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江東区  水廻りリフォーム 施工事例

キッチンリフォーム

 施工概要 

地域   東京都江東区

工期   15日間

費用   317万円  

施工内容  

・生活しながらのリフォーム
・UB、キッチン、入替え
・畳をフローリングにリフォーム

 

 

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           

 

お風呂を直したいんで、一度話を聞いてもらえませんか

八木邸 プラン図.jpg

 

Y様とは長いお付き合いで、これまでもお子様の成長と共に間取りを変えたり、物干し場をサンルームにするリフォームをさせていただいております。

「大塚さん、今度お風呂を直したいんで、一度話をきいてもらえませんか?」

 

と電話をいただいた時も、ひとつ返事で翌週すぐに訪問しました。お互いの人となりを良く知った関係ですので、細かな事を聞く必要もないなぁ~と感じていたからです。

今回のご主人の悩みはこうでした
「娘も年頃になったので、いつまでもこのままじゃいかんかなぁって思って・・・」
そうなんです、私も以前から気になっていても聞けなかったのが
「どこで服を脱いでお風呂に入るんですか?」と言う点でした。

どこをどおリフォームすれば、快適な生活になるのか?
ご主人はかなり明確なイメージを持っておられました。

ユニットバスの横に洗面脱衣室を設ける。
その為にはキッチンを移設する必要がある。
一方で、玄関廊下にあった洗面と洗濯機が移動できるので、クローゼットが作れる。

素晴らしいイメージです。

ただご主人が心配されていたのは、そのイメージを実現するリフォームが可能なのかどうか?
という事でした。
 

 

 

 施工前                              
 

どこから手をつければいいか?

 

 

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ご主人の描いたプランは完璧でした。問題はどういう順番で進めれば住みながら工事が可能かという事でした。

普通ならこれだけ大掛かりなリフォームは、スケルトンにして一気に工事を進めたいところです。でもそれではご家族が生活出来ません。住みながら工事を実現するために1期2期と分割してリフォーム工事を勧めることにしました。

具体的には水廻りの住設ごとに工事を区切ります。
まずは浴室を取り変えて、入浴できるようにする。
次に台所と洗面脱衣室をリフォーム
最後に玄関のクローゼットを作るというプランです。
和室とキッチンの間取り変更やフローリング貼りは全体工事の様子を見ながら手を付ける事にして着工しました。

 

 施工中                              
 
まずは一番厄介な浴室改修から
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スケルトンリフォームの場合、解体後最初に手掛けるのはユニットバスの設置です。ひとつひとつのパーツが大きくて場所を取る事と、設備・電気・ガス配管の繋ぎがあるため最初に設置するのが王道。
 
まず在来の浴室を解体します。ご家族の荷物は和室に移動して、既存のキッチンにはマスカーで養生をかけます。念のため養生をしていますが、TV番組のようにバリバリ音を立てる解体はありません。実際の解体作業はクロスを剥がして、ボードのビスを1本1本取り、元の大きさのままバードを剥がしていくのでとても静か。ボードのかけらや粉が床にこぼれる事はあっても、埃が舞い散る事はありません。解体の親方たちの仕事は黙々と進みます。
 
 
着工3日目でお風呂が使えるように
浴室リフォームCIMG4391.JPGPA120900.JPG
解体の次は基礎こしらえ。元の洗い場はタイル下の土間コンクリートがそのまま使えますが、浴槽部分は掘り下がった土でした。そこを埋め戻してコンクリート平板の基礎を据え付けます。こうした土間コンの高さや基礎こしらえが必要かどうかは解体してみないと判断できないところです。だから、2日目はそうした足元の準備作業のためのいち日です。工程に余裕があるので、設備の配管も最善のルートでしっかり施工することが出来ます。
 
3日目にユニットバスを組み立てると夜にはこのように出来上がってしまいます。湯船につかるのはもう1日我慢していただくとして、シャワーだけ今晩から使ってもらいました。
 
もちろん、UBの中身が出来上がっているだけで、外はまだ裸のままです。翌日周囲の壁下地をボードまで仕上げたら1期工事は終了です。クロス貼りや内装仕上げは2期工事に合わせて一緒に施工します。クロスが貼れていなくても生活出来ますからね。
 
 
 
 
家族の居場所を作る
CIMG4426.JPGIMG_4182.JPGかべ大将
とりあえずお風呂が使えるようになってホッと一息。次は家族がくつろげるようにしたいですね、和室をLDに改修します。今度は作業の埃がキッチンや浴室、廊下に漏れないようにマスカーを貼ります。
 
右写真の穴は設備配管用の穴。道路側にある給湯器から来ている給湯・追い炊き配管をつなぐためのものです。
 
左上写真は袖壁の解体後の様子。実はこの袖壁には筋交いが入っていました。「もしかしたら、筋違が入っているかもしれません。その場合、補強をしましょう」とあらかじめご主人と話し合っていたので反対側のレンジフードが取り付く壁を耐震補強しました。
 
