂

夜な夜な集う客たちの人生に耳を傾け

決して立ち入りはしないが

暖かく寄り添うマスター

その作務衣姿にしびれます

 

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                          写真は深夜食堂オフィシャルtwitterより

 

私もリフォーム屋さんとして

お客様の気持ちに寄り添い

最高のリフォームプランを提案したい

 

 

おごらず、押し付けず、せかさず・・・

じっくり検討していただく。

 

最後に選ぶのはお客様ですから

 

 

実際のところエーゼン大塚建設の営業方針はそんなだから

一組のお客様にかける時間が長い。

ファストフードの様に決まったメニューをパパッと出すことは得意じゃない。

店の暖簾をくぐってくれれば

手間に待掛けて、じっくりコトコト

何でも話しを聞いて、最高の提案をして、一緒になって理想のリフォーム作りをしていくよ。

 

 

ただ、うちの暖簾をくぐろうかどうか迷っているお客様には

じっくり時間をかけてもいられない

カウンターで料理を待っているお客がいるからね。

うちのブログや施工事例を読んで

うちのファンになってくれたお客さん達さ

 

 

でも、リフォーム工事は高い買い物だよな

ランチ気分でちょいとお試して

美味くなかったからもう行かないという訳にもいかないよな

 

 

だからうちでは『試食』を用意してあるんだ

概算見積もりだよ。

大塚健太郎

 

合い見積もりは他の客さんに迷惑なんでお断りしているけど

概算見積もりって『試食』には答えてるんだ。

 

 

図面を送るか、うちに持ってくるかして

希望を言ってくれれば見積もりを作るよ。

他のお客に迷惑なんで、店を空けて現調には行けないが

図面を持ってきてくれりゃあ話しは聞けるし、

板場を離れることなく、空き時間でささっと見積出来るよ

 

それが概算見積もりさ

 

それを持って帰って余所と比べてくれりゃあ良い

どっちに頼むかじっくり選んでもらってかまわない

 

 

とは言え、概算見積ったって、案外ちゃんとしてるのさ

実際に工事をした時の誤差って1割くらいだからね。

沢山手掛けてきた過去の例から割り出すんで

数字の狂いも少ないんだな

 

 

ある時

リフォームはしたいんだけど、どこに頼んでいいか悩んじまってるお客が来た

父親と同居するためにキッチンリフォームの相談に来たAさんだ。

 

お姉さんが連れてきたリフォーム業者にも見積もりを依頼するのだそうだ。

 

「合い見積もりだと、現調には伺えません。

ただ、永代のショールームにお越しいただけるのなら

お話をうかがえますし、概算見積もりもお出しできますよ」

 

 

 

図面もないし、絵も苦手と言うAさんは

写真と動画で家の様子を撮って、うちの店にやってきた。

それを元に俺がスケッチを描き上げると、

ポツリポツリ、希望を話し始めた

 

「増設するキッチンを1階にするか2階にするか悩んでいます。

どのくらい費用が違うのか?

それともそもそも物理的に出来なかったりするんでしょうか・・・」

 

俺が1階に増設する場合と2階に増設する場合の利点とリスクとコストを説明すると

話しはどんどん膨らんでいった

 

「もし1階の床が腐っていたらどうなりますか?」

「親の介助の為に、玄関横のドアの勝手を変えることって出来ますか?」

「玄関に踏み台を付けたい」

「外壁に物干金物を付けたい」

「インターホンを付けたい・・・」

 

俺はそうした話を細大漏らさず聞いて

最低でもこの位費用が掛かって

最悪でもこの位の予算で納まる

って概算見積もりを即答したんだ。

 

それがうちが提供できる『試食』って訳だ

 

 

 

1週間後Aさんから電話が来た

 

余所の会社の現調が終わったそうだ

その金額の高さに驚いたようだが、かといってうちに頼むでもない

「この内容って適正でしょうか?」

と聞いて来る。

 

「Aさん、リフォームは会社ごとに考え方が違うから

余所の見積りをあぁだこうだとは言えないよ」

 

「じゃあ、どうすればいいでしょうか?」

 

 

Aさんが背中を押されたがっているのが伝わって来たね。

でも、本人が納得していないのにリフォーム屋がごり押ししても

いい仕事にはならないものさ

 

「悩んでいるなら、あちらの会社に頼んではいかがですか?

