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自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」エーゼン大塚建設

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こんにちは!

自然素材・輸入壁紙を使った「住宅リフォームブログ」を運営している

東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。

 

 

パパがお風呂を使ったのに鏡が曇らない~!

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お引越しの翌日、奥様がそうおっしゃいました。

「今まで住んでいたマンションだと、風呂上りに鏡が曇るんです~

でも、昨日は曇らなかったんですよ! 凄いですね~」

 

 

確かに鏡が曇っていると不快ですよね。

 

風呂上りって自分の顔を見て疲れてないか~とか

お腹の周りがだぶついてないかな~とか

まじまじ自分をチェックします。

 

 

僕は曇りを取るためにドライヤーの温風をあてて乾かすのですが

子供たちは鏡に内造されているヒーターを使います。

でもこのヒーターだと、すぐに曇りはとれないのでイライラします。

その上消し忘れる事も多々。

 

先日もコンタクトを外そうとミラーキャビネットに手を伸ばすと

鏡が熱くなっていました。

「おいおい、この猛暑の中勘弁してくれよ~」

 

全ては鏡が曇るからいけないんです。

鏡さえいつもピカピカならいいのに~

 

 

 

何故鏡が曇らなくなったのか?

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K様のお宅で洗面脱衣室の鏡が曇らなくなったのには秘密があります。

珪藻土塗り壁の「はいから小町」を壁と天井に塗っているからです。

湿気を吸って、いやな匂いも消してくれる理想の仕上げ材です。

 

 

どの部屋も明るく風通しの良い部屋にしよう!

そういうコンセプトで計画したK様邸ですが

既存の構造体の配置などから洗面脱衣室だけ窓のない部屋になってしまいました。

 

「どうしたって湿気がこもる場所だから、ここははいから小町を使いましょう!」

 

という事で、工事前から珪藻土塗り壁を使う事になりました。

 

 

洗面脱衣室を優先して作る

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100%天然素材のはいから小町ですが難点があって

にがりとマグネシウムだけで固めるので

完全に固まるまで1週間かかります。

 

にがりとマグネシウムって豆腐かよ!って突っ込みたくなりますが

つまり混じりっ気なし、という事です。

 

かろうじて表面が固まる3日目までは触れることも出来ないので

洗面化粧台の取り付けはもちろん

スイッチのプレートを付ける事すら出来ません。

 

工事屋泣かせですよね~

 

でもその効果は前述のとおり。

湿気をしっかり吸収してくれるので

風呂上りの湿気もたちまち吸い込んで、鏡が曇る事が無いんですね。

 

長男さんはすっかり珪藻土の魅力にはまったようで

「珪藻土が入っているバスマットを買おうよ!」とおねだりしてくるそうです^m^

 

 

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家族の想い出

家の記憶を残す・・・

 

 

TV番組のキャッチコピーみたいですが

お母さまの生活空間は変えずに

生活がしやすいようにリフォームする。

そんなコンセプトの現場です。

 

 

解体前の様子

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この階にユニットバスを新設したり、

キッチンを新しくしたり

住設は便利で快適なものになります。

でもお母さまがリフォーム後も使いやすいように

慣れ親しんだキッチンの配置や想い出のある吊戸棚などは出来るだけ残したい・・・

 

そんな要望をかなえたらこんなことになりました。

 

 

内装解体中

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お母さまの生活エリアだけ残して

スケルトンリフォーム状態に・・・

 

手つかずのままのトイレの扉が不思議な感じです。

仏壇のある和室に続くガラスの引き戸を開けると

解体前のままなんですよ。

 

徐々に工事が進んで

IMG_3323.JPG

 

左側にユニットバスを作ったので

キッチンはコンパクトなサイズになりますが

トイレと吊戸とガラスの引き戸は昔のまんま

 

このあと貼っていく壁紙も

もともとの羽目板の色柄に近いものを選びました。

 

ただ、床だけは息子さん夫婦の希望で

「合板フロアじゃなくて、無垢フローリングを使いたい」

と、桧のフローリングを貼っています。

 

施工中、桧の香りがプーンとして気持ちがいい。

「やっぱり桧は良いよね!」

と大工の親方も楽しそうに作業してくれています。

 

お子さんたちの部屋とうって変わって

ここだけタイムスリップしたような落ち着いた空間が出来ました。

 

その上、外階段を撤去した窓からは日が入るようになりました。

 

「この窓がこんなに明るい窓だったなんて信じられません~」

とお嫁さんもビックリしています。

 

開かずの窓だった古い窓を、動きがスムーズなアルミサッシに取り変える事で

お母さまにも簡単に開け閉め出来る風通しのいい部屋になりました。

他のお部屋のサッシはホワイトですが

ここだけは、以前の窓の色に合わせてシルバーにしています。

 

