エーゼン大塚建設 スタッフブログ

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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2013年4月のブログ記事一覧

 

賢い水のトラブル対処法の続きです。
 

「トイレが詰まっている!」というご相談を受けて、電話口で状況を聞き、応急処置のアドバイスをするまでが前回のブログでした。
 

そして今日、

「奥さん、昨日の業者の応急処置はどうでしたか?うまくいきましたか?

えっ?断ったんですか。確かに以前よその業者から大工事になると脅されたとおっしゃっていましたからねぇ。
不安になる気持ちもわかります・・・」

そう電話で話した後、お宅に訪問しました。
 

「では、順番に見せていただきます。
まず、1階のトイレからお願いします」

実際にトイレを流してもらうと、水がみるみる溜まってきて今にもあふれそうです。
 

「お風呂の水を抜くと、トイレでボコボコ音がするんです・・・」

「じゃあ、お風呂の水も抜いてください」
 

しばらくは問題なく水が抜けていましたが、半分位になったとき
「ボコッ、ボコッ」
っと、音がして便器の水に空気の泡が上がってきます。
こんなのは私も見たことがありません。

「2階のトイレはいかがですか?」

2階に上がると、1階と同じように、「ボコッ、ボコッ」と泡が出ています。

泡が消えてから流すと、同じようにあふれそうになります。

窓から下を覗くと、トイレの配管が外壁に伝っていました。
特に通気管は無いようです。

 

「キッチンはいかがですか?」

「流しは問題なく流れるんです」

う?ん、なるほど。建物の配管図面は無いけれど、どうやらキッチンの排水の方が水下という訳ですね。


腕を組んで家の配管ルートを推理している私を、奥さんは不思議そうな顔で見ています。

確かに、様子を見てばかりで、ラバーカップ(すっぽん)を手に取ろうともしないのですから仕方ありません。

「次は外を見ますね」

トイレのすぐ外の桝は期待に反して雨水桝でした。

いったい、排水はどこへ?

一方で反対側に位置するキッチンの外には桝がふたつ

 

「ええ、そうなんです。うちは家の下を排水管が横断しているみたいです。

以前飛び込みの業者に『このままでは配管が詰まった時に大変なことになりますよ!』と脅されたことがあります」

なるほど、そうですか。でも、配管が横断していること自体は大した問題ではありません。

もう一つ気になる、地盤面(駐車場)にある最終桝のふたを開けてみました。

幸いなことにこちらは何の問題もなさそうです。


すると、いよいよ問題はトイレとキッチンの間という事になります。

キッチンの外側の排水桝を覗いてみました。

CIMG3810.JPG


なんと!
桝の中に木の根がはびこり、キッチンの排水から上流を完全にふさいでいました。

試しに上流側の桝のふたを開けると、淵まで汚水が溜まっています。
(とても写真はアップできません・・・)

これでトイレのボコボコ音の理由がわかりました。

お風呂の水を抜いてしばらくすると、排水管の中がふさがり、行き場を失った空気が便器に逆流していたのです。


こんな状況を悪質な業者が見たら大喜びでしょう
「奥さん、これは大変だ、応急処置だけでも高圧洗浄車が必要です。
その後は土間を掘って配管の遣り替え、リビングの床も壊さないと直りませんよ!」


でも、ちゃんと知識を持った良心的な業者が対応すれば、大事にならずに修理が可能です。

根気よく、丁寧に詰まりを取っていくのが遠回りに見えて一番確実な方法。

 

1、まず、バケツの水をキッチン外の桝に流して下流の流れを確認
    (駐車場までスムーズに流れていきました)

2、次に熊手を使って排水升内部の根っこを取り除いていきます。
    (根を取るたびに、上流側から詰まっていた排水が流れてきます。この時、急に流れると下流側で詰まってしまうので、流しの水を出しっぱなしにしておくのがポイント)