大手だし、建材は安く手に入るでしょうし、いい加減な事はしないと思いますよ」

 

「そうなんですけど、担当の人に色々質問をしてもちゃんとした回答がなくて・・・

ちょっと不安もあるんです」

 

「Aさんがやりたいことをやればいい、本当はどうしたいんですか?」

 

 

電話の向こうでしばらく考えていたAさんはやがて口を開いた

 

「何か、キッチンの増設って父との同居にどうしても必要なものではないような気がしてきました。

例えば今のまま引越しして、いずれ必要になってからキッチンを作る事って可能ですか?」

 

「もちろんですよ・・・」

 

 

その電話を最後に、Aさんからの連絡はなくなった

キッチンを増設しないと父親との同居が上手くいかない・・・

そう思い込んでいたのかもしれませんね。

 

 

事によったら引越ししたあと、Aさんから連絡があるかもしれません

それまでは今まで通り

目の前のお客さんとしっかり寄り添って行きます。

 

それがエーゼン大塚建設の営業方針ですからね。

 

 

 

 

理想のリフォームを実現したいと言う方は

エーゼン大塚建設でご相談出来ます。

お近くの方は永代ショールームまでお越しください。

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

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こんにちわ!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

木造住宅とは違い、マンションではいきなり無垢フローリングは貼れません。

13 1階完成 (14).JPG

 

管理規約でLL-45相当の防音効果を求められますし、

厳しいマンションではLL-40 というさらにランクの高い防音を要求されます。

 

ただ普通の防音マットを敷いても、その上から直接無垢フローリングは貼れず

捨て貼りベニヤが必要となります。

 

作業工程がふえてコストが上がるだけでなく

材料を移動しながら貼る手間も増えるので

工期も余計にかかります。

 

そこで当社が採用しているのが

 

捨て貼り材一体型の防音マット

写真 2016-11-15 10 26 02.jpg

 

大工さんが一度敷くだけで、翌日には無垢フローリングが貼れるという優れものです。

しかも厚さが20㎜なので、床の嵩上げもわずか。

床の段差や天井が低くなる事の心配やストレスも少なく済みます。

 

 

実際の工事をご紹介すると

まずは既存の床を撤去

写真 2016-11-14 11 48 16.jpg

 

こちらはコルクフローリングの下にさらに木の再製品防音マットが敷かれていました。

柔らかい素材+強力なボンドって解体時には最悪の組み合わせで

なかなか剥がすことが出来ません。

16帖のリビングダイニングを剥がすのにまる2日掛かってしまいました。

 

 

次にコンクリートの不陸調整

写真 2016-11-18 9 49 09.jpg

 

コンクリートって真っ平ではないんです。

出っ張っていたり窪んでいたり

出っ張りはカップを掛けて平らに削り

窪みは薄塗りモルタルで平らにします。

 

 

そうして下地が整ったところで

防音マット敷き

写真 2016-11-17 9 37 59.jpg

 

吸音ウレタンとパーチクルボードのベースそして鉛の遮音シートの3層からなる防音マットは

コンクリートに敷くだけで、無垢フローリングが貼れる優れもの。

 

ただ、防音マットを敷く場合

メーカーはそのままでいいと言いますが

無垢フローリングの反る力って半端じゃなくて下地ごと持ち上げてしまいます。

だからとエーゼン大塚建設では

必ずウレタンボンドを使ってコンクリートの床と密着させるようにしています。

 

 

あとは無垢フローリングを貼れば完了

写真 2016-11-18 10 08 15.jpg

 

ここで使ったのは桐のフローリング 「桐暖」

柔らかい桐材は足ざわりも良く暖かいので床暖がいりません。

柔らかいので延び縮みを気にすることなく『突きつけ』で施工が出来ます。

 

材料自体は少々お高いのですが

工期が短く、材料の移動の手間が少ない防音マットは

工事に使っても十分採算が取れる建材です。

 

 

防音マットの動画です

 

 

 

 

マンションリフォームで無垢フローリングを使いたいとお考えの方は

エーゼン大塚建設でご相談いただけます。

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