この現場は、まだまだ工事の真っ最中。

日々様子が変わっていきます。

近くに住んでいるお客さん達は

毎朝覗いて行かれるのが楽しくて仕方ないようです。

 

「作ってるところを見れるって贅沢だよな~」

それがご主人の口癖になってしまいました。

 

 

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家で見てきたけれど、全然見た感じが違って見える・・・

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お部屋のクロスを選んでいるときに奥様が言われました。

お預けしておいたカタログの気に入った色柄に

お子さん達とペタペタと付箋を貼って来ていただいたのですが

ご自宅で見た時の印象と随分違う事に驚かれていました。

 

そうなんですよね。

内装材の色柄って、照明の色によっても違って見えるし

自宅だと周りに色んな色があふれてるのでその影響も受けます。

 

電球色の照明を使う寝室のクロスは

電球色の下で色を選んだ方がいいし

 

明るいリビングのクロスは

自然光の下で色を選んだ方がいいです。

 

 

だから、内装仕上げ材を選ぶときは現地で打合せするのが一番!

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そういう訳で、現場には打合せコーナーを設けています。

もちろん工事の進捗にともなってジプシーのように移動しますが・・・

「親方、3時にお客さんと打合せするんだけど、ここなら邪魔にならないでしょ?」

「あぁ、いいよ。でもそこ階段の穴があるから手摺を付けといてあげるよ」

いや~、その心使いにしびれますよ親方!ありがとうございます。

 

 

その打合せコーナーでスタッフのマサコさんは、

お客様からお部屋ごとのイメージをヒアリングしています。

カタログに貼られた付箋の品番を元に、

そのイメージに合った色柄をチョイスしていきます。

 

 

部屋ごとで色柄が違っても

家全体のカラーコーディネートを考えながら選択するのはマサコさんの得意分野。

私は横で見ているだけです。

彼女が手伝ってくれるようになってから、本当に助かっています。

 

 

今回選んだ色柄の実物サンプルを取り寄せて

次回の打ち合わせでは、各部屋の壁にピンでとめてみんなで眺めます。

 

お客様にとっても、最高に楽しい時間。

ワクワクもしますし

悩みもします。

でもこれこそリフォームの醍醐味ですよね。

 

ちなみにこちらの家では

珪藻土塗り壁の「はいから小町」やエコカラットのデザイン貼りも採用しますし

お洒落な輸入壁紙も寝室に使う予定です(^^)

 

 

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「2件の見積もりを頼まれてるんだけど、

なかなか手を付けられなくて・・・」

今現場に入っている大工の親方がぼやきました

 

IMG_2753.JPG

 

その気持ち痛いほどわかります。

私自身、あまり見積もりは好きではないんです。

 

誤解のないように言えば、積算スキルは誰にも負けません。

でも、数字を拾ってそれを表現する作業が苦手なんです。

昔ながらにのアナログで、手拾いする作業はとても手間がかかるんです。

 

 

その事を、親方がいい言葉で表現してくれました。

 

「見積もりってのは、頭ん中でゼロから家を作る作業なんだ」

 

「解体して、基礎を作って、建て方して、下地を作って、設備電気を手配して、ユニットバスを入れて、壁紙を張って・・・

工事の間車はどこに駐車できるのか?資材やごみのストックヤードは準備できるのか?

頭ん中で一足先に工事が始まってるんだ。そりゃいろいろ悩むさ。

その点、家を作ったことのない奴は、悩まずに拾い出し出来るんだろうな」

 

「本当にその通りですよね!」

親方の言葉に僕は救われました。完全に共感できました。

 

 

最近の業界の積算作業の流行は何か?

建築の展示会に行くとPCソフトのブースがあって

そこで話を聞いているとビックリします。

 

最近のソフトは本当によく出来ていて

CADで図面を書くだけで3Dパースにしてくれるのはもちろん

構造計算もしてくれる上に

なんと見積もりまで自動でしてくれるんです。

 

デジタルの進化って凄いですよね。

これなら、新人君でもパートのおばちゃんでも

誰でも図面が簡単に描けて、

ちょっとコーヒーを飲んでいる間に見積もりまで出来てしまいます。

 

実に素晴らしい!

ん?本当に素晴らしいのかな?

 

デジタルに頼りすぎてチェックがあいまいになってしまった事件がなかったかな?

