こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です
世田谷区の戸建て住宅でのご相談は
耐震と寒さ対策そしてバリアフリーを考慮した快適な住まいにリフォームしたいという内容。
その為のプランを現在打合せ中です。
室内の大掛かりなリフォームはまだまだ先の事ですが、
「玄関から外に出るスロープの滑り止めだけは先にして欲しい」
というご要望がありました。
もともとの土間にはノンスリップ塗装がされていたのですが
雪が降ると滑ってあぶないのだそうです。
えっ?雪対策ですか?
かなり難易度が高いご要望です(汗)
今更コンクリートを増し打ち出来ないので、「真空コンクリート」や「スタンプクリート」は使えません。
塗装系のノンスリップはすでに使用されているので却下
木樹脂の桟木を細かく打ち付ければ効果がありそうですが
普段の生活で躓いてしまいそうです・・・これも却下
いっそのこと、コンクリートカッターでスロープに溝を掘ってしまえ!
このアイディアはいけるような気がしました。
それを職人さんに電話で伝えると
「大塚さん、それ無茶じゃない?どのくらいカッター入れるの?」
ん?えーっと、滑り止めだから10㎝ピッチで溝をいれたいよね、幅は1200くらいで、それで玄関から道路まで5mだからだいたい60m・・・
60m~!?駄目だ、確かに無茶だ。
そこで、左官の茂木さんが提案してくれたのが樹脂モルタルに骨材を混ぜた工法
それを前面に塗ってはノンスリップ塗装の凸凹が増した程度の滑り止めなので
ゼブラパターンで仕上げることにしました。
そのピッチは1尺5寸(455㎜)
雪道を用心しながら足を運んでいるピッチです。
かなりグリップ力がありそうでしょ
2週間後にシクロケアの外構用手摺を取り付けて完成です。
ゼブラパターンのボーダー部分が思った以上に靴底に食いついて安心感のあるスロープになりました。
オーナーさんも気に入っていただけたようで
「ついでの時でいいので、右側も塗ってください」
と仰ってましたよ(^^)
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