こんにちは!
バレエスタジオマイスターの大塚健太郎です
東京都江東区で住宅リフォーム会社 エーゼン大塚建設の代表をしています。
「賃貸契約なんか慣れてるわ~!」
というバレエの先生ってあまりいませんよね。
僕の知っている先生方は皆さん不安を抱えながら不動産担当者や大家さんと面接してこられました。
ようやく理想的な物件を見つけたのに
いままで経験してこなかったような面接をしなければならないんですから
すごい高いハードルに感じるでしょうね。
「そもそも大家さんはスタジオ運営に理解を示してくれるか?」
「天井を壊すのはOKだろうか?」
「外壁はどこまで手を加えてもいいか?」
関係者が気持ちよく賃貸契約が出来るように
バレエスタジオマイスターは事前に物件の調査をしたり
防振防音のテストをしたり
準備を進めます。
どんな調査をするかはこちらの施工事例が参考になります
物件選びを解説したブログはこちら
事前調査が十分に出来ないレアケース
そんな物件もまれにあります。
点検口が無いような場合です。
非破壊では床下や天井裏を調査出来ません。
天井板を外すだけでも大家さんの許可がなければNGですし
大家さんとしても、融資の可否が分らないのに、天井を壊していいとは言えません
ただ、バレエスタジオマイスターとしてはあまり心配はしていませんでした。
と言うのも物件が路面店舗で防振の心配がないからです。
防音対策だけであれば、調査したあとでいくらでも対応が可能です。
そのことを、スタジオ主宰の先生にはご理解いただけたのですが
残念なことに
大家さんや不動産担当者に対して、
私の方から工事の説明をする機会はありませんでした。
そして迎えた賃貸契約当日、事務所の電話が鳴りました
「大塚さん、工事の内容や専門的な質問を受けて困ってます~」
仲介業者、管理会社、大家さんの間で話の行き違いがあって
賃貸契約当日に私が同席して質疑に応える事になっていたようです!?
スタジオさんと大家さんの信頼関係を築くためのお手伝いも
バレエスタジオマイスターの大事な仕事です。
すぐに不動産会社に向かいました。
契約の席には、スタジオの先生、大家さんご夫婦、そして不動産担当者が2人
「アウェーな不動産事務所でしかも1対4の面接なんて辛い状況だな~」
そんな空気を感じました。
先生良くひとりで頑張っておられましたね!
「始めまして、工事をさせていただく大塚と申します。
皆様のご心配事やご質問にお答えするために伺いました」
リラックスを装いながら、ど緊張していました。
どの質問に対しても、いつもよりベラベラしゃべっているのが自分でもわかりました。
でも話し合いはいたって建設的
ご主人の心配事は構造的な事で
「2階への防音はどう考えているのか?」
「外壁に傷を付けるのではないか?」
「雨漏れの原因になっては困る」
「以前NTT回線を切られて困ったことがある」
一方、奥様のご心配はご近所への配慮
「エアコン室外機は隣地側ではなく、駐車場側にして欲しい」
「静かな場所なので、飲食とかは断っていた物件です。くれぐれもご近所んびご迷惑にならない様に」
皆さんのご不安、ご質問に対して最大もらさずお答えすることが出来ました。
「バレエスタジオは何件くらい手掛けているのかしら?」
「10件になります。うち1件はここから近いヒップホップスタジオです」
そのやりとりあたりから、私の話をしっかり聞いていただけたようでした。
帰り際には、仲介不動産さんから
「バレエスタジオ専門の方ですか?」と聞かれ
「いや~、本業は住宅リフォームが専門です」と答える一幕も
あぁ、しまった。そうじゃない、そこは
「えぇ、バレエスタジオマイスターです!」と答えるべきだった~
皆さんの不安がなくなったところで、僕は先に失礼させていただきました。
その後の賃貸契約の捺印手続きはスムーズだったそうです。
スタジオ主宰の先生から夜にLINEをいただきました
「大塚さんが来てくださったおかげで、あの後大家さんの態度が180度変わりました・・・
最後には奥様が(スタジオを)近所に宣伝すると意気込んで・・・
契約は無事に終わりました」
皆様が気持ちよく賃貸契約することが出来て嬉しいです。
バレエスタジオマイスターはスタジオ工事の前から皆様に寄り添い、お力添えをしています。
少しでもスタジオ主宰の先生方の気持ちを共有したくて、
最近バレエのレッスンに通っています。
ワイデワン高田馬場スタジオ 毎週木曜日19:30~21:00
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