プロが見たら直感的に鉄筋の本数が少ないと疑念を抱いたり

筋交いが足りないんじゃないかと疑ったり

アナログで鍛えられた専門家ならピンと感じるものがあるはずです。

 

でも不幸な事に、チェックをすり抜けて家やマンションが建ってしまった事例がありましたよね。

そう、姉歯の物件です。

 

当時、関西の建売物件で構造不足が分かってTVの取材を受けた物件がありました。

筋交いが入っていないにもかかわらず、工事をした大工は

「全く気が付かなかった」

とコメントしていました。

 

いや~、そんな事はないだろう!

知っていながら、気づかないふりをしていたんでしょうね。

全て図面のせい、図面を描いた設計士の責任!

そんな言い逃れプロであったらできませんよね。

 

一見便利な見積もりソフトの事を考えている内に

そんな構造偽装事件を思い出しました。

 

 

見積もりは、

頭ん中で家を作り上げるイメージをどこまでリアルに再現できるかが勝負です。

現場での経験も必要だし、工程管理のセンスも必要です。

 

世の中の流れは、ソフトで積算する方に向かっているようですが

私は従来通り

自分が納得できるアナログな見積もりを続けていこうと思います。

 

そんな訳で、見積もり作業って実は重労働なんです。

だから、当社では「相見積もりをお断り」しているんです。

なんか、長い長い言い訳をしているようなブログになってしまいました、あしからず。

 

 

 

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地震を学ぶ

こんにちは!

東京都江東区のエーゼン大塚建設 スタッフの大塚昌子です。

 

昨日は、あいにくの雨模様・・・ここのところ、お天気が続いていて

建設関係者は、雨が降らなくてありがたかったのですが、

農家にとっては、農作物への影響が出そうだし、今夏は水不足も懸念されてますね・・・。

今年は、空梅雨で夏は気温が上がらないのでは?という予報もでているようです。

 

異常気象とは、30年に一度あるかないかの気象状況を、そう呼ぶんだそうです。

誰の目から見ても、30年に一度の珍しい気象状況が、ほぼ毎年起こっている今日。

素人の私でも「天変地異か?大地震の前触れか?」と考えてしまうわけです。

 

先日、永代のショールームにいらして下さった、一般社団法人 耐震研究会の保坂事務局長に、

「やっぱり、(地震)来るんでしょうかねぇ~?」と、唐突にもお聞きしたところ、

「これだけ、目に見える形で活動の活発化がわかるのですから、間違いなく来ますよ。」

「ですよねぇ~」と私は妙に納得してしまいました。

 

IMG_0786.JPG

 

この日、保坂さんといろいろなお話をさせていただきましたが、

なんと!その翌週に小笠原諸島での、大きな地震が起こりました!wobbly

怖いけど「やっぱりねぇ」と私は、また納得してしまいました。

 

つまり、これから先必ず起こる気象災害や地震災害を気にしないで生活するわけにはいきません。

でも、いざという時に建物が倒壊しないように準備をするとか

住んでいる土地の地形や地質を勉強しておく事で、慌てずに落ち着いて暮らせると思うんです。

 

私も時々、参加する耐震研究会が主催する講演会には

毎回、地質や地形、地殻を専門に研究をされている先生方をお迎えして

一般の私達にも、理解しやすい内容で解説をしてくださいます。

 

(下の写真は、武蔵野学院大学の島村英紀教授が昨年TVに出演されていた画面を撮影したものです。)

一般社団法人 既存建物耐震研究会.png

 

ここでは、地震の起こる理由がわかるので、地震に対する見えない不安も解消できます。

私も、2012年の講演会で島村先生のお話を伺ってそう感じました。

それと同時に、

建物が倒れない=人命を救える!

という考え方も理解できました。

 

こうした、講演会に参加することで、専門家のお話も聞けて

もし既存の住宅に耐震補強が必要であれば、調査から施工までお願いする事ができます。

 

2013051017030000.jpg

 

その一方で建材メーカー主催の耐震フェアへも、時々伺いますが、

そこでは、私の興味を引く講演会はなく、

耐震建材の実験データを見たり、さまざまな耐震のための商品を見せられて

「あれもこれも使わないと大変なことになる」という感覚になります。

果たして根本の不安を解消できているのでしょうか?

せっかく来たのに、より不安に陥ってしまいそう?な印象でした。

 

いつ大きな地震が起こってもおかしくない!と言われている今日。

被害を最小限に食い止めるのは、私達ひとりひとりの備えなんだと思います。

最新の情報を、正しく理解をしておくこと。私も心がけて行こうと思います。

 

既存建物耐震研究会の主催する講演会で、一般の方も参加できるのは、

『木造住宅教室in東京』といって、毎年3月と9月の年2回開催されています。

ご興味のある方は、ホームページで開催日時・場所をチェックしてみてください。

 

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