あけましておめでとうございます。
エーゼン大塚建設代表の大塚健太郎です、
本年も価値ある住宅リフォーム情報を面白く発信していきたいと思います。
2013年の仕事始めは、去年スケルトン改修をさせてただいたお宅でした。
こちらは工事の時から、洋室の塗装をご夫婦でされていたほどのDIY好き。
お引っ越し後も、玄関の壁を左官材料(パーフェクトウォール)できれいに塗り上げてらっしゃいました。
ワンポイントにエコカラットをボーダーにしたり、
杉板の腰壁をホワイトのラフペイントでチェインジング。
周りを可愛らしいオーナメントで飾って、まるで洒落た雑貨屋さんのようでした。
そんなご主人の悩みが 『階段』
S造(鉄骨造)の住宅で、鉄骨階段にカーペットが直に貼ってあります。
中古購入時から貼ってあるこのカーペットがどうも気に入らない。
「大塚さん、どういう仕上げ材が使えるんでしょう?」
「それぞれに善し悪しがあるんですけど・・・」
クッションフロアならオーソドックスですが、ノンスリップ金物はなくなりません。
合板フロア系ならリビングの床とカラーコーデ出来ますが、コストが高い。
「玄関周りのテイストだと、無垢のフロアがいいですよね。
1×6(ワンバイシックス)のホワイトウッドを踏み面に敷いてはどうでしょう?
蹴上は左官材とか水性塗料でダメージ風に塗ると、玄関からナチュラルなイメージで上がってこれますよね」
さらに1×6は先端に溝を掘っておけば、滑り止めになります。
階段下と階段上が段差になってしまい、降りるときにリズムが狂うのですが、
これはご家族で慣れていただく。(これが許されるのはDIYならでは・・・)
「試しにホームセンターで1枚購入して、実際に置いてみて体感してはいかがでしょうか」
そんな、結論になりました。
ホワイトウッドの下地材とはいえ、立派な無垢材ですから
足ざわりはいいし、この時期合板フロアより温ったかで気持ちがいいです。
商売的には、売り上げにならない相談ですが
仕事始めにはちょうどいい、楽しいDIYアドバイスでした。
今年、DIY教室でも開催してみようか・・・そんな風に思いました。