3、竹竿のようにしなるHIVP管を配管の中に出し入れして清掃。上流の排水桝の詰まりが減ってきたのを確認しながら、掃除とバケツの散水を繰り返します。

4、配管の詰まりがなくなってから、お風呂の水を流し、OKならトイレの水を流します。


以上の作業は1時間ほどで完了。
到着してから2時間たっていました。
 

CIMG3811.JPG


水のトラブルの賢い対処法は、『脅されても慌てないこと』

落ち着いて、「うちの出入りの工務店(リフォーム屋)さんに相談してみますね」
と告げれば大丈夫。
仮に出入りの工務店がいなくてもゆっくり探しましょう。

今すぐ何とかしなければならないのは、火事の時くらいですから。

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こんにちは大塚です。

リフォーム業者を悩ます水のトラブル。
そのトラブルは『漏水』と『排水不良(詰まり)』に分けられます。
 

水は毎日使うものなので、トラブルが発生した場合はすぐにでも直したい気持ちはわかりますが
急いては高い買い物をすることに・・・
適切に応急処置をすれば余計な工事と費用を掛けずに修理することが出来ます。
 

「賢い水のトラブル対処法」としては
状況把握→応急処置→原因調査→修理方法検討・見積もり→修理
の手順が理想です。


でも、実際に困っていて悠長なこと言ってられない!

そんな時はどうするか?
ちょうどいい事例がありますのでご紹介します。

IMG_3248.JPGのサムネイル画像

 

「トイレが詰まっていて・・・直してくれる業者さんを知りませんか?」

千葉のお客様から電話が入りました。
でも、日曜ですぐに動いてくれる設備業者はいません。

そこで、電話口で症状を聞いてみることに 【現状把握】
 

「トイレの状態を教えてください」

「とにかく流れが悪いんです」

「水があふれてきそうな感じですか?」

「えぇ、すっぽん(ラバーカップ)を使ってなんとか流れる状態です」

 

トイレから先の配管が詰まっている可能性があるなぁ・・・


「2階にもトイレがありますか?」

「あります、2階のトイレも調子が悪いんです」
 

ん?ちょっと様子が変わってきたぞ、通気が無いのかな?

「その上、洗面所の水を流すとトイレの方でポコポコ音がするんです」

 

やはりトイレから先の配管が詰まっているようです。

 

「床下の配管が沈んでいるのでなければ、高圧洗浄だけで治る可能性があります。
4、5万掛かりますけど、通常のメンテナンスとしてもやっておく価値はあります」

 

「そのくらいならお願いしたいです、
でも主人が〇〇シアンに電話をしていて返事をしなくちゃいけないんです」

 

「今日は私どもは伺えません、〇〇シアンにそのまま来てもらってください。
もしかしたら、同じような高圧洗浄で直してくれるかもしれません」 【応急処置】
 

「仮に、床壁を壊さないと調査できないという事を言われたら、こう言ってください。
『壊さずに調査する方法はありませんか?』
それで、修理に来た職人の技量が測れます。
壊さないと無理だ、という事であれば、『応急処置だけで結構です』
と引き上げてもらいましょう」


「壊さずに調査できるのであれば、そのまま調査してもらい、修理の方法と見積もりを聞きましょう。
丁度明日はそちら方面の現場に行きますから、〇〇シアンで解決しないようなら現地調査に伺えます・・・」

そんな電話のやり取りでした。

適切な応急処置はすぐやる必要がありますが、その後の調査、修理はしっかり手順を踏んだ方がいいですね。
きちんと修理できる上にコストも安く済みます。

 

 

 

 

 

 

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 こんにちは!スタッフの大塚昌子です。

ちょっと、朝晩の気温差はきになるものの
落ち着いた空模様で、お洗濯ものも干しっぱなしできる
いい日が続いています(^^♪。

私や代表が通勤するルートの途中に
江東区立古石場親水公園があります。



この、区立の公園敷地内に『牡丹園』があって
桜の散った後の季節を、任されて
50種類359株の見事な牡丹が
今まさに、大輪の花を咲かせています。



今日は、ほんの一部分ですが
こんな感じで・・・








平日は、地元の憩いの場として
保育園児の散歩コースとして
混雑せずにゆったりとお花を見られます。
しかし、土日は結構な人でにぎわっています。

私にとっては、ちょいと贅沢な通勤タイムです。

時間差で咲いてくれるので、4月いっぱいは楽しめるとのこと

公園内には、小さいけど藤棚もあって
これまた、毎年見事に咲いて
私達を楽しませてくれます。

この地域には、牡丹を栽培する農家が多かったということもあり
『牡丹町』という地名になたそうです。(明治時代に)

最寄駅は、門前仲町から徒歩5分くらいで着きます。
ぜひ、お近くまでお越しの際に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?



