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高級感あふれるリフォームとは? 高価なマテリアルだけで満足ですか?

こんにちわ!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

「高級マンションを買ったのにちっとも高級に感じない!」

 

大手ゼネコンで監督をしていた18年前、億ションを購入されたお客様に言われた言葉です。

16種類のタイルを貼り分けた外装や

アーチ形のモニュメントが迎える広々としたエントランスはとても素敵で

バブル終焉期であっても、ひときわ目に付くお洒落なマンションでした。

 

ただ、お部屋の仕上げはどうかというと

玄関が大理石貼りで、

メインベッドルームが腰パネルに布クロス貼りというだけで

特にプランは普通の3LDKと変わらない間取りでした。

 

正直、施工している私からも 

「高級仕様」には見えませんでした。

 

憤慨するお客様に販売の営業マンは

「恵比寿でこの立地がとてもステイタスが高く、高級なんです・・・」

と苦しい説明をしていました。

 

 

 

私がゼネコンを離れて18年、今では高層タワーマンションが当たり前のようになりました。

 

新聞の折り込みに使われる完成パースは、まるでホテルの一室のようで

「時代の変化だなぁ、マンションの内装も素敵になったなぁ」

そう感じていました。

 

先日、その新築マンションを見に行く機会が出来ました。

一部内装を変えたいと

永代ショールームに購入された方が来店されたんです。

 

ワクワクしながら下見をさせていただくと

 

大理石の玄関と、エコカラットで囲われた大きな姿見

ダークブラウンとホワイトのコントラストの効いた内装に

明るすぎないダウンライトと、演出性のあるスポットライト・・・

 

えっ?これだけ?

 

モデルルームに展示してある家具こそ数10万もする高級品ですが

それを取り除けば、まったく生活感が感じられない

ちょっと色柄が洒落てるだけの部屋です。

 

壁は標準的なビニールクロスだし、

エコカラットや床の大理石も

今では珍しいマテリアル(建材)ではありません。

 

正直、期待外れでした。

 

でも、不特定多数のユーザー向けに販売するマンションでは致し方ないのかもしれません。

個性的すぎるデザインでは売り辛いですものね。

新築のマンションやリフォーム済みのマンションでは

残念ながら内装仕上げは妥協するしかありません。

 

 

ld13.jpg

 

このパースはスケルトンリフォームの物件です。

 

それまで、リフォーム済の家やマンションに住まわれて来たお客様が

「今回は、自分も家づくりに関わりたい」 

とメールをくださいました。

 

 

当初は、「無垢のフローリングと珪藻土を使った快適な暮らし」をご希望されていましたが。

当社に来店され、カタログを見るうちに自分の中で眠っていた感性が目覚めたようです。

 

 

輸入壁紙や輸入タイルを見ているうちに

「なんだかワクワクしてきました!」

そう、目を輝かせるようになりました。

 

写真 1.JPG

 

「テシード」のショールームでは輸入壁紙を眺め

 

 

 

写真 2.JPG

 

「サンワカンパニー」のショールームではタイルを比較し

思う存分ワクワクを体感していただき

自分の理想の暮らしをイメージ化していただきました。

 

 

 

輸入タイルと輸入壁紙

 

壁紙もタイルもほぼ即断で決められました。

 

 

玄関の床に貼るのは、イタリア製のタイル。

600角と大判のペトロセラ社製のエレガントタイルです。

インテリアデコレーションの分野で先駆的な存在のペトロセラ社のTANGOシリーズは、ヨーロッパでトレンドのフローラル(花)デザインを大胆にあしらっていて模様の凸凹が陰影を生み、玄関全体に表情を作ってくれます。どの面で貼り合わせても柄がぴたりと合うように正確にパターンマッチングされていて、大判ながらとても高いクオリティのタイルです。

 

もちろん、この硬質で大判のタイルを扱うのは簡単ではなく、施工する職人の高い技術が要求されます。

マテリアルが高級なだけではなく、職人の技術も高級でなくては実現しない玄関の床です。

 

 

そして、廊下の壁に張るのはイギリス製の壁紙。

コール&サン社(Cole&Son)の中でもヒストリック・ローヤルパレスコレクション ( Historic Royal Palaces)はケンジントン宮殿などイギリスの王宮にも使われる見事なデザインのコレクションで、アメリカホワイトハウスでも採用されているクオリティの高い壁紙です。

 

 

玄関を開けるとイタリア製エレガントタイルに迎えられ

その廊下は王宮御用達のイギリス製の壁紙が貼られている。

 

さあ、そこにはどんな花を飾るのでしょうね。

考えるだけでワクワクしてきます。

 

高級感あふれる家、というのは

単に高価なマテリアル(建材)を使うだけでは実現しないと思います。

建材のクオリティが高いのはもちろん、マテリアルにまつわるストーリーと、それを作る職人の技術

それらすべてにお客様が惚れ込んで、そしてそこで暮らし始める幸せな自分をイメージできる。

 

そんな一連の流れがあって初めて、生き生きとした高級感が生まれてくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

中古マンションを購入して、高級感あふれる理想の暮らしを実現したい方には

エーゼン大塚建設でご相談いただけます。

 

お近くの方は永代ショールームにお越しください。

 

電話・FAX・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

一般お問合せバナー.JPG

 

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