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鉄骨ALC住宅を中古で購入したら絶対にする事

こんにちは

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

鉄骨ALC造住宅を中古で購入したら絶対にやった方がいい事

それは断熱改修です。

 

かつてALCの外壁はそれ自体に気泡があるので断熱性能があると思われていました。

だから断熱材をいれるなんて発想はなく

大工さんは内部の下地を作るのに

ALC外壁に15㎜の胴縁を釘で打ち、そこに直接プラスターボードを貼っていました。

 

でそうした鉄骨ALC住宅の住み心地はどうかと言うと

 

夏は暑くて冬寒い

 

オーツカ自身がそうした賃貸物件で17年住んでいましたから間違いありません。

 

では快適に暮らすためにどんな断熱改修が良いかと言うと

1.屋上直下のスラブ(天井裏のデッキの事です)は発砲ウレタン吹付+繊維系断熱材

2.外壁面と屋上以外の天井裏は繊維系の断熱材

これで施工すればOK。

 

 

1.屋上直下のスラブに発砲ウレタン吹付

写真 2018-04-09 16 43 31.jpg

 

鉄骨造住宅の場合、陸屋根(平らな)の屋上がほとんど。

昼間太陽にじりじり焼かれた熱がコンクリートを通して鉄骨のデッキに到達します。

手で触るとその熱さが分るほどです。

 

その熱を部屋内に伝えない為に発砲ウレタン吹付をしっかり吹き付けます。

天井裏に断熱材を敷くだけでは

天井裏に熱がこもってしまうばかりか

冬はデッキ面(見えないところ)で結露が生じてカビが生えます。

内部結露と言うやつです。

 

夏の熱さ、冬の冷たさを伝えない為にも

デッキ面への発砲ウレタン吹付は欠かせません。

 

 

 

2.外壁面と屋上以外の天井裏は繊維系の断熱材

写真 2018-04-26 8 24 16.jpg


ALCの外壁面は木造住宅やRC住宅に比べると内部結露の心配はほとんどありません。

普通に繊維系の断熱材が採用できます。

オーツカが好きなのはロックウール系の断熱材。

グラスウールのようにフニャフニャではないので

壁に入れてもしっかり自立してくれて見た目も綺麗に貼りあがります。

 

見た目がきれいって大事ですよね

すき間がなく敷き込めているというのがわかりますから。

 

それとロックウール系断熱材は吸音効果が高いので近隣への防音対策にもなります。

オーツカがバレエスタジオで使うのももちろんロックウール系です。

 

 

それで結果はと言うと・・・

 

写真の現場の3階(最上階)では3月下旬から汗ばむような環境でした。

発砲ウレタン吹付と断熱材を入れた後は内装下地の作業も快適にこなせるようになり

5月1日に記録した夏日でさえ大工の親方は

「えっ、昨日は夏日だったんですか?」

と言うほど熱さから解放されていたそうです。

 

うん、良かった。効果ありですね。

 

 

 

 

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