普段なら耐震研さんのML金物を使って筋交い補強するのですが、今回は和室の天井はいじりません。その為天井を残したまま耐震補強できる大建工業の壁大将を採用しました。
 
 
 
 
 
 
ご主人のひらめき
CIMG4428.JPG床にフローリングを貼った後は、家具を新LDに移動して夜はそこでくつろいでいただきました。
 
すると、翌日ご主人がにこにこしながら話しかけてこられました。
「大塚さん、昨日夕飯を食べながら思ってんだけど、ここに醤油とか調味料を置けるニッチカウンターを作れませんか?」
「う~ん、ご主人良く見てましたね~。このボードの中は空洞ですもんね。ただ、お湯水の配管が流れてるんです。でもわかりました、ルート変更してニッチカウンターを作りましょう!」
 
という訳で、大工の親方にお願いして、現場に残っている余剰材を使ったニッチカウンターにしてもらいました。テーブルをくっつけた時にちょうどいい高さになっています。
 
 
いよいよシステムキッチン設置!
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キッチンの設置で大活躍したのは設備工のMさん。
 
住みながら工事だったので設備配管も一気に出来るのではなく、少しずつしか準備が出来ませんでした。キッチン取り付けの当日は一番忙しく、床下に潜ってキッチンの配管と起ち上げ(左下写真)、合間を見ては廊下の洗面化粧台移設を進めるという大活躍でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
水廻りの以外のリフォームは最後に
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水廻りのリフォームが終わればご家族の不自由もかなり楽になります。娘さんの部屋のリフォームに掛かりました。
 
ロフトベッドを造作して、下はクローゼットになります。輸入壁紙を貼って仕上げました。
 
何故か廊下にあった洗面化粧台と洗濯機置き場は浴室の隣に移設。廊下には収納力たっぷりのクローゼットが出来上がりました。
 
 
 
 施工後                                 
 
 
PA120907.JPGPA120904.JPGキッチンリフォーム浴室リフォーム
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 担当より                            
 
 
PA120908.JPGご主人だけでなく、ご家族の皆さんが決定が早く、行動力が半端じゃないアクティブな家庭でした。それだからこそ、住みながら工事に順応出来たんだと思います。
 
そう、住みながら工事は私達工務店も家族のストレスの無いように手順を考え、施工を工夫しますがお客様の負担をゼロにすることは出来ません。どんなに養生していても作業員が帰ったあとの床や机の上はうっすら埃が掛かっていたりするものです。その家に仕事で疲れた家族が返ってくるのですからあまり長期間にわたるとお客様のストレスが溜まりますよね。
 
ですから、住みながら工事が長期になる場合、日曜日以外にもう1日工事全休の日を設けます。一日家を守っている奥様にのんびりしていただくためです。こうしたリフレッシュできる休日が大事ですね。実際、お風呂のリフォームの後キッチン納品まで納期が掛かるという事で少し間を開けておりました。きっとそこでリフレッシュされたのでしょうね。ご主人が「ニッチカウンターにしたい」というひらめきを口にされたのは気分転換できた現れだと思います(笑)
 
 
 
写真 2015-09-24 10 24 46.jpg
唯一内装仕上げでこだわったのが娘さんのお部屋。
輸入壁紙選びは、ご夫婦と娘さんの3人で永代ショールームにお越しいただきました。
初めに娘さんが選ばれたのは白ベースに黒でゴシックの強いダマスク柄でした。インパクトが強い魅力的な柄でしたが
「おい、それは女の子の部屋じゃあないだろう」
と言うご主人の意見で、白&白のダマスクに決まりました。
これには、私もマサコさんも賛成で、反対側の壁に鮮やかなグリーンの壁紙をレイアウトして素敵なお部屋になりました。娘さんも「お父さん、私この部屋気に入ってるの」と言ってくれたそうです。
 
ただ、後でわかった事ですが大のアニメファンでコスプレのグッズもお持ちでした。
もしその事を知っていたらブラック&ホワイトでゴリゴリにゴシックな柄の輸入壁紙を進めていたかもしれません。そんなカッコいい壁紙の前なら、さぞいい写真が撮れるでしょうからね(笑)
 
 
 
【Yさまからのご感想】
 
今回、水廻り(キッチン・お風呂)娘の部屋のロフト式ベッド、畳からフローリングのリフォームをお願いしました。今まで我が家の一番の問題点はお風呂に脱衣所が無いという事でした。しかもお風呂の入口は食卓の隣にあり、年頃の娘などはかなり不便さを感じていたようです。お風呂リフォームで、分断されていた洗面台と洗濯機スペースを同じ場所にしていただいた事により、今まで廊下にあった洗面台と洗濯機スペースがすっぽり空き、そのスペースをクローゼット式収納に一新することが出来ました。
 
同じ面積でbefore&afterで生活がこんなにも快適になる事を実感でき、エーゼン大塚建設さんにお願いして良かったと思いました。ありがとうございます

 

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