こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォ―ムブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
生活しながらリフォームできませんか?
中古マンションを購入して、綺麗にリノベーションしてからお引っ越しする場合、
気にもならない問題ですが
今住んでいる家をリフォームする場合、
「生活しながらリフォーム出来るの?」と言う疑問は切実な問題です。
2年前突然来店されて、
水廻りをなんとかしたいと相談されたS様がそうでした。
ユニットバスに隣接する、洗面脱衣室とトイレ。
もともと余裕のない間取りで、
さらに今回洗濯機も置きたいというのがご要望です。
それを実現するために、
トイレと洗面脱衣室の間仕切りの無い欧米スタイルのサニタリーにするプランに決まりました。
その時の様子は施工事例に詳しく書いてあります。
詳しい施工事例はこちら → 欧米スタイルで解決!狭い洗面所とトイレを快適にリフォーム
http://azen-o.com/about/2012/12/046.html
工事をするに当たって、
工事中もお風呂とトイレを使いたい・・・
という問題をクリアしなければなりません。
4日間の短期間で、トイレ洗面のみの工事だったS様の場合はこんな方法を取りました
1.仮に便器を設置する
実は便器って、
TOTOでもLIXILでも他のメーカーでも、何度も付け替えする事が可能です。
初日の解体が終わった後、大工さんと設備工に頑張ってもらって便器が座る床部分だけ作っておきます。
ここに便器を仮設置して、夜帰宅されるS様家族にトイレを使っていただきます。
ただ洗面脱衣室部分の床は解体したままなので足元に注意して頂かないといけません。
「コンパネで穴ふさぎしてありますけど、段差に気を付けてお風呂を使ってくださいね」
とアナウンスしました。
2日目は大工さんが残りの床壁の下地をこしらえ
3日目の朝、便器を一度外してクロス屋さんが壁紙と床のクッションフロアを貼ります。
夕方、再び設備工が合流して便器を本設。
4日目は建具を入れて、細かいところを丁寧に仕上げて完成です。
工事中、トイレも使えてお風呂も入れるリフォームが出来ました。
2.トイレスペースだけ先行して作る
水廻り全部をリフォームしたり、間取りを変更するようなリノベーションでは、
工事期間も1週間~3週間と長期になります。
その期間、生活しながらの工事を進めるにはやはりトイレを先行して作ります。
既存の便器を残して解体。新しい設備配管を進めておきます。
今回のリフォームでトイレを移動する場所の床壁が下地まで出来たら、
既存の便器を撤去して、新しい便器を仮設置。
お客様は常にトイレを使う事が出来ます。
その間に、UBを入れたり、間仕切り壁をこしらえたり工事は粛々と進みます。
そしていよいよクロスを貼るという日の朝、
便器を一度外して、夕方また取付ます。
工事範囲が広い場合、2期工事に分けるとスムーズです。
UB、トイレ周りを完全に仕上げてから、キッチン廻りの工事に着手します。
3.最初から1期・2期工事に分けてリフォームを計画
生活しながらのリフォームでは、工事中もトイレを使いたいという要望以外に、
工事で発生するホコリをいかに他の部屋に飛散させないかという仮設計画が重要になります。
写真では浴室・洗面・トイレ周りをひとまとまりのエリアとして先行工事。
それが完了してからキッチン廻りの工事に着手するという2期に分けた工事をしています。
この時にホコリをシャットアウトするための仮間仕切りをリビングに作らせてもらいました。
3mの長物材料は廊下に仮置きスペースを提供していただきました。
こんな風に、生活しながらのリフォームを成功させるためには
工務店とお客様が工事中の仮設計画をよく話し合っておくことが大切ですね。
生活しながらのリフォームでお悩みの方は
エーゼン大塚建設でご相談いただけます。
お近くの方は永代ショールームまでお越しください。