こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です
建築工事に使われる自然塗料メーカーと言えば
オスモ社とリボス社が有名
どちらも植物油をベースにした塗料を作っていて
赤ちゃんがなめても安心!
というキャッチフレーズで安全安心をPRしています。
ある日、オスモの塗料サンプルを希望したら、わざわざ持参してきた営業の人がこんな話をしてきました。
「実は当社は無垢のフローリングも扱っていまして、是非一度お話を聞いていただけないでしょうか?」
えぇ~ オスモって自然塗料メーカーでしょう?
オスモが作る無垢のフローリングって何?
畑違いだよな
無計画に商品ラインを増やしたのかな?と思いました。
建築の仕上げ塗装の他に家具にも使われるオスモカラーは
工務店や家具メーカー以外にも
スローライフ系やDIYファンなど一般の人にも広く認知されています。
ひまわり油、カルナバワックス、亜麻仁油、大豆油、アザミ油など植物油をベースにしていて
少々お高い塗料ですが
施工がしやすく誰でも塗れて、保存も容易なので
エーゼン大塚建設ではとても重宝している建材です。
でも、塗料メーカーだよね。
なんでフローリングを作ってるの?
営業スタッフの話を聞くと
日本でメジャーな商品が自然塗料というだけで
ドイツのオスモ社では無垢フローリングのようなホルツ(木材)事業も以前からあったそうです。
さらに魅力的だったのが塗装技術!
自然塗料であるオスモカラーにUV塗装をほどこす技術を持っているのは
本国ドイツの工場だけだそうです。
紫外線を照射することで、塗膜を硬く丈夫にするのがUV塗装の特徴ですが
ウレタン塗装などには採用できても
自然塗料にはUV塗装が出来ませんでした。
それがドイツ工場でのみ「自然塗料のUV塗装」が出来るようになりました。
その効果は自然素材商品において突出していて
木材の呼吸を妨げることなく
コーヒーやワインのシミが付きにくい
メンテナンスのしやすいフローリングが実現できました。
今までは、普通の自然塗装ではどうしてもシミが付きやすいので
コーヒーやワインをこぼしたらすぐにふき取りましょう!
というのが常識でした。
メンテナンスしやすいフローリングなんだぁ・・・
そこまで説明されると、一度使ってみたくなりますよね
・・・・・・・・・・
で、使ってみました。
ロシアなどから調達した優良な木材を製材加工&塗装まで一貫してドイツ工場で行う。
それがゆえのクオリティの高さ!精度の良さ。
十分に満足のいく仕上がりでした。
普通、無垢フローリングはあくまで天然のものですから
多少寸法誤差があったり
木目や色柄にムラがありますし
節があったりもします。
その中でもちょっと使えないものを外す
それを材料ロスと言いますが
通常10~15%ほどのロスが
ドイツで徹底管理されたオスモの無垢フローリングは10%以下でした。
工務店としては管理がしやすい数字で
材料の安定性はユーザーのメリットにもなります。
余計なロス材料を買わずに済むからです。
しかも、実際にリビングに貼ってみると
幅広のフローリングはインパクト大でとても高級感があり
お客様も施工の途中から
「これを選んで良かったわ~」
と満足気でした。
写真上はD40シリーズ 145㎜巾 厚み15㎜
写真下はオークMシリーズ 160巾 厚み21㎜
先日、オスモの日本支社 オスモ&エーデル社の創業25周年パーティーにお邪魔しました。
ドイツオスモのコルデス社長の講演によると
ドイツオスモ社はコルデスグル―プに属していて
カラー(塗料)以外に早くからホルツ(木材)事業も展開していたそうです。
ロシアなどから仕入れた優良な木材をドイツ、ヴァーレンドルフ工場でフローリングに加工し
ホルツ部門の売り上げは32%を占めます。
なるほど、確かに今まで日本に紹介されていなかっただけのようですね。
パーティーにはオスモUK、オスモロシア、オスモチャイナからも役員方が参列されて
アットホームな中、楽しく交流させていただきました。
今では私はすっかりオスモフローリングのファンです。
世界最高水準のクオリティと
オンリーワンの塗装技術で完成するオスモブランドのフローリング
間違いなくお勧めです!
住宅リフォームでオスモフローリングを使いたいとお考えの方は
エーゼン大塚建設でご相談いただけます。
お近くの方は永代ショールームにお越しください。