 

 
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ショールームの一日

 こんにちは!スタッフの大塚昌子です。
週末の春の嵐から、一転!穏やかな天候が続いてます。(^^♪



ショールーム前の白木蓮も
若葉がぐんぐん、青空に向かって
日に日に、伸びていく様子がはっきりわかります。
新緑の季節になりつつあるんですね・・・。



さて、「ショールームで何をしてるの?」
と、知人や友人に聞かれる事があります。

毎週、こうやってブログを書いたり
事務仕事したり、時には打ち合わせもしているよと答えるのですが
友人達には、どうも、暇そうに見えるらしい・・・。(-_-;)

雑貨屋さんではないから、常に接客を必要とされてるわけでもないので
そう見えても仕方ないのかな?と思います。

そんな中、外に出てお花に水やりをしていたら、背後に人の気配を感じて
振り返ると、女性がひとり立っていて、ショールーム内を見ていたんです。
「ここ、もう始まってるんですか?」と声をかけてくれました。

「やってますよ。ご相談でしょうか?」とたずねると
「部屋の壁紙が古くて、貼り換えたいんですが・・・」と
リニューアルしたいお部屋の悩み、どこに頼むべきか、かかる費用はなど
いろいろ話してくださいました。

その間、立ち話もなんですから、中へ入っていただいて、
飾ってある小物や展示物の説明しつつ、
「うちに何を求めてくれているのだろう・・・」
と思いながらお話を伺いました。



ここでは、インテリア雑誌や施行例のファイルを見ていただきながら
迷ったり、悩んだりしているお客様のサポートできます。
インテリアやハウス本を閲覧するだけでも、やってみたいことが見つかるものです。

そのお客様も、「ここで頼めば壁紙の貼り換えがやってもらえる!」と分かったことで
ひとつクリアされたご様子でした。

これも、永代ショールームの役割なのだ!と実感した1日でした(^_^)v。


 

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 こんにちは!スタッフの大塚昌子です。
お陰様で、3月の合計アクセス数が1563アクセスあったそうで
このブログを見に立ち寄ってくださった人達に
この場を借りてお礼申し上げます!m(__)m

さて、3月にオープンした永代ショールームにも、
問い合わせに訪れてくださる方、営業で立ち寄ってくれる方
少しずつですが、増え始めました。
ぜひ、ブログのように増えてくれるといいな・・・

そんな永代ショールームへ
先日、広島は、呉から友人が遊びに来てくれました。

以前、大島にショールームを開いた時に
立ち寄ってくれて、移転した報告をしたら
春休みということもあり、息子さんと一緒に
再度、寄ってくれたんです。

こうして、ショールームにいろいろな人が出入りしてくれる。
嬉しいことです。(^^♪

久しぶりに会った友人親子と、ひとしきり談笑したあと
せっかくだからと、どこかホットなスポットに案内しよう!
そう思いました。

私のチョイスで、東京駅近くにオープンした、
KITTEに行くことにしました!

しかし、オープンしたての商業施設なだけに、すごい混んでました。(-_-;)
短時間ではありましたが、ちょこっとお店も散策できました。



KITTEに入って、ひときわ目を引いたのが、
中央のアトリウムに吊り下げられた、大きな桜の絵。
縦10m×横8mもあります。!(^^)!

この桜の絵は、日本画家、千住博さんがスケッチした
福島県の三春滝桜の下絵に、全国から集まった221人の
老若男女達が、2日間にわたって、花びらを描いた
『想い桜』というタイトルの迫力ある作品です。
(KITTEのホームページから、制作風景を見られます!)
http://jptower-kitte.jp/sakura/pc/

あとで知ったのですが、この絵を後に
約4000枚のハガキに裁断して
一般から寄せられたメッセージを添えて
全国に送られるという、大きなプロジェクトなんだそうです。
ちなみに、裏面は、巨大なハガキの宛名面になっていました。

カメラで撮影する人、吸い寄せられるように見上げる人
後にハガキを受け取る人、この絵を軸に、みんなつながっているんですね。
私は、思わず実物の三春滝桜を見に行ってみたくなりました。

私達も、この桜の絵のように、
みんなが何かに吸い寄せられて立ち寄ってもらえる、
そんな魅力あるブログやショールーム作りをしていきたいなーと思いました。

遠方から来てくれた友人に感謝しつつ
たくさん“つながり”を感じる一日でした。 

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