こんにちは！
自然素材・輸入壁紙・ウォールステッカー
「デコレーションリフォーム・住宅リフォーム大好きブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設、代表の大塚健太郎です。
「トータルコーディネートをして欲しい」
「可愛いものに出会うとすぐ好きになってしまって、部屋のイメージが統一できないんです。
プランニングからアドバイスしてください」
スケルトンリフォームのご相談の方でした。
そうしたトータルコーディネートをご希望されるお客様が続きました。
永代ショールームを開設して以来、
お客様のタイプが変わってきたようです。
スケルトンリフォームをはじめ
1600件も住宅リフォームを続けていると
構造的な事や
現状では確認できない設備配管の状態なども想像がつきます。
それをもとに、使い勝手の良いレイアウトプランを作るのは得意ですから
手書きのスケッチとCADで簡単に表現できます。
でも、お客様が希望される 「ホテルのような」 とか 「非日常のイメージで」
というようなデザイン要素に対して、どう表現していいのか・・・
さあ困りました・・・
CADを３Dパースに加工しても、
当社のソフトでは部屋全体のイメージが分る程度。
大理石やウールのカーペット、ステンレスのカウンターなど
素材の質感は表現できません。
お客様がこだわるダインライトやシャンデリアの魅力も伝わりません。
新聞広告に載るような完成パースとなると専門業者に外注しなければなりません。
「それって、新築を設計するのと変わらないじゃない」
そう知り合いの建築士からも言われました。
「これは、設計の専門家に相談するしかないな！」
お客様との打ち合わせ進め方、
基本プランはどこまで時間をかけて、
どのタイミングで契約するのか？
そして、設計したイメージをどうやってお客様に伝えているのか？
原宿で48年間、建築設計で実績のある、
オクテムデザインの奥村先生にご指導いただきました。
すると意外なことに、見せてくれたのは建築模型。
「えっ、今更そんなアナログなプレゼン方法ですか？」
ちょっと戸惑ったのですが
「ここに、縮尺なんかは気にせず、実際に使う材料を貼ってしまうんですよ」
と奥村先生は続けます。
さらに、それを写真に撮ったものを見せてもらうとこれが凄い！
３Dパースに全然負けていません。
部屋の中はリアルな自然光が入ってきていて、
窓の外には高層ビル（本物の）が見えています！
これだ！と思いました。
模型なら簡単に作れるし、
写真を撮るのは得意です。
CADで何枚も図面を書いたり、プレゼンボードを作るより、よっぽど当社に向いています。
早速、作ってみました。
斜め天井とキッチンの位置関係や寝室のドレッサー、階段、ロフトの関係が良くわかります。
打合せで、いろんなスケッチを描いても、なかなかお客様に伝わらなかった場所です。
「フローリングの色はグレー系がいいの」
という方針だけ決まっていたので、床だけは貼り付けてあります。
今後打ち合わせをしながら、材料や色を加えていけます。
打合せもスムーズに進むことでしょう。
調子にのって、デコレーションリフォーム提案用にワンルームの模型もこしらえました。
賃貸ルームでの輸入壁紙選び
そのイメージを、入居希望の見学者さんや
ご案内してくれる不動産業者さんに
分りやすく伝えれくれます。
こちらは、内装仕上げをしっかり表現してあります。
見ていると、ドールハウスのソファーやベッドを置きたくなってきませんか？
今まで、建築模型と言えば、デザイン事務所が使うものと勝手に思い込んでいました。
建築模型、侮れません！
素晴らしい指導をしてくださった奥村先生に感謝です。
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