こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
27年前になりますが、大学の研究室の仲間とふたりで卒業旅行でヨーロッパを旅しました。
行きと帰りの航空券だけ購入した個人旅行で、
イギリスからスタートし、スペインでガウディ建築をみて、ローマから帰国するという計画でした。
ロンドンからの移動の手段も決まっていない上に、宿は移動先の街でその都度探すという無計画な旅はとても刺激的で、僕らは次々に降りかかるトラブルまでハラハラドキドキしながら楽しみました。
ロンドンのB&Bではダブルベッドの部屋に案内されたり(さすがゲイ先進国!)
バルセロナでは電車ストで駅に足止めさせられたり(スペイン語が出来ないので事態が把握できません)
通過するだけのフランスでは、突如乗り変えろと降ろされた寝台列車でフラン紙幣を要求されたり(だれも持っていません)
ベニスでは盗難にあい、警察で被害届を出しに行くもイタリア語しか受け付けてくれず、ようやく表れた英語を話せる警官がチャラ男だったり(サタデーナイトフィーバーの時のトラボルタ風)
楽しい卒業旅行でした。
当時、そんな個人旅行のバイブルだったのが黄色い本で有名な「地球の歩き方」
僕らと同じような旅行者が旅先でもエピソードや宿の見つけ方、レストランの評判などを紹介した口コミのガイドブックです。
インターネットも携帯電話もなかった時代ですから、書いてある内容が実際と違う事もありましたが、僕らにとっては貴重な情報源でした。
そんな27年前の珍道中とは打って変わり、インターネット社会の今は旅行のスタイルも変わってきました。
旅行者は旅行会社やホテルに予約を入れるのではなく、旅行先のゲストハウスをネットで予約するんです。
190か国で地元のゲストハウスを紹介しているポータルサイトがairbnb(エアビーアンドビー)
SNSを使ってゲストが宿泊のレビューを投稿し、ホストがコメントを返す。
そのやり取りが誰でも見れるので、宿探しも安心です。
ゲストハウスのエントランスで内装工事をちょっとだけお手伝いしました。
ゲストハウスのホスト(オーナー)の希望はむき出しの天井を早くなんとかしたいという事。
最終的にはデザイナーのお友達と一緒に内装仕上げするそうですが
創り上げたいエントランスの完成イメージが固まっていないので、手を付けられずに困っておいででした。
空間デザイン的な事はお任せして
使い勝手のいいように照明計画やスイッチ類のアドバイスをさせていただくとして
少しでも完成イメージがしやすいように、ボード貼りまでお手伝いすることになりました。
ゲストが行き来する作業現場
宿泊しているゲストがいらっしゃるので、住みながらリフォームの状態です。
エントランスのテーブルやソファーを奥に移動して、
マスカーでしっかり養生しました。
外国人が戸惑わない様に養生シートの入り口部分には『IN』ってテープを貼ったのがわかりますか?
丁度チェックアウトするゲストの女性がこの養生の後ろで『宿泊ノート』にホストへのお礼やメッセージを書いていましたのでちゃんと一声かけました、
「ソーリー、アイ スタート メイク ノイズ」(ちゃんと英語になっているんだろうか?)
「アッ、ダイジョウブデス」と流暢な日本語で返事が返ってきました。
えーっ、喋れるんじゃない~
以後訪れるゲストの方全てに日本語で対応させていただきました(^_^;)
とりあえず2日間の作業で下地が完成。
このあとホスト(オーナー)の手配で電気屋さんが配線する予定です。
多分ボードを貼る頃にはイメージが湧き始めて、いろいろ変更や追加が出てくるんでしょうね。
こうした分離発注や部分工事は対応していないのですが
こちらのホスト(オーナー)とは不思議なご縁があって、お手伝いすることになりました。
ずっとスケルトンリフォームが続いていたので、たまに違う工事も新鮮でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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