こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
6帖の和室をフローリングにしたいと考えています。
そうメールでお問い合わせがありました。
千葉にお住まいの方からで、お名前も電話番号もメールアドレスも記入があります。
そういう情報開示してくださるちゃんとした方には
私達工務店も丁寧に対応しないといけないな! と気持ちが引き締まります。
まだ素材は決めていないのですが、
もちろんです。
気になりますよね、いったい幾らくらい掛かるんだろうって?
(この記事の下の方で後紹介しています)
私が業界の建材フェアに行っても同じ
どんなに商品の良さをPRされて、気に入ったとしても
自分が予想していた金額より高くてはとても採用は出来ません。
カタログだけもらってそれっきりです。
自然素材が大好きで、無垢のフローリングにあこがれていても
考えていた予算とあまりにかけ離れていては
リフォームに採用することは出来ませんよね。
期待が大きい分、ガッカリ度も大きいでしょう。
そうですよね、エンドユーザーは大まかな金額が知りたいだけ
「大体の見積もりをお願い出来ますでしょうか。」
だけど、工務店が真面目であればあるほど、だいたいの見積というのは出せなくなります。
「畳をめくった後の下地は腐ってないか?」
「荷物が多かったり、通路が狭かったり、車が近くに置けない・・・そんな厳しい条件ではないか?」
「無垢のフローリングといっても種類も金額もさまざま、一概に単価を入れられないよ」
パソコン画面のメールを見ながら眉間にしわを寄せているのが目に移ります。
そうなんです、基本的に「だいたいの金額」なんて出せないものなんです。
それに、見積を伝えたらそれっきり連絡がなくなった!
それが怖くて、工務店はなかなか見積を出せません。
以前は私もそうでした。
「あの~だいたいの金額を教えて欲しいんですが」
「まずは現地を見させてください」
「大雑把でいいんですけど」
「でも下地や仮設で金額が変わりますし、見せてもらえばいい提案ができます!」
そういう押し売りみたいな応対をしていました。
でも、今はおおよその金額をサラッと伝えています。
4コマ漫画のパンフレットでも「住宅リフォームの金額」エピソードを入れています。
金額を伝えられるようになったのは、ある思いからです。
「とにかく安く工事する会社を探していて
安くリフォームすることが最優先事項だ!」
というユーザーには、私がしてあげられることがあまりないな・・・
そう気が付きました。
「安く出来れば嬉しいけれど、むしろ自分の納得のいく材料で満足のいく手間暇をかけてリフォームしてほしい
そのために掛かる適切な費用は喜んでお支払する!」
こちらのユーザーなら、私がしてあげられる事は沢山あります。
私の方から金額をオープンにすると、お客様も予算をオープンにしてくれるようになりました。
予算が分れば、その範囲内で最高の素材と手間暇をかけたプランをご提案できるぞ!
だからメールのお問合せで金額を聞かれたら、サラッと答えるようにしています。
そうすることで、当社と相性のいいお客様かそうでないか見分けられるからです。
もし、連絡がなくなったとしたら
そのお客様とは最初から相性の合わない組み合わせだったのでしょう。
であれば、早々に教えてくれて感謝です。
いたずらに時間を無駄に使わずに済みました。
相性のいいお客様と出会えるチャンスが増えるのならば
金額もサラッと答えてしまおう。
いっそブログにも公開してしまえ!
っと思いついて、こうして記事を書いています。
下記が冒頭のお問い合わせに対する回答メールです。
住宅リフォームで無垢フローリングを採用したいとお考えの方に役立てば幸いです。
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〇〇さま、お問合せありがとうございます。
購入にあたって無垢フローリングのアドバイスをし、